丸顔をメイクでカバー!コンプレックスを魅力に変える「10の方法」

童顔に見られる丸顔ならではのお悩みに応えたメイク方法を伝授。シェーディングやチークで色っぽ大人顔にもなれちゃう!眉毛やアイメイクを変えるだけで丸顔から小顔に。幼くて可愛い丸顔さんの特徴を活かしながらいつもと違う自分にチャレンジ!
丸顔タイプに似合う「ベースメイク」は?
幼なくみられがちな顔にツヤで色気をプラス


ヘア&メイクアップアーティスト
佐伯 エミーさん
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リキッドファンデーションで「色っぽかわいい」のツヤ肌に
カバー力が高いのに自然に仕上がる最新のリキッドファンデーションでパリッとした面のツヤを作ると、たちまち色っぽさが。面を補強する下地、ツヤを損なわないパウダーとの3品使いで。
\「色っぽかわいい」タイプはこんな人/
- 顔の形はどちらかというと丸顔
- 実年齢より年下に見られることが多い
- 顔のパーツが全体的に小粒
- 目は奥二重or一重
- 唇は薄くて小さめ
4つの「チーク」テクニックで幼い印象をチェンジ!
【1】骨格に合わせたチークの入れ方


ヘア&メイクアップアーティスト
向井 志臣さん
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今回は丸顔さんの正解チークの入れ方を伝授!
Point
【1】位置は顔の真ん中!チークを挟んで、顔の上下の余白は同じくらいに。【2】内側から外へブラシを水平にスライドさせて横に入れる。
【3】チークの幅は3~4cmくらいがベスト。
\動画で詳しくやり方をCHECK/
【STEP1】
チークを入れる位置を確認。額と顎の真ん中(=顔の真ん中)に入れる。置いたブラシの上下同じくらいの余白を残しておく。
【STEP2】
顔の内側から外側へ向けて、ブラシを水平にスライドして色をのせる。生え際まで色をのせず、生え際から縦指2本分の余白を残す。
【2】シャープに見せたいなら暗めのベージュカラーがおすすめ!
Q.丸顔をシャープな印象に見せるには、チークをどう入れるべきですか?
A.スキントーンより暗めのベージュを忍ばせて(yumiさん)
美的クラブの小南かさねさん(法律事務・30歳)は、「丸顔でチークをどう入れたらいいのか分からない…」と悩んでいます。チークの入れ方でシャープな印象に見せるコツを、ヘア&メイクアップアーティストのyumiさんに教えてもらいました!
\How to/
【STEP1】
耳の下から頬骨までふんわりのせて。
「美しい仕上がりの要はブラシ。チークを毛量のあるブラシにとったら、耳の下から頬骨に向かってオン」(yumiさん)
【STEP2】
あご先を避けたフェースラインにも一はけ。
「あごへの骨格に入れて、シェーピング効果を狙って。シアーだから、生まれつきのような陰影が作れる」(yumiさん)
【BEFORE】
【AFTER】
女性らしさがあふれる愛され小顔に。
「頬の高い位置になんとなく入れていたけれど、これからは戦略的にメイクします!」(小南さん)
【おすすめアイテム】
■SUQQU ピュア カラー ブラッシュ
ライトブラウンからやや赤みを含むベージュのグラデーションチーク。表情を引き締め、洗練された血色感を演出。
価格 | 色 |
---|---|
¥5,500 | 9 |
【3】 “しゅっと”して見える柔らかベージュチーク
引き締め効果を発揮するベージュのチークは、顔の形を矯正するのにぴったり! “しゅっと”見える入れ方を、ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんに教えてもらいました。今回は丸顔を引き締めるチークテクニックを紹介します。
丸顔は【フェースラインを彫り込むように、側面に入れる】と解決!
「丸い顔にシャープ感を出したい場合、チークは直線的に入れると、すっきり見えます。ベージュチークにはシェーディング効果もあるので頬の側面を、3角形に彫り込むように入れて。ブラシでよくぼかすのもコツです」(長井さん)
\How to/
【STEP1】
・チークブラシにチークをしっかり含ませ、手の甲などで量を調節。
・まずはこめかみの下方に当て、頬の中心に向けて動かす。
【STEP2】
・ブラシを45度下に向け、耳の下側の手前に向けて動かす。
・ブラシにチークを足さず(1)→(2)を繰り返してぼかし、首筋へもぼかす。
\耳の前の、輪郭の丸い部分を彫り込む/
【使用アイテム】
■SUQQU ピュア カラー ブラッシュ
丸顔を引き締める赤みの少ないモードベージュ。ベージュとピーチピンクを混ぜて使うと、自然な血色感と引き締め効果が出る。シャープかつモードな印象を引き出すパウダーチーク。自然なツヤで立体感も出やすい。
価格 | 色 |
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¥5,500 | 11 |
【4】ボルドーチークのシャープな入れ方
しっかり色づいて華やかさが出るボルドーは、頬の中心に丸く…といった定番の入れ方ではなく、斜めや逆三角形などシャープに入れるのがはまります。丸顔さんにぴったりの“しゅっと”見える入れ方をヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんに教えてもらいました。
丸顔は【頬に斜めに入れて丸みを分断し、すっきり見せる】と解決!
