ヘアスタイル・髪型
2023.6.28

セルフで、前髪をすく!【実例解説】人気シースルーバングの作り方

透け感が可愛いシースルーバング。セルフで前髪をすく方法や切り方を掲載。おすすめの髪型も長さ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

前髪の切り方【5ステップ】

kumu代表

松浦布右真さん

用意するもの

  • ケープ
  • ハサミ
  • スプレー水
  • コーム
  • ドライヤー

【BEFORE】

STEP1:スプレー水で根元から濡らす

前髪を根元から濡らす。指先を湿らせて擦るだけでもOK。

STEP2:ドライヤーとコームで水分を飛ばす

ドライヤーを当てながら指で擦るorコームで左右に前髪を揺らし水分を飛ばす。両側にしっかり振ることがポイント。

STEP3:真ん中から切る

前髪を3分割にして真ん中からカット。髪を持つ指とハサミが地面と並行になるよう意識する事がポイント。

STEP4:両サイドを切る

両サイドの髪の毛をカット。この時に真ん中よりも外側が2から3mm長くなるくらいに少しハの字の向きに切ることを意識すると、小顔効果と失敗防止になります!

STEP5:バランスを見て切る

顔にハサミを押し当てて4から5回に分けてちょっとずつガタがついてる部分をカット。押し当てる事でハサミが安定して真っ直ぐ切れます!前髪を巻く方は巻いてからこの工程をすると、切りすぎも防止できます。

完成!
気分でオイルをつけてあげると束感ができてシースルー感もUPします!生え癖を直してから切る事が大事なのでポイントを押さえて切ってみてください。

 

「ショート」が似合うシースルーバングスタイル【2選】

【1】2wayシースルーの動きあるショート

Point

長めのシースルーバングで、分けても降ろしても楽しめる2wayバング。


【how to“ベース&カラー”】
輪郭が綺麗に見えるリップラインで長さを設定。バックも段差をつけ過ぎないショートでアレンジがしやすいスタイルに。カラーは12トーンの肌馴染み良い、ベージュカラーで透明感をプラスして、より柔らかい大人女性らしいスタイルに仕上げました◎。


【how to“スタイリング”】
もみあげ、後ろの毛先を何ヶ所か、つまんでストレートアイロンで外ハネに。表面は内巻きにふんわりとワンカールし、ショートヘアでもくびれシルエットの完成!毛先にバームを揉み込み、ゆるっと動く毛先が可愛いショートボブスタイルの完成。

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ)  森谷やよいさん

 

【2】軽め前髪の暗髪ショート

Point

目にかかる長さにカットした長めの前髪に。下ろしても流してもOKにしたいので長めに。シースルーも楽しみたいので前髪は軽めに。少しだけ前髪の幅は広くして似合わせる。


【how to”スタイリング”】
丸みのあるショートヘア。前髪に少しカールをつけて毛流れを作り、セミウェットのスタイリング剤をよく馴染ませる。コームで梳かしてツヤを出す。襟足はタイトにして耳かけして、耳後ろの髪を少し出してボリューム感を出して完成。

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ)  森谷やよいさん

 

「ボブ」が似合うシースルーバングスタイル【4選】

【1】目上のシースルーとひし形ボブ

Point

前髪は、目上の長さでシースルーに。


【how to“ベース&カラー”】
カットは、鎖骨上のボブがベース。レイヤーは、角を取る程度で軽く入れ、ひし形バランスを作りやすくします。

カラーは、6レベルのアッシュをセレクト。暗めのブラウンなので、色持ちがよくアッシュ系でもくすみ知らず。特にブルベさんにおすすめで、美白見せも叶えます。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を外ハネにしてから、顔まわりのみ中間を内巻きにしてウェーブ巻きを作るのがポイント。前髪は、軽く通す程度でOK。少し多めのヘアオイルを毛先中心になじませ、前髪はシースルー感が出るように整えます。

担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクス シブヤスマートサロン)  岩谷流星さん

 

