健康・ヘルスケア
2018.9.30

ヨガ VS エアロビクス、内臓脂肪を減らす運動はどっち!?

【内臓脂肪を減らす運動】『美的』世代は、体型を左右する「皮下脂肪」ばかりを気にしがちだけれど、実はたまると怖いのは、体内に悪玉物質を増やす「内臓脂肪」の方。内臓脂肪が体内に蓄積すると、便秘、冷えやむくみ、血行不良、生理不順、婦人科系疾患など、さまざまなトラブルの原因に!今からすべきことは? 今回は、内臓脂肪をため込まないための運動法を伝授! 内科医の奥田昌子先生にお話を伺いました!

内臓脂肪を減らす運動はどっちでしょう?

【トレーニングバトル】腹筋VSランニング
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筋力トレーニングだけで内臓脂肪は落とせない!!
「おなかの内臓脂肪を減らすには腹筋運動が有効と考える人が多いのですが、それは誤解。筋トレは足腰の強化には役立ちますが、内臓脂肪対策には不向きです。ただし筋トレを10分程行ってから有酸素運動をすると、有酸素運動の効果は高まります」(奥田先生)

 

【運動習慣バトル】毎日のラジオ体操VS週1回のテニス
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簡単な運動を毎日続ける方が、内臓脂肪対策には◎!
「週に1度だけテニスのような激しい運動を2~3時間行うよりも、ラジオ体操のような簡単な有酸素運動を週5回のペースで続ける方が効果的。ラジオ体操は第1+第2で6分20秒。これを朝晩1セットずつ行えば、2~3か月で脂肪が燃えやすくなります」(奥田先生)

 

【エクササイズバトル】エアロビクスVSヨガ
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ヨガでは、たまった内臓脂肪を燃やせない
ヨガは深い呼吸で心を鎮め、体の柔軟性を高めるため、美容や健康に有効ですが、こと内臓脂肪を減らす目的でいえば効果はありません。一方で、エアロビクスは有酸素運動なので、週に数回でも継続していくことで、内臓脂肪を減らすことができます」(奥田先生)

有酸素運動で内臓脂肪は燃える!

ひと口に運動といっても、筋トレなどハードなものから、ウォーキングなど簡単にできるものまでいろいろ。
「内臓脂肪を減らす働きが高いのは、酸素を充分に取り入れながら行う有酸素運動です。有酸素運動は、食事で増加した血糖をエネルギーに変えるインスリンの効きめを高めることもわかっています」(奥田先生)
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1日あと3000歩増やすだけで、内臓脂肪は落ちやすくなる!

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「有酸素運動は、行えば行う程、内臓脂肪が減少します。今までより1日3000歩、時間にして約30分多く歩くように意識してみましょう。あえてウォーキングタイムを設けなくても、遠回りして帰る、エスカレーターではなく階段を使うなどの工夫で無理なく実践できるはず」(奥田先生)

 

コマ切れでもOK! 1日合計30分の有酸素運動を習慣に

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「有酸素運動は、20分以上続けても、コマ切れで行っても脂肪の消費はそれ程変わりません。重要なのは、合計時間です。1回5分の運動を1日5~6回に分けて行っても、脂肪は燃やせます。息が弾む程度の運動を1日合計30分、それを週5日以上行うのがおすすめです」(奥田先生)

 

「内臓脂肪」について教えてくれたのは…
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内科医 奥田昌子先生
おくだまさこ/医学博士。京都大学大学院医学研究科修了。健診並びに人間ドック実施機関で20万人以上の診察に当たるほか、大手化学メーカー産業医を兼務。著書も多数。近著『内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法』(幻冬舎)が話題。

 

『美的』10月号掲載
イラスト/やましたともこ 構成/つつみゆかり

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