メイクHOW TO
2023.6.27

丸顔をメイクでカバー!コンプレックスを魅力に変える「13の方法」

ぷっくりした輪郭で、童顔に見られることも多い「丸顔」さん。特徴をおさえて、プロ伝授の「メイクテク」でコンプレックスを解消!シェーディングやチーク、眉・目元のメイクを変えるだけで印象チェンジが叶います。魅力を活かしつつ気になる部分をカバーしてみて♪

丸顔ってどんな人?「特徴」をチェック!

ヘア&メイクアップアーティスト

長井 かおりさん


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  • 顔の縦幅と横幅がほぼ等しい
  • 顔全体がふっくら見える
  • 幼い印象に見えがち


丸顔タイプに似合う「ベースメイク」は?

幼くみられがちな顔には「ツヤ」で色気をプラス

ヘア&メイクアップアーティスト

佐伯 エミーさん


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カバー力が高いのに自然に仕上がる最新のリキッドファンデーションでパリッとした面のツヤを作ると、たちまち色っぽさが。面を補強する下地、ツヤを損なわないパウダーとの3品使いで。

\「色っぽかわいい」タイプはこんな人/

  • 顔の形はどちらかというと丸顔
  • 実年齢より年下に見られることが多い
  • 顔のパーツが全体的に小粒
  • 目は奥二重or一重
  • 唇は薄くて小さめ


ぷっくり輪郭をカバー!2つの「シェーディング」テク

【1】「ブロンザー」で幼げ顔から大人顔へ!

ヘア&メイクアップアーティスト

進藤郁子さん

  • ナチュラルに顔周りを引き締めることで、ぐっと大人っぽく!

「ナチュラルな影を額と顔のサイド、頬骨の下に入れるだけで、顔がシュッとして見え、かわいい印象から美人な印象にシフトします。青みローズのリップを主役にした色っぽいメイクも、もとの顔のバランスと相まってフレッシュに仕上がります」(進藤さん)

【How to】

  1. ブロンザーを指に取り、額からフェースラインと頬骨の下にオン。
  2. 顔が短めのおしゃれ顔タイプはあごは入れなくてもOK。境目をよくぼかして。


【2】長井かおりさん流・メリハリのある「小顔づくり」のポイント

ヘア&メイクアップアーティスト

長井 かおりさん


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「丸顔さんはメリハリをつけると、よりスッキリ感がUP! ハイライトとシェーディングを交互に入れる “しまうまハイライト” で顔中央を高く見せ、 “目尻&口角上昇ハイライト” で引き締まった印象に錯覚させて!」(長井さん)

\美的クラブが「長井さんテク」にチャレンジ!/

福祉関係事務

深瀬 亜紀子さん


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  • “鼻筋がシュッと見えるしまうまハイライト”に感激です!

「鼻に沿って光と影をのせるだけで、意外と簡単にできた“しまうまハイライト”は驚き! これが立体感なんだと実感できる程顔全体がスッキリ見えます」(深瀬さん)


「ポイントメイク」目元・唇・眉でカバーする方法【3選】

【1】洒落カラーでメリハリ「涼しげEye」

ヘア&メイクアップアーティスト

進藤郁子さん

  • 目元に柔らかな青みのヴェールをかぶせて、トレンドのテラコッタに透明感とクリーン感をプラス

すっかり定番化したテラコッタは、おしゃれ顔がすんなりこなせる色。この色で丸いパーツを強調して作った好感度の高いワントーンメイクをさらに新しく見せるおすすめのテクが“ラベンダートッピング”。

「ラベンダーラメのアイシャドウを眉下に広く効かせたり、まつげや眉毛、アイラインもくすみラベンダー系に統一。テラコッタの囲み目で丸く作った目元にはアイラインで切れ長感も演出して、涼しげで清らかな色気が宿った最旬の“キレイめ”女子に」(進藤さん)

【How to】

  1. 二重幅と下まぶたにしっかりめにスイートピンクを入れる。
  2. 1と同じ範囲にテラコッタをふわっと重ねる。
  3. 二重の上から眉下まで青みの強いラベンダーを。
  4. スモーキーモーヴカラーのマスカラをまつげに塗り、眉毛を逆立てる。
  5. ピンクグレージュのラインは目尻1/3から、やや長めに引く


【2】愛されフェイスを活かす「引き算メイク」

ヘア&メイクアップアーティスト

中山 友恵さん


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  • どこも引き締めない“引き算メイク”がかわいい顔の魅力を引き出す、意外なカギ!