【2】ぱつっと感のあるシースルーバングボブ

Point

前髪は、少し幅広のぱつっと感のあるシースルーに。


【how to“ベース&カラー”】
カットは、あご下5cmの長さに。前下がりにすることで、毛先のボリューム感をおさえることができ、すっきりとした印象を与えます。

カラーは、10レベルのミルクティーベージュをセレクト。明るめながら、上品なイメージで、透明感、柔らか見せも抜群なカラーです。


【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、毛先を外ハネにワンカール。スタイリングのコツは、もみあげからバームワックスをなじませること。立ち上がりがつきやすくなり、キレイなシルエットをつくりやすくなります。その後、毛先、表面と塗布したら完成です。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ)  清水豊さん

 

【3】メリハリのある前髪のツヤ感ボブ

Point

前髪はシースルーにカットします。全体は重め、前髪は抜け感をつくることでメリハリのあるスタイルを実現。


【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、えり足ギリギリのワンレンミニボブに。顔まわりにレイヤーを入れます。

カラーは、5レベルのブルーブラックをセレクト。ダークカラーでお洒落に差をつけつつ、ツヤ感UPも狙えます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンor26mmのコテで、毛先を外ハネに。首に沿うようにするとおさまりがよくグッド。前髪レイヤー(=サイドバング)の部分は、後ろに流すように動きをつけることで、前髪とのつなぎ目がパカッと割れず、顔幅を狭く見せることができます。

スタイリング剤は、バームとオイルをMIXしたものを全体になじませます。ウェットな質感で、ツヤ感と束感を出したら完成です。

担当サロン:S.HAIR SALON(エスヘアサロン)  蒼さん

 

【4】かきあげスタイルもできるシースルーボブ

Point

前髪は2wayバングで眉下でカットし、かきあげも楽しめるシースルーバングに。


【how to”カット&カラー”】
カットは、顎下ラインでワンレンにカット。表面にローレイヤーを入れ、フレッシュかつ大人可愛い仕上がりに。

カラーは冬にオススメのブリーチなしでも出来る8トーンのネイビーブルージュ。ネイビーブルージュはベースがブリーチ毛でも仕上がりは比較的暗髪なので、肌とのコントラストができ、肌を綺麗に見せ、美白効果もあり透き通るような肌を演出します。染料も濃いめなので色落ちもしにくく、ネイビー×ブルー×ベージュをミックスしているので色落ちをしていくと、どんどんベージュ色が強くなり、2度カラーを楽しむことができます。

【how to”スタイリング”】
26ミリのコテで毛先を外ハネにし、表面のレイヤーを入れている部分だけ内巻きにし、くびれヘアを意識。スタイリング剤はオイルを毛先中心につけます。耳かけをするとパッと明るい印象に。耳元に大きなアクセサリーを持ってくるとより華やかになります。

担当サロン:LallYou(ラルユー)錦糸町店

 

「ミディアム」が似合うシースルーバングスタイル【2選】

【1】長め前髪で2wayミディ

Point

前髪は長めのシースルーバングで2way楽しめます。


【how to”カット&カラー”】
毛先重めのレイヤーカットで今っぽいスタイルに。顔まわりも流れやすいようにレイヤーを入れているのでスタイリングも簡単に出来ます。

6トーンのダークブラウンで艶のあるヘアに。暗い色は伸びてきても根元が気にならないのがうれしいポイント。

【how to”スタイリング”】
38ミリのコテで毛先に外ハネにして、表面を内巻きワンカールに。顔まわりはリバースに巻きます最後にミルクをサラリとつければ完成。

担当サロン:ciel(シエル)  sanaさん

 

