流行の暗髪がただの茶髪に…「カラーリング後にやりがち」なNG習慣
現在、流行中のヘアカラーといえば、暗めの上品なカラー。さっそく暗髪にチェンジしたという声もよく耳にします。ところが、サロンでの仕上がりには満足をしたのに、「あっという間に色のニュアンスが消えてしまった……」という、残念な経験をしたことがある方もいるのでは?
もしかしたらそれ、カラーリング後にやりがちなNG習慣のせいかもしれません!
■1:カラーリング当日のシャンプー
ヘアカラーの色素が定着するのには、1日以上かかります。カラーリング当日にシャンプーをすると退色を早めることになるので、翌日まで控えましょう。
■2:洗浄力の強いシャンプーの使用
毎日のシャンプーで、ヘアカラーは徐々に退色していきます。特に、ラウレス硫酸やラウリル硫酸の入ったシャンプーは、洗浄力が強いので要注意! 弱酸性の洗浄力が優しいシャンプーを使うようにしましょう。
また、ヘアスプレーやワックスなどのスタイリング剤を使うと、それを落とすためにシャンプーの回数が増えてしまいます。スタイリング剤は控えめにしましょう。
■3:ドライヤーの温風や熱すぎるシャワー
ドライヤーの温風に長時間あたることも、退色の原因になります。シャンプー後は、吸水性の高いタオルで髪の水分を拭き取り、ドライヤーをあてて8割程度乾いたら冷風に切り替えましょう。
熱すぎるシャワーもよくないので、温度にも注意してください。
■4:紫外線対策をしない
長時間紫外線にあたるとキューティクルがダメージをうけ、髪の中に定着した染料の分解が高まります。髪の紫外線対策もしっかりと行いましょう。
■5:海やプールに入る
プールは、塩素が染料を分解してしまいます。一方、海ではアルカリ性の海水に浸かることでキューティクルが開き、髪の中のタンパク質と一緒に染料も流れ出てしまいます。美しいヘアカラーをキープしたい方は、プールや海に髪をつけないように気を付けましょう。
せっかく暗色にしたのに、すぐに色落ちしてしまっては意味がないですよね。上記のNG習慣を避けて、お気に入りのヘアカラーを1日でも長持ちさせましょう。
初出:美レンジャー ライター:高木沙織
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