山田杏奈さん風に近づく【15の髪型実例】シースルーバングの今どきミディ
透明感抜群で可愛らしさの中にも凛とした雰囲気のある女優、山田杏奈さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。柔らかな動きのあるミディアムと愛されボブを集めました!
山田杏奈さん風の髪型って?
山田杏奈さんといえばミディアムが定番です。外ハネやゆるふわにすることが多いです。前髪はシースルーで今っぽく軽やかな印象に。ドラマ「未来への10カウント」では高校生役を演じ、制服に似合うボブが印象的でした。
山田杏奈さん風の定番はシースルーバングの今どき「ミディアム」【9選】
【1】スタイリング楽ちんな暗髪の抜け感ミディ
【how to “ベース&カラー”】
- 鎖骨ラインでワンレングスにカット。トップに軽くレイヤーを入れ、さらにスライドカットで動きと浮遊感を出す。
- 前髪は、目にかかる長さのシースルーに。従来のシースルーバングより多少、量を多めにとるのがポイント。
- カラーは地毛風に5レベルのディープグレージュに。仕事で明るくできない人でも、透明感を出し、品のある仕上がりを叶える。
【how to “スタイリング”】
- ドライ後、ストレートアイロンで毛先を外ハネにして、オイルを馴染ませるだけの楽々ヘア。
- オイルをつける時、オールバックのようにかき上げると、ナチュラルな毛流れが生まれるのでお試しを。ウェットな質感とツヤ感が大切になるため、やや重めのオイルがおすすめ。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】柔らかな束感がポイントの垢抜けミディ
重たい印象になりやすい黒髪ミディアムを、軽やかにあか抜けさせるコツは、前髪や毛先に束感を作ること。毛束の隙間から光が差し込み、表情を明るく見せてくれる。前髪は斜めに流し、清楚な色気を感じさせて。
Point
髪をかきあげる仕草やふとした瞬間に、パラリ。ほつれるように揺れる長めの前髪は、見る人の目に印象的に映り、“忘れられない人”に。毛束が固まりすぎないように、バームなどで柔らかに仕立てて。〈カット〉
長さは鎖骨ラインに設定。DIFINOオリジナルの『アールカット』により、柔らかなワンレンフォルムに。スライドカットで毛量と質感を調整し、前髪は少なめ&長めにカット。
SIDE
BACK
担当サロン:DIFINO aoyama 山口祐亮さん
【3】顔まわりのレイヤーが動きを出してくれる今っぽミディ
【how to“ベース&カラー”】
- カットベースは、鎖骨ラインのボブ。顔まわりのレイヤーをレザーで入れることで、ランダムに動く髪をつくる。ベースの重さとレイヤーの軽さのコントラストが鍵に。
- 前髪は、眉下でライン感を出し、内側にグラデーションを入れる。
- カラーは、8レベルのアッシュベージュに。寒色系でもベージュの透明感があることで、顔をくすませず肌色をキレイに見せてくれる。赤みを抑え、ツヤ感を出すので大人世代におすすめカラー。
【how to“スタイリング”】
- アイロン無しでも可愛く決まる楽々ヘア。髪を乾かしたら、束感とツヤ感を出すバームを、指の間までしっかり伸ばして、手ぐしを通すように馴染ませる。
- 手に残っているもので、前髪を整えたら完成。前髪の束感をつくることで、幼くならず、透け感を演出。
担当サロン:Rougy (ロージ) 江良栞さん
【4】毛先の動きが軽やかなフェミニンミディ
コンサバに落ちつきがちな前髪ありミディアムだけれど、ハイライト入りの後れ毛を作ることであか抜けを成就! さらに、髪のパサつき感や赤みを抑える暗めのカラーを重ねて清潔感もちゃんとキープ。
Point
マスク生活が続く今、ちょっとした変化を求めるなら、顔周りの髪にひと技仕込むのが得策。透明感ある光を帯びた一筋の後れ毛を作ることで、個性とおしゃれさをアピールしながら鮮度をアップ!〈カット〉
トップにレイヤーを入れて動きを出す。こめかみ~もみ上げ部分から幅5mmの毛束を取り、あご下でカット。
〈カラー〉
耳前にハイライトを入れ、ラベンダーとグレーをMIXして全体を染める。
SIDE
BACK
担当サロン:GARDEN Tokyo 鈴木彩乃さん
【5】耳前の短い毛束が魅力のシンプルミディ
好感度や清潔感は欲しいけれど、それだけじゃ物足りない。そんな大人の願望をかなえてくれるのが、耳前で揺れてイヤリングのような華やかさを添える短い毛束。べースがシンプルだからこそ、目を引くスタイルに!
