ソレ全然できていないよ!休まらない「チャイルドポーズ」NG例3つ
ヨガを行っているとき、休息をするためにとる“チャイルドポーズ(子どものポーズ)”。どんなクラスを受講していても2~3回ほど出てくるのではないでしょうか。
ですが、実はチャイルドポーズをしていても、きちんと休めていない方もいるのです。
ここでは、ヨガインストラクターの筆者が“NGチャイルドポーズ”について、お話していきたいと思います。
■体も心も休まらない「NGチャイルドポーズ」の特徴
もっともポピュラーなチャイルドポーズが、この腕を伸ばしたポーズです。かかとの上にお尻を乗せたら両手を前に伸ばし(肘は軽く緩める)、おでこを床につけ、お腹と太ももを密着させます。
上記でもお伝えしたように、“チャイルドポーズ”はお休みのポーズ。一見簡単そうなポーズですが、体が緊張状態のままという方の姿もよく見かけます。
チャイルドポーズをとるときは、3つの項目に気を付けて。
(1)かかととお尻が離れている
お尻が浮いている状態では、臀部・下肢が休まりません。お尻は、しっかりとかかとの上に乗せましょう。
(2)腕がまっすぐ伸びている
チャイルドポーズをとるときは、肘を軽く緩めてあげると肩甲骨や肩、腕の力が抜けてリラックスできます。
(3)お腹と太ももが離れている
お腹と太ももが離れていると、腹部に力みが生じます。しっかりと密着させて、上体を預けましょう。
上記のNG3つを改善しても緊張が解けないという方は、次のバージョンも試してみてください。
■手を重ねたチャイルドポーズ
重ねた手の上に額を乗せるチャイルドポーズ。腹部の圧迫感が気になる方や、おでこが床につかない方はこちらをチョイスしましょう。
■腕を体側に沿わせたチャイルドポーズ
おでこを床につけたまま、両腕を体側に沿わせたチャイルドポーズ。腕を前に伸ばすと、「肩に力が入ってしまう」、「肩の力が抜けない」という方にオススメです。手のひらは上に向けるといいでしょう。
いかがでしたか。ただの休息のポーズだと思わず、しっかりとリラックスしてから次のポーズに取り組めるよう、今一度自分のチャイルドポーズをしっかり意識してみてください。
ちなみにチャイルドポーズは、背中のコリ・腰痛が気になるときに取り入れるのもいいですよ。
初出:美レンジャー ライター:高木沙織
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。