健康・ヘルスケア
2017.9.24

「とりすぎの食生活」から脱出せよ!最新ダイエットテクニックとは

~舌先や胃が敏感になると、食欲は自然に鎮まる。~
「やせるためには、まず食べすぎるクセをなくさなければなりません。ただし、食欲を無理に抑圧する方法では、我慢が限界に来た途端にリバウンドします。やせた状態をキープするには、食欲をコントロールできる脳や体にすることです」とは、ヨガの瞑想を食欲の鎮め方に応用した〝食欲鎮静術〟の考案者、松尾伊津香さん。
満腹になる前でも「もういらない」と満足できるポイントはふたつと話します。「ひとつは食材をしっかり味わうこと。歯でかむことを意識せず、味覚のセンサーが集中する舌先に食材を当てながら食べるのがポイントです。そうすると自然に咀しゃく数が増えて、早食いも防止できます。もうひとつは、胃の感覚を研ぎ澄ますこと。胃の底で、食べたものの温度や重さを感じとれるようになると、目では欲しくても体はもういらないといった体の声を聞けるようになりますよ」(松尾さん)

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\食欲の波が穏やかだと太りにくい/

理想の食欲の波
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食欲の自己コントロールができ、波が常に穏やかであれば、食べすぎるリスクは低く、太りにくい体を維持できます。

太りやすい人の食欲の波
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食生活や精神の乱れは、食欲の波を荒立てがち。欲のままに食事を続けていると、当然、太りやすくなります。

無理に抑えつけるのは×
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突出した食欲の波を無理に抑えつけようとすると、ストレスが蓄積されて、そのうち爆発、暴食してしまいます。

食欲鎮静術が身につくトレーニング

Lesson1 舌先トレーニング
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舌前部…舌神経、鼓索神経
味覚・知覚に関わる神経

舌後部…舌咽神経
知覚・運動・味覚に関わる神経

舌根部…迷走神経
飲み込みに関わる神経

味を敏感に感じとることができるのは舌先(上図の舌前部)。口に入れた食べ物を奥歯でかんだら、そのまま飲み込まず、舌先に戻して味をしっかり確かめます。またかんで、また舌先に戻して味わって…と、これを3回繰り返し。食材の形が完全になくなったら飲み込む習慣をつけましょう。

舌先トレーニングに向く食材
素材の形がわかるもの
・ある程度固さのあるもの
加工されていないもの

\野菜スティックで練習を!/
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Lesson2 胃の感覚UPトレーニング
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まずは起き抜けの胃に何も入っていない状態で白湯(炭酸水でもOK)を飲み、自分の胃の底を確認します。胃の底で、食べたものの温度や重さを感じとるように感覚を研ぎ澄ますトレーニング。温かいものや重いものは、食事の満足感を高めます。

胃の感覚UPトレーニングに向く食品
ホカホカ、トロトロのもの!
・みそ汁など発酵食品
・しょうが湯などとろみのあるもの
・温かい乳製品

発酵食品は胃を温め、満足感を高めやすい
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温かくてとろみのある食品は、胃の底を長く温めてくれるため、満足感を得やすい。最初に食べるのがおすすめ。

胃の温度や重さを感じとれると…
・食事の満足度がUP
・「もういらない」感覚が身につく
・腹八分目でやめられる

トレーニングを極めれば、アーモンドとクルミの温度や重さの違いもわかるように
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アーモンドは胃に入ると温かくて重い。クルミは温かさも重さも感じられません。違いがわかれば、胃の感覚はかなり敏感!

おにぎりとパンでは、満足感の高いおにぎりを選ぶのが正解!
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パンは水分が少なくふわふわなので、胃の底で重さを感じられません。おにぎりは水分を多く含み、胃にずっしり。満足感はおにぎりが圧勝!

食欲鎮静術について教えてくれたのは…

ボディデザイナー 食欲鎮静家
松尾伊津香さん
心理学・精神医学を学ぶ傍ら、ヨガ哲学や瞑想に出合う。ヨガインストラクター、パーソナルトレーナーとしても活躍。ブログ「ヨガから学ぶダイエット」が好評配信中。

美的9月号掲載
撮影/sono スタイリスト/宮澤由佳 デザイン/Beeworks 構成/つつみゆかり、越後有希子、加藤絢子(本誌)

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