健康・ヘルスケア
2020.7.4

穏やかな人ほど「産後ガルガル期」が激しいってホント?真相を婦人科医の福山先生に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

日常生活で生まれる美容とライフスタイルの疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、産後について。穏やかな人ほど“産後ガルガル期”が激しいってホント? アヴェニューウィメンズクリニック院長の福山千代子医師にお答えいただきます。

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Q:穏やかな人ほど「産後ガルガル期」が激しいってホント?

「人格が崩壊した」、「尖ったナイフ状態になってしまって家族に暴言を吐きまくった」など、産後に修羅場を生む大きな原因のひとつともいわれる産後ガルガル期。さっそく、この疑問を福山医師にぶつけてみました! 果たして答えは…?

A:半分ホント、半分ウソ

「産後ガルガル期とは医学用語ではありませんが、産後68週間のホルモンバランスの変化による情緒不安的な時期に、周囲に対してイライラしてしまうことを指します。オキシトシンが関係している、マタニティーブルーズの一種などさまざまな説がありますが、根本にあるのは“子どもを守りたい”という母性の表れ。ガルガル期は、出産した女性なら誰でも起こり得る可能性があるのです。

ただ、普段イライラしている人がガルガル期によってイライラしても、いつもと変わりないように見えますよね。でも、普段穏やかな人がイライラしていると、その変貌の差によってガルガル期が激しいと感じてしまうということはあるかもしれません」(福山医師・以下「」内同)

夫や義母にイライラ…ガルガル期はいつまで続くの?

「マタニティーブルーズの場合は、産後約2週間程度で自然に改善していきます。しかし、ガルガル期を経験した女性のなかでは、里帰り中に義母にイライラした…という話も。産後1か月を過ぎ、身体やホルモンバランスが徐々に安定してくると、自然に気持ちも落ち着いてくるでしょう」

仕方がないと割り切って、周りがママをサポートする環境をつくって

「無理に自分の気持ちをコントロールしようとするのではなく、“仕方がないもの”と割り切ることが大切。パパには期間限定だからとイライラも小言も受け止めてもらい、育児のサポートを積極的にしてもらう、母親や義母に対してイライラしてしまうときは、間にパパに入ってもらい、直接的なやり取りは避けるなど…。ガルガル期はパパをはじめとした周囲が理解して、サポートへ回れるとベストですね」

 

 profile
福山 千代子
アヴェニューウィメンズクリニック 院長

日本産科産婦人科学会専門医。金沢医科大学卒業。クリニックは、医師をはじめ全て女性スタッフで構成されており、更年期障害をはじめ、月経痛や月経前症候群(PMS) などの治療も積極的に行っている。女性ホルモンに影響され様々な不調や悩みを抱える女性の生き生きとした生活を応援しています。

アヴェニューウィメンズクリニック

文/木土さや

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