健康・ヘルスケア
2017.2.1

下半身おデブの元凶!ヨガ講師が指南「股関節が柔らかくなる」ポーズ4つ

ヨガのレッスンをおこなう際、インストラクターの筆者が重点を置いているポイントは“股関節”の柔軟性。股関節の辺りは太い動脈や静脈、リンパが流れており、ここの柔軟性を高めてあげることで、下半身のむくみや冷えの改善に役立つからです。

加えて、股関節の可動域が広いと骨盤が安定した位置に収まるため、子宮にもいいといわれています。

そうとわかったら、早速股関節を柔らかくしましょう! 今回は筆者のオススメの股関節をほぐすポーズを4つご紹介します。

 

■1:ひざの上下運動

まずは、ひざを上下に動かすシンプルな動きから。床にあぐらをかいて座り、足の裏同士を合わせたましょう。両手でつま先を持ったら、ひざを上下にパタパタと動かしてください。

 

■2:英雄座のポーズ

続いては、“割座”ともいわれる英雄座のポーズ。 股関節は硬くなりやすいパーツなので、 焦らず徐々にほぐしていきます。

【英雄座・プロセス】

(1)足を腰幅に開いてひざ立ちになる

(2)左右のふくらはぎに手をあて、肉をかかとに向けて押し下げる

(3)ふくらはぎから手を離しながら、両かかとの間にお尻を下ろす

(4)背筋を伸ばし、手のひらを上に向けて太ももに置いたら、リラックスして鼻呼吸を繰り返す

余裕がある方は、上体を後ろに倒して仰向けになり、鼻呼吸を繰り返しましょう。

 

■3:ヨガの象徴のポーズ

まずは、 両かかとを足のつけ根に近付けて座る“蓮華座(れんげざ)”をします。蓮華座は、股関節の柔軟性を高める座り方なのですが、ツラく感じる方は足の位置を緩めて無理のない範囲でおこないましょう。

【ヨガの象徴のポーズ・プロセス】

(1)床に足を伸ばした状態で座る

(2)両足を内側に曲げて、右足を左太ももの上に、左足を右太ももの上に乗せる(下の画像を参照)

(3)体の後ろで手を組み、息を吐きながら上体を前に倒して鼻呼吸を5回繰り返す(可能であれば、額を床に近付ける)

(4)息を吸いながら上体を起こす

 

■4:ガス抜きのポーズ

最後は、両足を曲げておこなう“ガス抜きのポーズ”。股関節の詰りにアプローチしながら、内臓機能も高めてくれるポーズです。

【ガス抜きのポーズ・プロセス】

(1)床に仰向けになる

(2)息を吸いながら両ひざを曲げて、胸の前に引き寄せる。両手をひざに添えたら(ひじを抱える姿勢)、鼻呼吸を5回繰り返す

(3)吐く息に合わせて両手を解放し、足を床に伸ばす

 

股関節が柔らかいと女性にとって嬉しい効果がたくさん。最初は少しツラいかもしれませんが、毎日おこない徐々にほぐしていけば柔軟性は高まります。「硬いから」 と諦めず、習慣にしてみてはいかがでしょうか。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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