失敗しない、短髪のヘアセットのやり方【実例18】

可愛くもかっこよくもなれる短髪。基本のセット方法や簡単にできるやり方を掲載。ヘアアイテム別にスタイルする方法も『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
簡単!短髪さんの基本ヘアセットのやり方
\How to/
【STEP1】
ワックスをひとすくいして指の間にまでしっかり!
【STEP2】
下から手を入れ、毛先をくしゃっと握るようにしてもみ込む。表面より内側につくように。
【STEP3】
バランスを見ながら、ボリュームが欲しい部分の表面の毛束をつまみ、束感を出しつつ整形。
「ワックス」を使ったスタイリング【3選】
【1】全方向美人シルエットの大人ショート
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 髪を乾かしたら、クリームタイプのワックスとオイルを同量混ぜます。
- 手ぐしを通すように全体に馴染ませたら完成。
- 直毛の人は、柔らかいニュアンスが出しやすくなるのでゆるめのパーマが◯。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】丸みショートで軽さと抜け感のふんわりスタイル
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、髪を真上に持ち上げてワンカール巻きます。もみあげもワンカール。
- スタイリング剤は、軟毛さんは軽めのオイル+ワックスを、髪が乾燥しやすい人はオイルがおすすめ。
- 内側からしっかりつけて、クシュっと揉み込むように馴染ませます。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 杉本佳恋さん
【3】大人ウルフのハイトーンでお洒落上級者
【how to“スタイリング”】
- 濡れた状態からトリートメントオイルを少量つけ、ドライヤーで乾かします。
- 26.5ミリのカールアイロンで、毛先だけを軽く巻き、トップは軽くふんわりさせて最後に艶のあるワックスを、少量揉み込みます。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
「バーム」を使ったスタイリング【3選】
【1】センター分けショートにバームでウェット感
【how to“スタイリング”】
- 全体を少し引っ張りながら、生え癖もきちんと伸びるように乾かしたら、ストレートアイロンで、軽く表面に艶を出した後、ブリーチをしているのでオイルをつけるとパサつきが抑えられるので、まずは全体になじませます。
- そのあと、バームを重ねて馴染ませるとウェット感がキープされます。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【2】空気を含んだふわっと感丸みシルエット
【how to“スタイリング”】
- ナチュラルなふんわり感を出すため、前髪とトップはマジックカーラーで巻いておく。顔まわりの毛先を外ハネに、そのほかは軽く内巻き1カールに。
- スタイリング剤はツヤ感のあるバームをチョイス。空気を含んだようにふわっと動きをつけるとおしゃれになるので、下から上にかき上げながら塗布。襟足は浮かないようにしっかりめに。前髪の束感を整えたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 佐伯美祐さん
【3】計算した耳かけスタイルで大人抜け感
【how to“スタイリング”】
- バーム(オイル系ワックス)で少しホールド感のあるタイプをチョイス。サイド、バック内側、襟足の順につけていき、手に残ったバームでトップ、前髪をつけていく。トップと前髪につけすぎてしまうと、せっかくの立体感がつぶれてしまうので注意!
- 耳掛けスタイルは、もみあげを気持ち外して耳にかけずと落とすと、一層しゃれ感が増す。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 秋山智彦さん
「オイル」を使ったスタイリング【3選】
【1】ハイトーンカラーにオイルを馴染ませたスタイル
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで全体に熱を通し、カールをつけ過ぎないストレートスタイルに仕上げました!
- 前髪と繋がるお顔周りは、あえて耳掛けせず、カットラインを見せたスタイリングでお洒落見え◎。
- 明るめカラーはパサついても見えやすいので、スタイリングオイルは必須!全体にたっぷり馴染ませたら完成です。
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
【2】オイルで広がりを押さえたストレートヘア
【how to“パーマ&スタイリング”】
- ストレートアイロンをおさまりがよくなるよう、やや内巻きに通します。
- 広がりをおさえるしっとりタイプのオイルを手に取り、全体に馴染ませたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 楠瀬有香さん
【3】ハイカラーの360度可愛いショート
【how to“スタイリング”】
- トップはふんわりさせたいので、地肌をこするようにドライヤーの風を当て、襟足はタイトに乾かす。
- 乾いたらストレートアイロンで毛先を流すように内巻きに。ボリュームが出ない方がかっこいいので、毛先のみでOK。
- スタイリング剤は、オイルを毛先に塗布したら指で後ろに流しながらおさえる。耳にかけるとパラっと前髪が落ちることで顔型補正をしつつ、ひし形の美シルエットに。
担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 英太さん
「前髪」を立ち上げるスタイリング【3選】
【1】ふんわり浮かせた前髪と外ハネスタイル
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず前髪の毛穴を起こすように乾かし毛流れを浮き立たせます。
- この時は手櫛でざっくりで大丈夫です。最後に毛先をアイロンで少し外ハネにします。
