キッチンの大掃除方法|排水溝やスポンジ…キッチンはトイレより菌がいっぱい!?
ついつい忘れがちなシンク周りのお手入れ…気づいた時にはカビ大量発生!なんてことにならないように、この機会に要チェック♪ 年末の大掃除の参考にして。
エサや汚れの放置に要注意!<シンク周り>
キッチンには、食べカスや油、ホコリなど、細菌の大好物がいっぱい。特に、排水口や蛇口など水気の多い所はカビの繁殖リスクも大! 口に入れるものがある場所だから、清潔にして、除菌を習慣にすることが大切です。
【キッチンはトイレ床より菌がいっぱい!】
※花王の「住まいの菌実態調査」をイメージ化して表を作成
花王では、菌数・菌叢を調べる拭き取り検査を実施。結果、掃除用キッチンスポンジ、排水口などに菌が多いことが判明。冷蔵庫の野菜室には、食中毒菌を含むことで「衛生指標菌」とされる菌群(腸内細菌科)が多く検出された。
除菌を忘れやすいスポット
【水道蛇口】
蛇口に付着した水アカを放置しているとカビに。使用後、毎回水気を拭き取る習慣を。
【三角コーナー】
網目に生ゴミや食べカスが詰まったままだと、みるみる黒く。ブラシで洗って除菌剤を。
【排水口】
ヌメリやカビが定着しやすい排水口。まずは漂白剤でカビを落とし、日常的に除菌剤を。
【スポンジ】
菌が大量に付着しているのに、除菌を忘れがちなスポンジ。デイリー除菌で清潔をキープ。
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ウイルスや菌について教えてくれたのは…
大阪市立大学大学院 医学研究科細菌学教授 金子幸弘先生
かねこゆきひろ/長崎大学医学部卒。医学博士。同大学附属病院に勤務後、研究員として米国ワシントン大学、国立感染症研究所に所属。2014年から現職へ。自ら考案の「バイキンズカード」が話題。
『美的』2020年1月号掲載
イラスト/すぎうらゆう 構成/つつみゆかり、有田智子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。