お悩み別ケア
2016.9.22

知ってた?プルプル肌の美女が「化粧水を最初につけるところ」って…

化粧水をつけるとき、顔のどの部分からつけていますか? 「あまり意識したことがない」、「なんとなく頬や額からつけている」という人も多いかと思いますが、実は乾燥や小じわが気になる人は、化粧水を“どこからつけるか”も意識したいところ。

そこで今回は、エステ講師の経験を持つ筆者が、しっかりと保湿するために知っておくと得をするスキンケアのポイントをご紹介します。

 

■化粧水は“乾燥が気になる部分”からつけるのがオススメ

最近はエアコンの影響で肌の内側が、年中乾燥しているという女性は少なくありません。肌が乾燥するとくすみ、小じわ、たるみ、吹き出物といった肌トラブルの原因に。また、夏の間に紫外線のダメージを受けた今の時期こそ、肌の保湿に力を入れたいところ。

まず意識したいのが、化粧水をなじませるときに「顔のどの部分からつけるか」ということ。化粧水は乾燥が気になる部分や、乾燥による小じわやたるみが気になる部分からのせるのがポイントです。特にコットンを使用するときは、コットンに化粧水がたっぷりと含まれている状態のときに、1番気になっている部分をパッティングすることが大切です。

逆に最後にパッティングすると、保湿しているつもりがコットンに化粧水があまり含まれておらず、保湿できていなかった……なんてことにもなりかねません。コットンに限らず、手を使用する場合も、乾燥や小じわが気になっている部分から化粧水をなじませるのがおすすめです。

 

■コットンor 手…どちらの方が化粧水のなじみがいいの?

化粧水をなじませるとき、“コットンを使用する”のと“手を使用する”のとではどちらの方が肌なじみが良いか疑問に思ったことがある人も多いかと思います。実はこの疑問に関しては、「どちらも良い」というのが正直な回答です。コットンを使用しても手でなじませても、肌になじむ分量にそこまで大きな差はありません。

ただし、それぞれ化粧水をなじませるときのメリットと注意点が存在します。

<コットンの場合>

肌に化粧水を均一になじませやすいというメリットがあり、衛生面を重視する人にもオススメ。しかし、力を入れてパッティングし過ぎると肌表面に細かな傷がつき、肌が乾燥する原因になることも。コットンを使用する場合はパンパンとパッティングするのではなく、化粧水をたっぷりと含ませて優しく肌になじませるようにすることが大切です。

<手の場合>

手はコットンよりも肌への刺激が少なく、手の温度により化粧水がよりなじみやすいというメリットがあります。しかし、手でなじませると化粧水がついている部分とあまりついていない部分とムラができてしまうことも。また、手には雑菌がついていることも多いため、スキンケア前は手もキレイに洗うことが大切です。コットン同様、パンパンと肌をたたくのではなく、優しくなじませることが大切。

このように“コットン”と“手”、どちらもメリット・デメリットが存在します。どちらを使うかよりも、どのようになじませるかを意識して、スキンケアすることが重要です。

 

■化粧水をしっかりとなじませるポイント

化粧水をしっかりとなじませるためには、以下の点にも意識したいところです。

(1)洗顔後すぐに保湿する

「洗顔後は3分以内に化粧水をつける!」という3分ルールを耳にしたことがある人も多いかと思いますが、3分と言わず、1分、30秒、できるだけ洗顔後すぐに化粧水をなじませるのがポイント。そのため、化粧水は洗面台の近くに置いておくとすぐに使えるので便利です。

(2)化粧水は冷やさない・常温で使用する

夏は肌をシャキッとさせたいという理由で、化粧水を冷蔵庫に入れて冷やして使う人も少なくありません。しかしこれはNG。化粧水は冷やすことを想定して作られていないため、温度が極端に下がることで成分が変化してしまったり、効果が期待できなくなったりしてしまうことも。

また、冷たい化粧水を肌にのせることで、血行が悪くなり、肌なじみも悪くなってしまいます。化粧水は冷やさずに常温で使用することが大切です。

(3)適量を守る

高い効果が期待できると噂の高価な化粧水を使ったとしても、少量をチビチビと使っていてはしっかり保湿できません。パッケージに記載されている目安の使用量を守って使用することが大切です。

(4)仕上げにハンドプレスをする

化粧水をなじませたら、最後に両手の平で優しく顔を覆い、肌を手の温度でじんわりと温めます。この一手間で化粧水のなじみが良くなります。

 

以上、しっかりと保湿するためのスキンケアのポイントをご紹介しました。今日から是非、実践してみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:玉村麻衣子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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