30歳以降は美容液は必須ってホント? 真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】
日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“スキンケアとメイク”について。30歳以降は、美容液は必須って…ウソ? ホント? ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんにお答えいただきます。
Q:30歳以降は美容液は必須ってホント?
30歳を過ぎて、少しずつエイジングサインが気になり始めたという人も少なくないはず。そこで見直したいのがスキンケア。巷では、30歳以降は美容液は必須説もありますが、本当なのでしょうか。さっそく、この疑問をヘア&メイクアップアーティストの長井さんにぶつけてみました! 果たして答えは…?
A:ホント
「基本の化粧水と乳液だけのお手入れだけでは、しみやシワなどのエイジングサインをケアするのに追いつかなくなってきます。例えるならば、化粧水と乳液のベーシックケアはご飯とお味噌汁。スペシャルケアの美容液は“おかず”です。肌を慈しむためにもぜひ投入を」(長井さん・以下「」内同)
Point
◆化粧水と乳液だけの基本的なお手入れだけでは、しみやシワなどのエイジングサインをカバーするのは難しい◆化粧水と乳液のベーシックケア…ご飯とお味噌汁
◆スペシャルケアの美容液…“おかず”
美容液の役割とは?
「ハリや弾力を出したり、くすみを払拭し肌に明るさを与えてくれたり、まさに肌の薬のような存在です。スキンケアでお金をかけるべきなのは、まず“美容液”、もしくは美容オイルです。
そのほかにも、美容液には肌に“ツヤ”を与えるという、うれしい効果もありますよ」
美容液の使い方、プラス@で効果を高めるためには?
「内側からふっくらと、うるおいのある肌をつくるため、まずは化粧水をたっぷりと塗布します。肌が乾いてしまうという人は、化粧水をつける回数と量の見直しを。スキンケアは決してケチらず、たっぷりの量を使用すると心得てくださいね。
うるおいのある肌に仕上がったら、いよいよ美容液を。美容液の使用目安は、化粧水と同様に規定の量の1.5倍です。手のひらにたっぷりとのせたら、手のひらで伸ばしていきます。次に目を開けて上を見ながら、目のキワ、鼻を伸ばしながら小鼻周り、口を開けて口角のキワに塗り込んでいきます。さらに、おでこ、こめかみ、もみあげ、耳の後ろ、あご下、首まで伸ばしていきましょう。
自分ではなかなか気が付きにくいですが、他人からは横顔や後ろ姿はよく見られているもの。細部までお手入れをすることで、うるおいとツヤのある肌に仕上がります」
- スキンケアは決してケチらず、たっぷりの量を使用するのが鉄則
- まずは、化粧水をたっぷりと塗布する
- 美容液の使用目安は、化粧水と同様に規定の量の1.5倍
- 手のひらにたっぷりとのせたら、手のひらで伸ばしていく
- 目・口角のキワ、小鼻周りに丁寧に塗り込む
- おでこ、こめかみ、もみあげ、耳の後ろ、あご下、首まで伸ばす
長井さんおすすめの美容液
「おすすめの美容液はたくさんありますが、肌悩みにマルチに効くという観点では、“SHISEIDO アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲ”がおすすめ。20年以上もの研究を経て誕生し、数々のベストコスメを総ナメにした実力派美容液です。初めての美容液デビューとしてはもちろん、エイジングサインが気になり始めた人もぜひ試してみてくださいね」
文/木土さや
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
数多くの美容雑誌他で活躍中。わかりやすく、取り入れやすいメイクテクニックに定評があり、書籍も多数。好感度が高く、おしゃれなメイクの提案で幅広い層から支持を得ている。
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