パステルカラーよりもホワイトニュアンスを多く含んでいて繊細、かつひんやりクールな色合いが、シャーベットカラーの特徴。

「本来は、肌色から浮きやすい色。けれども、かわいい顔タイプが使うとそんな違和感が遊び心となって表情の甘さを浄化し、透明感を引き立てる隠し味に」(中山さん)

【How to】

  1. コスモスピンク色のリップスティックを使用。
  2. じか塗りもかわいいけれど、今回は指にとって唇全体へポンポンと優しくたたき込み、唇の内側からぽっと色づいたような発色に。
  3. 目元も、透けるキラキラシャドウ&茶ライナーのみ。盛らないことで生まれる美しさが、自分の中にある喜びを満喫して。


【3】丸い印象をカバーする「骨格眉メイク」

美眉アドバイザー

玉村 麻衣子さん

「私は丸顔がコンプレックスなので、セルフメイクではやや太めの直線的な眉でキリッと引き締めることを意識しています。ただし、眉尻まで一直線だと丸みのあるフェースラインとちぐはぐになるので、眉山~眉尻は斜めに下げてキュッと細めに。そして、印象をいちばん左右するのは眉頭の位置と角度!鼻筋へと自然につながるようにすると目鼻立ちが際立って、スッキリと大人っぽく見えますよ」(玉村さん)

すっぴん眉
太さはそれなりにあるものの、毛並みは薄め。特に眉山から眉尻にかけてはかなりまばらな状態。

\丸顔をスッキリ小顔見せ!洗練された「直線大人眉」5つのポイント/

Point

(1)眉頭の角度は75度に
眉頭の角度は75度にすると、凜とした雰囲気のあるメリハリ顔に。起点の位置は“小鼻の真上”を目安にするとバランスがとりやすい。

(2)眉の太さは目の縦幅の2/3に
アイブロウパウダー(濃いブラウン+ライトブラウン)で眉の上下の輪郭を直線を意識して薄く描く。眉の太さはやや太め、眉尻に向けて平行よりも少し上がり気味に。顔が引き締まって見える。

(3)眉尻は目のフレームと同じ角度で下げる
丸顔タイプが直線眉にする場合、眉山~眉尻を目のフレームに合わせてアーチ型に下げると収まりが良い。極細ペンシルで眉尻の形を作る。眉尻はやや長めに描くと顔の余白が埋まるので◎。

(4)黒目の上部のみ重ねづけで目力UP
アイブロウパウダー(濃いブラウン+ライトブラウン)で輪郭の内側にひと通り色をのせたら、最後に黒目の上部分のみ重ねづけ。瞳が強調されて目力がUPし、眉に立体感も生まれる。

(5)眉頭はぼかして肌となじませる
眉メイクを自然に見せるには、眉頭をしっかりぼかして「描きました」感をなくすことが大切。Aのスクリューブラシを床と平行に持ち、鼻側に3~4回ぼかす。

【How to】

(1)外枠を作ってから内側に色をのせて
眉メイクは長さ、角度、太さのバランスが大切。最初にパウダーで外枠を引き、デザインを決めてから、内側に色をのせていくと◎。シュウ ウエムラ ブラシの柄が長く先が細めのブラシが使いやすい。

(2)ブラシのスタンプおきで眉頭のメイクも簡単!
眉頭のメイクは必ず最後に。パウダーはとり直さず、ブラシに残ったものでOK。75度の角度に合わせてブラシを垂直に当て、そのまま内側へスライドさせて色をなじませる。

\左右を見比べ/

  • やや太めの直線眉効果で、顔の余白が小さく見えてスッキリとした印象。
  • 凜とした大人っぽさも加わる。

【使用アイテム】
シュウ ウエムラ マスカラ ブラシ コーン

価格
¥880

コスパ抜群のスクリューブラシ。コシと柔らかさのバランスが絶妙で、眉の毛並みを整えるのに最適。

シュウ ウエムラ ブラシ 6 OB N

価格
¥3,410

先が細く強めのコシが使いやすさ◎柄が長めで使いやすく、程よい固さの毛質と斜めの毛先で擦り込みやぼかしも自在。

 

幼い印象をチェンジ!7つの「チーク」テク

【1】丸顔をカバーする「基本の入れ方」

ヘア&メイクアップアーティスト

向井 志臣さん


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\動画で詳しくやり方をCHECK/

Point

【1】位置は顔の真ん中!チークを挟んで、顔の上下の余白は同じくらいに。
【2】内側から外へブラシを水平にスライドさせて横に入れる。
【3】チークの幅は3~4cmくらいがベスト。