Point
風に吹かれたときやうつむいたときなどに、毛流れの隙間から、短めにカットした毛束がちょろん。 顔周りにこの一筋があるだけで、マンネリになりがちなミディアムヘアも表情豊かに変身!〈カット〉
全体のシルエットは、ワンレングスの切りっ放しラインに。耳前にレイヤーを入れて短い毛束を作る。
〈カラー〉
落ち着いたトーンのアッシュカラーで透明感をアップ。
FRONT
BACK
担当サロン:FILMS新宿店 小俣恭平さん
【6】毛先を軽く外ハネにした洗練ミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨下の長さでカットし、顔まわりにレイヤーを入れる。このレイヤーがおくれ毛となり、こなれた軽い表情をつくりる。
- 前髪は、黒目と黒目の間をシースルーにするのが○。サイドはやや長さと重さを残す。
- カラーリングは、9レベルのオリーブグレージュで寒色系に。日本人特有の赤みを打ち消し、上品な透け感のある色味に仕上げる。
【how to“スタイリング”】
- 32mmのアイロンで中間からアイロンをさらっと通し、毛先を軽く外ハネに。
- 髪全体はストレートタッチに、毛先にカールをつけるのがコツ。おくれ毛と前髪は、ストレートアイロンで軽く内巻きにすると今っぽい浮遊感のある動きに。
- スタイリング剤はスプレーオイルがおすすめ。根元を外して全体的に塗布し、最後に前髪につけたら完成。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 長谷川翼さん
【7】ふわっとカジュアルな大人ミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨ラインでカットし、くびれやすいようにトップにレイヤーをしっかり入れる。
- 前髪は目の上レングスのシースルーに。その後、前髪とサイドをラウンド状につなげてフェイスラインに沿うようにカット。さらに、結んだ時のニュアンスとなる後れ毛をつくる。
- カラーは、7レベルのウォームベージュに。暖色寄りの温かいイメージで、色持ちがいいので抜けやすい人にも。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは32mmのアイロンを使い、外ハネ→レイヤー部分は内巻きワンカール。
- 前髪は毛先だけをゆるめに内巻きに。
- ややウェットに仕上がるシアバターやクリームバターを手に伸ばしたら、髪の内側から塗布。中間~毛先と馴染ませ、最後に前髪につける。
- アレンジや結ぶ時は、スタイリング剤の量はつけ過ぎくらいがおしゃれに仕上がる(前髪は除く)。結んだらトップの髪を指でつまんでルーズ感を出し、柔らかい雰囲気をプラスして。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【8】耳掛けも似合う外ハネミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体の長さを鎖骨下でワンレングスにカット。グラデーションを入れ、ちょっぴりレイヤーも入れる。毛先の重さはとりつつ、全体的にはおさまりのよい重めシルエットに。
- 前髪は眉下でややワイドなシースルーバングにすることで、軽さと顔の表情を明るく見せる効果あり。
- カラーリングは暖色系のショコラベージュをセレクト。程よい赤みがあり、ツヤ感と抜け感のある色味に仕上げる。
【how to“スタイリング”】
- 髪が乾いたら、32mmのアイロンで外ハネにするだけでお洒落になれる優秀デザイン。
- クリームバターを中間~毛先につけ、前髪だけややウェットなシースルーに仕上げる。
- サイドの髪を耳にかけたら、耳うしろの髪を指でほぐすように広げ、トップは指でつまんで根元を立ち上げふわっとした動きをつけたら完成。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【9】無造作感がおしゃれなパーマミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨下のレングスでやや前上がりにベースをカットし、トップにレイヤーを入れる。レイヤーによる髪の重なりで動きのある表情に。
- 前髪は眉にかかる長さでシースルーにする。さらに、頬にかかる髪をつくることで小顔効果も。
- カラーは、赤みを打ち消す9レベルのオリーブアッシュをチョイス。透明感があり、涼しげな印象に仕上げる。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマの場合、20~23mmのロッドを使い、アンダーを外ハネに、表面を内巻きにワンカール巻きます。顔まわりはピンパーマで優しいニュアンスに。
- スタイリングは、8割ほど乾かした後にオイルか、バームをくしゅっと揉み込んだら完成。
担当サロン:MINX 銀座二丁目店 小嶌夏海さん
ドラマ「未来への10カウント風」学生にもおすすめなボブ【6選】
【1】輪郭カバーが叶う内巻きミディ
スタイルのポイント
- ストレートアイロンで軽く内巻きにすると、輪郭に沿って髪がカバーしてくれるため小顔効果抜群
- バーム系スタイリング剤を全体に馴染ませ、手に残ったスタイリング剤で前髪を整えると束感が出てオススメ
