健康・ヘルスケア
2017.7.10

足首どこいった!? パンパンむくみ脚は寝る前の「鋤のポーズ」で解消

ヒールの高い靴を履いて過ごした日、水分や塩分を多く摂った日、クーラーが効いた室内で過ごして体が冷えた日……体がむくんでつらいという女性は多いでしょう。

むくみがとくに気になるのが脚ではないでしょうか。夕方になるとパンパンになってしまうという悩みはよく聞かれます。翌日にまで持ち越さないよう、その日のうちに解消しましょう。

今回はヨガインストラクターの筆者が、“寝る前の5呼吸で翌朝の脚をスッキリさせる”ヨガポーズを紹介します。

 

脚のむくみ解消に役立つ「鋤(すき)のポーズ」

鋤のポーズとは、足が頭よりも上にくる“逆転のポーズ”の一つ。その名の通り、ポーズを取ると、地面を掘り起こすときに使用される農具である鋤に似たシルエットになります。

仰向けになって脚を持ち上げ、頭のほうに曲げるので、脚のむくみ解消に◎。また、首から背中にかけて伸びるので、凝りを改善する効果も期待できます。

 

「鋤のポーズ」のプロセス

鋤のポーズは、逆転のポーズのなかでも比較的、難易度の低いポーズです。とはいえ、しっかりと安定したところで行わないと危険なので、ヨガマットやストレッチマットなど滑らない場所の上でポーズを取ってください。

(1)床に仰向けになり、腕は体の横。手のひらを床につける

(2)両脚を天井に向けて伸ばしたら、両手で腰を支え、お尻と腰を床から持ち上げる

(3)両脚を頭のほうへ倒していく。つま先を頭の先の床につける

(4)両手を組み、肩に体重を乗せたら鼻呼吸を5回繰り返す

(5)ゆっくりと背中、腰、お尻、脚を床につけ、仰向けの姿勢に戻る

 

「鋤のポーズ」を安全に取るために

最後は、ポーズを取るときの注意点です。

(1)背中や腰に痛みがある場合は行わない

(2)逆転のポーズなので、食後すぐに行うと気分が悪くなる恐れがある。食事から2時間は時間をおいて行う

(3)ポーズの完成が難しい方は、上のプロセス(3)でキープする

(4)座骨を引き上げるようにお尻を高くする

(5)ポーズに入ったら、体重がかかっている首や肩をあまり動かさないようにする

 

脚のむくみに効果があるといわれる鋤のポーズを紹介しました。「逆転のポーズは勇気がいる……」という方は、ポーズをサポートしてくれる家族や友人、恋人などがいるときに行うとよいでしょう。首を痛めないよう注意して行ってくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事