短めボブの簡単アレンジ!ボブをこなれ感ある“ひとつ結び”にする方法【髪コンプレックス解消vol.36】
美容のプロの方々に、自分の髪悩みの解消法を教えてもらう連載「賢人の髪コンプレックス解消ファイル」。
前回は、多くの女性誌や広告などでも活躍中のヘア&メイクアップアーティストGeorge(ジョージ)さんに、無造作感が長時間くずれにくいボブスタイルを教えてもらいました。今回は、簡単アレンジのひとつとして、短めボブでもひとつ結びをこなれて見せる、Georgeさんのテクをご紹介します。
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今回の賢人のお悩みは…短めボブでもニュアンスのあるひとつ結びにしたい
今回の賢人File
ヘア&メイクアップアーティストGeorgeさん
Age 36歳
髪質 ストレートで量が多い
髪型 ボブ
ヘアカラー あり
パーマ あり
髪コンプレックス 髪が細いのでカラーが褪色しやすく、毛先が乾燥しがち。前髪に浮きクセがある
ボブのシンプルひとつ結びはニュアンス命!2種のワックスで質感を“仕込む”
STEP1. 全体にワックスをもみこむ
「ボブヘアのシンプルなひとつ結びこそ、質感が仕上がりを左右します。私は猫毛で束感が出にくいので、固めのエマルジョンワックスと、ウェットヘアに最適なジェルワックスの2品を混ぜて使用します」
Georgeさんが愛用しているのは、固めのエマルジョンワックスと、ウェットヘアに最適なジェルワックスの2品! 髪の毛をタオルドライする時のような要領で、ワシャワシャ~ッと思い切りもみこむようにつけていきます。
☆各製品の詳細と混ぜ方のコツは前回の記事vol.35でチェック>>https://www.biteki.com/hair/trouble/303395
STEP2. 手ぐしでざっくりとまとめる
顔周りの毛を残して、手ぐしでひとまとめに。
「ボブのひとつ結びをこなれてみせるには、表面に繊細な毛束感が欲しい。コームは使わずに、手ぐしでざっくりまとめるのがコツです」
STEP3. 細いゴムで結び、軽くバランスを整える
横からみるとこんな感じ。
「アレンジに表情をプラスするため、顔周り、こめかみの髪は少し残します。サイドと襟足の髪はキュッとタイトに。トップは軽くつまんでふんわり感を出します」
STEP4. 両手5本の指を使って髪をグッと前に押し出す
GeorgeさんのテクニックでいちばんのポイントとなるSTEPがココ!
「トップからハチ周りにかけて、両手の5本指でグッと頭皮を前に押し出すようにします。こうすると簡単に毛流れに凹凸が生まれて、自然な立体感のあるひとつ結びになります」
完成!
ボブヘアをパパッとひとつ結んだような、さりげないのに、こなれているヘアアレンジが完成。
「最後に少量のワックスを顔周りの髪になじませて、程よくウェットな毛束感を演出。短めボブでもニュアンスのあるひとつ結びになりますよ!」
*商品の価格はすべて税抜です。
構成/野村サチコ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。