【How to】

(1)チークを入れる位置を確認。額と顎の真ん中(=顔の真ん中)に入れる。置いたブラシの上下同じくらいの余白を残しておく。

(2)顔の内側から外側へ向けて、ブラシを水平にスライドして色をのせる。生え際まで色をのせず、生え際から縦指2本分の余白を残す。


【2】「血色ブラウン」で凛とした印象に

\血色ブラウンで立体感と知性をオン/

【How to】

  1. チークを直接肌に当てて黒目の下からこめかみに向かってやや斜め上に滑らせたら、指で優しくたたき込んでなじませる。
  2. シェード効果も生まれ、引き締まった表情に。

【使用アイテム】
MiMC ミネラル スティックチーク


価格
¥4,180 02

ほのかな赤みと微細ゴールドの輝きを含んだ、血色ブラウン色のスティックチーク。紫外線やマスクの影響を受けやすい頬が喜ぶスキンケア成分もイン!

【3】「ピンクベージュ」で健康的に演出

\ピンクベージュで大人かわいく!/

【How to】

  1. ピンクからベージュ系5色をブラシでブレンドして、小鼻のわきから頬骨の上へ横長にオン。
  2. ブラシに残った量を鼻筋をまたぐように薄く入れるとうっすら日焼けしたように仕上がり、カジュアル感UP。

【4】「ピンクコーラル」で幸福感を漂わせて

\幸福感が滲み出るピンクコーラル/

【How to】

  1. ピンクコーラルのチークを直接肌に当てて小鼻のわきから頬骨の上を通ってこめかみの手前まで滑らせた後、指で広げて頬骨を包み込むような発色にする。
  2. ベタつかないから、広範囲に入れても快適。

【5】暗めの「ベージュカラー」でシャープに!

ヘア&メイクアップアーティスト

yumiさん


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美的クラブの小南かさねさんは、「丸顔でチークをどう入れたらいいのか分からない…」と悩んでいます。チークの入れ方でシャープな印象に見せるコツを、ヘア&メイクアップアーティストのyumiさんに教えてもらいました!

Q.丸顔をシャープな印象に見せるには、チークをどう入れるべきですか?

A.スキントーンより暗めのベージュを忍ばせて(yumiさん)

【How to】

(1)耳の下から頬骨までふんわりのせて
「美しい仕上がりの要はブラシ。チークを毛量のあるブラシにとったら、耳の下から頬骨に向かってオン」(yumiさん・「」内以下同)

(2)あご先を避けたフェースラインにも一はけ
「あごへの骨格に入れて、シェーピング効果を狙って。シアーだから、生まれつきのような陰影が作れる」

【BEFORE】

【AFTER】

\女性らしさがあふれる愛され小顔に/

【おすすめアイテム】
SUQQU ピュア カラー ブラッシュ

価格
¥6,050 09

ライトブラウンからやや赤みを含むベージュのグラデーションチーク。表情を引き締め、洗練された血色感を演出。

 

【6】「ボルドーチーク」を使ったすっきり見せテク

ヘア&メイクアップアーティスト

長井 かおりさん


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  • 丸顔は頬に斜めに入れて丸みを分断し、すっきり見せると解決!

「丸顔で気になるのは頬のボリューム感。その丸みを分断するようにチークを斜めに入れると、頬がしゅっと引き締まって見えます。鮮やかな色なのでブラシに含ませた後は必ず手の甲やティッシュの上でなじませてから顔にのせると、ムラづきを防げます」(長井さん)

【How to】

(1)付属のブラシにチークをしっかり含ませ、手の甲などでなじませる。ブラシの根元を指の腹でつぶすようにして持つ。

(2)頬の内側から外側へ、斜め上に向けてライン状に入れる。ブラシを何度か往復させ、発色を高めつつ肌にぼかし込んで。

\頬の丸みに、 斜めライン状に入れる/


【7】 “しゅっと”して見える柔らか「ベージュチーク」

ヘア&メイクアップアーティスト

長井 かおりさん


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  • フェースラインを彫り込むように、側面に入れるのがコツ

「丸い顔にシャープ感を出したい場合、チークは直線的に入れると、すっきり見えます。ベージュチークにはシェーディング効果もあるので頬の側面を、3角形に彫り込むように入れて。ブラシでよくぼかすのもコツです」(長井さん)

【How to】

(1)チークブラシにチークをしっかり含ませ、手の甲などで量を調節。まずはこめかみの下方に当て、頬の中心に向けて動かす。

(2)ブラシを45度下に向け、耳の下側の手前に向けて動かす。ブラシにチークを足さず(1)→(2)を繰り返してぼかし、首筋へもぼかす。

\耳の前の、輪郭の丸い部分を彫り込む/


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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