【2】毛先を巻いたシースルー小顔ミディ

Point

シースルーバングにするために奥行きを狭く取り、巻いて目にかかる程度の長さにカットします。


【how to“ベース&カラー”】
ベースは重みを残すように鎖骨下くらいでワンレングスにカット。顔まわりと表面にレイヤーをたっぷり入れます。

カラーリングは暗めでも透明感のある7レベルのブランジュに。ブランジュはブラウン+グレージュでツヤ感があり、色持ちのいいカラーとなります。


【how to“スタイリング”】
ドライ後、前髪はマジックカラーで巻いておきます。32mmのアイロンで全体を外ハネにしてから、表面は内巻きにワンカール。スタイリング剤はヘアオイルを毛先中心に均一となるように揉み込みます。この時、つけ過ぎに注意!手に残ったオイルで、顔まわりと前髪の束感を丁ねいにつくるのがシャレ感アップのポイントに。束感が髪の動きを演出し、ひし形シルエットに整えることで小顔見せにも。

担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン)  森紫織さん

 

「セミロング~ロング」が似合うシースルーバングスタイル【5選】

【1】大人っぽい透け感セミロング

Point

透け感のある前髪と、外に流れるサイドバングのバランスがGOOD。前髪をストレートアイロンで内巻きにし、前髪の両端の長い部分は毛先を外ハネに。最後にサラリと整えて。

担当サロン:K-two GINZA 谷口翠彩さん

 

【2】顔周りに続くシースルーセミロング

Point

前髪は顔周りに続くシースルーバングを薄めに入れて、サイドにかき分けても、前に流してもOKなダブルバングにしています。


【how to“ベース&カラー”】
顔周りにレイヤーと切りっぱなしで表面にもレイヤーを入れています。

カラーは8トーンのブラウンベージュで秋冬におすすめの落ち着きカラーに。透明感のある柔らかい大人の雰囲気漂う色になります。


【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで波巻きして顔周りは外巻きに。毛先は外ハネにしています。スタイリング剤はスプレーでふんわり仕上げてバームで質感調整するだけで完成です。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  橋本和佳奈さん

 

【3】長めの斜めシースルーのふんわりロング

Point

前髪は薄すぎないシースルーバング。重くせず長めの斜め前髪で大人っぽさアップしています。


【how to”カット&カラー”】
骨格、レングスに合わせて、くびれやすいレイヤーカットで軽やかな質感と毛先は少し重めにチョップカットで透け感を少し出しています。

ブリーチ無しで柔らかい12トーンアッシュベージュは、軽やかな質感と透け感を楽しみたい方オススメです。柔らかい質感の毛流れと色味で可愛く上品に仕上げます。ブリーチ無しのダブルケアカラー で徐々に柔らかい色味にもするのも◎。

【how to”スタイリング”】
32ミリのアイロンを使って外ハネにしたあと、フェイスレイヤーをいれてる顔まわりをリバースに巻くと、トレンドをおさえた上品なくびれヘアに仕上がります。

【4】ぱっつんシースルーで大人っぽいロング

Point

前髪は薄すめのシースルーバングと顔周りをリバースする事で大人っぽさがでます。


【how to”カット&カラー”】
毛量が少し多めのモデルさんなので、レイヤーカットで軽さを出しています。毛先はチョップカットで透け感を少し出しています。

ブリーチ無しで柔らかい12トーンのオリーブベージュ!落ち着きのある色味で大人っぽく見えます。赤みを抑えて透け感と艶感を楽しみたい方オススメです。

【how to”スタイリング”】
32ミリのアイロンを使ってくびれ巻きに。頬骨辺りのカールを強めにすることで流行りの韓国風になります。

【5】流しシースルーが可愛いロング

Point

前髪は流しても可愛いシースルーバング、そのまま頬骨にかかる髪に繋がるようにしているので、横にまとめておでこ出しも可能。流してお姉さん風、おでこを出して大人っぽくと楽しめます。


【how to”カット&カラー”】
このモデルさんも毛量が多めなのでたっぷりレイヤーを入れて動きが出るようにしています。

12トーンアッシュブラウンは柔らかさが出るので、毛量の多い方にもおすすめ。

【how to”スタイリング”】
32mmのコテでMIXに巻きに。頬がぷっくりしているので、軽く髪を隠して小顔効果も◎。

担当サロン:ciel(シエル)  中園祥吾さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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