「丸顔で気になるのは頬のボリューム感。その丸みを分断するようにチークを斜めに入れると、頬がしゅっと引き締まって見えます。鮮やかな色なのでブラシに含ませた後は必ず手の甲やティッシュの上でなじませてから顔にのせると、ムラづきを防げます」(長井さん)
\How to/
【STEP1】
・付属のブラシにチークをしっかり含ませ、手の甲などでなじませる。
・ブラシの根元を指の腹でつぶすようにして持つ。
【STEP2】
・頬の内側から外側へ、斜め上に向けてライン状に入れる。
・ブラシを何度か往復させ、発色を高めつつ肌にぼかし込んで。
\頬の丸みに、 斜めライン状に入れる/
2つの「シェーディング」法を取り入れて輪郭カバー
【1】正しいシェードの位置を覚えよう


ヘア&メイクアップアーティスト
KUBOKIさん
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今回はノンパールのシェードで丸顔をカバー!
Point
【1】フェイスラインを挟むようにブラシを動かす。【2】シェードカラーはノンパールでブラウン系。
\動画で詳しくやり方をCHECK/
【STEP1】
口をすぼめたときにできる影の部分に影をチェック。この影より下にシェードを入れる。
【STEP2】
もみあげから顎先に向かって、フェイスラインを挟むようにブラシでシェードカラーをのせる
【2】鋭角なシェーディング&ハイライトで輪郭をカバー
【輪郭の悩み】頬がぷっくり丸顔さん
これで解決!→鋭角を意識してシャープにメイク
- 斜めに引き上げながらすべてをシャープに長めにメイク。顔の横幅が広い丸顔さんは縦のラインを意識。
- シェーディングはあご先からこめかみに引き上げるように。
- ハイライトは目の下、あご先に細長い逆三角形に、額から鼻筋にも広め長めに入れて立体感と縦幅を強調。
- チークは頬骨のラインに沿って斜め上に入れる。眉尻を鋭角に描くのも効果的。
【BEFORE】
美的クラブ 松浦麻理恵さん(主婦・28歳)
【AFTER】
「ポイントメイク編」眉や目元でも丸顔をカバーする方法【3選】
【1】丸い顔の印象をカバーする骨格眉メイク
「私は丸顔がコンプレックスなので、セルフメイクではやや太めの直線的な眉でキリッと引き締めることを意識しています。ただし、眉尻まで一直線だと丸みのあるフェースラインとちぐはぐになるので、眉山~眉尻は斜めに下げてキュッと細めに。そして、印象をいちばん左右するのは眉頭の位置と角度!鼻筋へと自然につながるようにすると目鼻立ちが際立って、スッキリと大人っぽく見えますよ」
丸顔をスッキリ小顔に見せる洗練された直線大人眉の作り方
【すっぴん眉】
太さはそれなりにあるものの、毛並みは薄め。特に眉山から眉尻にかけてはかなりまばらな状態。
- 眉頭の角度は75度に。眉頭の角度は75度にすると、凜とした雰囲気のあるメリハリ顔に。起点の位置は“小鼻の真上”を目安にするとバランスがとりやすい。
- 眉の太さは目の縦幅の2/3に。Dのパウダー(上段+中段)で眉の上下の輪郭を直線を意識して薄く描く。眉の太さはやや太め、眉尻に向けて平行よりも少し上がり気味に。顔が引き締まって見える。
- 眉尻は目のフレームと同じ角度で下げる。丸顔タイプが直線眉にする場合、眉山~眉尻を目のフレームに合わせてアーチ型に下げると収まりが良い。Bの極細ペンシルで眉尻の形を作る。眉尻はやや長めに描くと顔の余白が埋まるので◎。
- 黒目の上部のみ重ねづけで目力UP。Dのパウダー(上段+中段)で輪郭の内側にひと通り色をのせたら、最後に黒目の上部分のみ重ねづけ。瞳が強調されて目力がUPし、眉に立体感も生まれる。
- 眉頭はぼかして肌となじませる。眉メイクを自然に見せるには、眉頭をしっかりぼかして「描きました」感をなくすことが大切。Aのスクリューブラシを床と平行に持ち、鼻側に3~4回ぼかす。
【Point1】
・外枠を作ってから内側に色をのせて。眉メイクは長さ、角度、太さのバランスが大切。
・最初にパウダーで外枠を引き、デザインを決めてから、内側に色をのせていくと◎。
・Cの柄が長く先が細めのブラシが使いやすい。
【Point2】
・ブラシのスタンプおきで眉頭のメイクも簡単!眉頭のメイクは必ず最後に。