前髪カットのポイント
- 小顔効果のため前髪は頬骨に落ちるようにサイドバングを作る
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上 晃輔さん
【2】地毛にもおすすめなナチュラル系美人ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あごラインでベースをカット。毛先がハネないように、イングラデーションを少し入れて、髪が顔に沿うように自然な丸みを持たせる。
- 前髪は目元の上くらいの長さで、重くならないように透け感を。
- カラーは7レベルのアッシュブラウンをチョイス。地毛っぽく見せてくれるカラーなので、自然体な印象で透明感を与えてくれる。
【how to“スタイリング”】
- 3cmのストレートアイロンで軽く毛先を内巻きにする。巻きすぎると横に広がってしまうので、顔に沿うスタイルを残すため、さらっと通す程度で。前髪も同様に。アイロンを使うことでツヤがアップし、よりキレイな髪に見せてくれる。
- 仕上げのオイルはあまりつけすぎないように、毛先や前髪に指先で塗布。全体に“ささっと”と仕上げるのが、ナチュラルさを演出するポイント。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 櫻田亜弓さん
【3】目力アップも叶うモテボブ
スタイルのポイント
- 顎から顎下の長さで前下がりにカットすることで引き締め効果で小顔に
- 段差を入れすぎると丸顔を強調してしまうので注意してカット
前髪カットのポイント
- 軽すぎず、重すぎずを意識してカット
- ぱっつん前髪にすることで目力アップ&視線をずらす
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴァ) 金井 瑛大さん
【4】フェミニンなふんわりロブ
【how to ベース&カラー】
- 肩につくくらいの長さでワンレングスにカット。重さを残しながら表面にレイヤーを入れて動きをプラス。
- 前髪は巻いた時に目にかからない長さでカットし、シースルーでもあえて“ぱっつん”とラインを出して目元を強調。
- カラーは赤みを打ち消すブルージュに。抜け感や透明感が欲しい人におすすめの色味。
【how to スタイリング】
- ドライ後、32mmのアイロンで全体を内巻きにワンカール、レイヤーに合わせて巻く。
- スタイリング剤はツヤ感があり、ややセット力のあるスプレーオイルがおすすめ。表面にしっかりツヤが出て、束感や動きをつくれるのでおしゃれなスタイルに。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん
【5】制服に似合う可愛らしいツヤボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを肩下のワンレングスでカット。内巻きになりやすいようインサイドにグラデーションを入れる。
- 前髪は眉にかかる程度のレングスに。サイドとマッシュラインでつなげているので、耳かけをした時も顔まわりが可愛くキマる。
- カラーは、柔らかい印象の7レベルのアッシュブラウンに。赤みを抑えつつ、ツヤ感をもたらす色味。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- ボブの鉄則はストレートタッチに仕上げることなので、トリートメント効果に優れたストレートパーマがおすすめ。広がりを抑えるナチュラルな仕上がりで、手触りもアップする。ストレートをかけていれば、スタイリングはドライヤーで乾かすだけでOK。気になる人は前髪だけストレートアイロンを通しても。
- ストパーなしなら、ストレートアイロンでワンカールになるよう軽く通す。
- どちらもオイルを毛先→前髪と塗布し、最後に表面をなでるようにツヤ感を出します。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 丸山成穂さん
【6】流しシースルーのエアリーロブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体はぷつっとしたライン感のあるワンレングスにカット。表面に低めにレイヤーを入れてふわっとした動きを出しやすくする。
- 前髪はシースルーにカットしますが、流しバングもできるよう毛量の梳き方テクニックで調整。
- カラーリングは、ツヤ感のあるショコラベージュに。赤みのある色味なので、色補整をして退色してもキレイな色味が持続。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- プリカールという根元のパーマをかける。太めのロッドを6本ほど根元に巻き、ふんわりとした髪の動きに。
- 仕上げは32mmのアイロンで外ハネにした後、トップの髪を内巻きにするだけの簡単ヘア。
- クリームバターを中間から毛先になじませたら完成です。セミウェトな質感にするとオシャレ感がアップするので、髪質によっては少しだけセット剤を多くするのがおすすめ。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。