- トリートメントバームをつければ、ウェット感も毛流れも強調できるのでおすすめです。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
【2】色っぽさとクールさを入れたハンサムショート
【how to“スタイリング”】
- 根元の立ち上がりがつくようにドライヤーで乾かした後、ストレートアイロンを毛先中心にプレス。丸みがつくと可愛くなるので、さらっと通すイメージで。
- スタイリング剤はツヤ感重視で、シアバターをセレクト。全体になじませてから、オールバックにかき上げながら顔まわりにも塗布。
- 最後にトップが潰れないよう、部分的につまんでルーズな動きを出す。キープ力が欲しい場合、ハードスプレーシュッとひと吹きして。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 野沢伯行さん
【3】1分で簡単!ふんわりハンドブロースタイル
\How to/
STEP1:前髪を水スプレーで軽く湿らせる
「髪のクセは乾く瞬間につきやすいので、一度前髪を湿らせます。霧吹きを使って根元からまんべんなく湿らせるのがコツ」(藤原さん・以下「」内同)
STEP2:根元にドライヤーの温風を当てる
「片手で前髪をかき上げて、前髪の根元にドライヤーの温風を当てます。根元がしっかり乾き、毛先に湿り気が残る程度でストップ」
STEP3:中間~毛先に温風を当てる
「中間~毛先はタイトに抑えたいので、根元の立ち上がりをつぶさないように額に沿わせ、乾くまで温風を当てます」
STEP4:オイルをなじませる
「手のひらに100円硬貨大程度のオイルを出します(ポンプの場合は半プッシュ)。両手にしっかり広げてから、髪をかき上げるようにしてオイルをなじませて、毛束感とまとまりを。猫っ毛の場合、オイルの量が多すぎると、余計にペッタリしてしまうので量には注意が必要です」
完成!
\使用アイテム/
ナプラ N. ポリッシュオイル
価格 | 容量 |
---|---|
¥3,740 | 150ml |
「天然由来成分のみでできた髪にも頭皮にも優しいオイル。ウエット感と毛束感を出しながら、まとまりのある質感に」
「パーマあり」のスタイリング【3選】
【1】緩めワンカールのショートスタイル
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは、23〜27mmのロッドを使い、ワンカールの緩めにかけます。
- スタイリングは、ドライ後、バーム系のワックスをクシュっと揉み込むだけ。簡単でお洒落にキマります。
- スタイリング剤は、ややセット力があるタイプを選んで。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん
【2】デジタルパーマの外ハネショート
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは、16〜20mmのロッドで平巻きのデジタルパーマをかけます。ワンカールパーマなので、髪が広がりやすい人も。
- ノンパーマなら、26mmのカールアイロンで内巻きにワンカール巻きます。
- どちらの場合も、ワックスを馴染ませる時に、外ハネにしながら動きを出します。最後に手に残ったものを前髪の毛先につけたら完成です。
担当サロン:Rougy(ロージ) 大石沙季さん
【3】えり足スッキリで平巻きスタイル
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは、髪の長さに応じて12〜20mmのロッドで平巻きに。
- スタイリングは、ドライな状態に(ややウェットな状態でもOK)、クリームワックスをなじませ耳に軽くかけるだけ!
- セット剤は、ややスタイリング力があるタイプを選んで。
担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん
「アイロン」を使ったスタイリング【3選】
【1】ストレートアイロンでお洒落ボブスタイル
【how to“パーマ&スタイリング”】
- ストレートアイロンで大きく円を描きながら、緩やかなカールを出すだけの簡単ヘア。
- 軽めのオイルを中間から毛先の内側になじませて、最後、手に残ってものを前髪につけたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデン ヨコハマ) 豊田楓さん
【2】外ハネと丸みヘアで美人ショート
【how to“スタイリング”】
- もみあげ、後ろの毛先を何ヶ所か、つまんでストレートアイロンで外ハネに。
- 表面は内巻きにふんわりとワンカールし、ショートヘアでもくびれシルエットの完成!
- 毛先にバームを揉み込み、ゆるっと動く毛先が可愛いショートボブスタイルの完成。
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
【3】ワックスとアイロンを使って外国人風スタイル
\How to/
STEP1:トップに空気感を出す
「髪を真上に引き出したトップの毛の根元横に140度ほどに温めた32mmのアイロンをオン。その上に引き出した毛束をのせて、3秒ほど置くと、根元がふんわりと立ち上がりエアリーに」(藤原さん・以下「」内同)
STEP2:顔まわりの毛先を外ハネに
「顔まわりの髪の毛先から5cmの部分をランダムに挟み、毛先を外ハネに。前髪はストレートのまま残しておくほうがバランスよく決まります」
STEP3:バックの毛先も外ハネに
「STEP2同様にバックの毛先から5cmの部分をランダムにアイロンで挟み、軽く外ハネに。こちらも、部分的にハネ感を出すことが垢抜けの秘訣」
STEP4:ワックスを全体的にもみ込む
「大豆ひと粒分のワックスを、両手によく伸ばしてから髪にオン。無造作に髪を握るようにして揉み込むとフワクシュな質感に」
完成!
トップのエアリー感と、毛先のランダムなハネ感がキュートな外国人風フワクシュスタイルの完成!ストレートな毛束を残すことがこなれて見える秘訣です。
※一部サロン専売品が含まれます。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。