・パウダーはとり直さず、ブラシに残ったものでOK。
・75度の角度に合わせてブラシを垂直に当て、そのまま内側へスライドさせて色をなじませる。
\左右比べてみると/
やや太めの直線眉効果で、顔の余白が小さく見えてスッキリとした印象。凜とした大人っぽさも加わる。
【使用アイテム】
A.シュウ ウエムラ マスカラ ブラシ コーン
コスパ抜群のスクリューブラシ。コシと柔らかさのバランスが絶妙で、眉の毛並みを整えるのに最適。
価格 |
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¥700 |
B.カネボウ化粧品 ケイト アイブロウペンシルA
1.5mmの極細芯で眉尻用に。なめらかな使い心地で色のりも良く、スルスル描ける。
価格 | 色 |
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¥550(編集部調べ)
| BR-3 |
C.シュウ ウエムラ ブラシ 6OB N
先が細く強めのコシが使いやすさ◎柄が長めで使いやすく、程よい固さの毛質と斜めの毛先で擦り込みやぼかしも自在。
価格 |
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¥2,800 |
D.カネボウ化粧品 ケイト デザイニングアイブロウ3D
立体グラデ眉が簡単に作れる。髪色よりワントーン明るく調整するのも簡単。
価格 | 色 |
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¥1,100(編集部調べ) | EX-4 |
【2】くすみピンクで作る囲み目で甘め顔を儚げに
丸顔で実年齢より年下に見られることが多い甘めな顔だちの「色っぽかわいい」さんに似合うマットパウダーピンクのアイカラーを使ったメイクをピックアップ♪
マットパウダーピンクの上下囲みラインで憧れの“色素薄め系”女子に
くすみ感があるパウダーピンクは大胆に上下にラインを入れて囲み目に。下の肌色を消し、ほんのりピンクみがのるような発色が色素薄い系の人の目元を彷彿とさせ、瞳の透け感が増して見えます。
- 上まぶたの目頭から目尻まで二重幅で太めに入れる。
- 下はインラインにして、囲み目に。
【使用アイテム】
■ローラ メルシエ キャビアスティック アイカラー
くすんだパウダーピンク。 肌色に近いのにぱきっと発色する優秀なマット質感。
価格 | 色 |
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¥3,000 | 25 |
【3】定番カラーに小豆色をプラスして子供っぽさを解消
ブラウンアイは安定感があるけど、もう少しチャレンジしたい…という人におすすめなのが、ちょっとだけ紫がかった小豆色を使った“最中シャドウ”メイク。丸顔の童顔フェイスに女性らしさもプラスされ、愛されフェースに変身できます♪
【BEFORE】
最中シャドウでいつもの顔にほのかな女らしさを
安定感のあるベージュ×ブラウン系のアイメイク。締め色のブラウンをちょっぴり紫がかった小豆色にチェンジして“最中”配色にすれば、フェミニン感高めのまぶたに。幼な顔でも地味に見えたり子供っぽくならず、今どきの色っぽかわいいテイストにシフトできます。
- B-aをアイホールと下まぶたになじませ、ベースカラーとして使用。
- B-bの締め色は上まぶたのキワに太めに入れて引き締めます。
【使用アイテム】
B.コーセー ヴィセリシェ パウダーチップ アイカラー/アイカラー ホルダー
チップひと塗りで手間いらず。モデル使用色。
価格 | 色 |
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レフィル 各¥650(編集部調べ) ホルダー¥300(編集部調べ) | (上)RD-7・(下)BR-8 |
■セルヴォーク シュアネス アイライナーリキッド C
小豆色のリキッドライナーでまつげの隙間埋めを。
価格 | 色 |
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¥2,800 | 1 |
*価格はすべて税抜きです。