健康・ヘルスケア
2022.10.9

【肩こり解消】寒暖差や気圧差で悪化する!? 秋の「肩こり」解消法をプロが伝授

一年中ある肩こりも、寒暖差や気圧差で自律神経が乱れると悪化するので要注意。日頃から姿勢に気をつけ、適度な運動で筋肉の緊張をほぐして防ぎましょう。

症状:肩がこる

【1】ゆっくり腕を回して肩こりを解消!

「肩こりは全身の倦怠感にもつながるので、日頃からストレッチする習慣を身につけ、ほぐしておくことが大切です。特に深い呼吸をしながら行うストレッチは、自律神経を整えるのに適しています。腕はゆっくり丁寧に回してくださいね」(久手堅先生)

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(1)両手を前に伸ばす。あごや首を前に出さず、骨盤が前に倒れないように気をつける。

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(2)鼻から息を吸いながら、ゆっくり右手を上げ、左手を下げる。口から息を吐きながら1の姿勢に戻る。反対側も同様に。

【2】肩井(けんせい)と天柱(てんちゅう)のツボを押すor温めて、こりをほぐす

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「首や肩のこりには、後頭部の生え際にあるくぼみから指1本分外側にずれた天柱、首のつけ根と肩の中間にある肩井のツボが効果的。押したり、温めれば血流が改善します。ホット専用ペットボトルに水1/3、沸騰直前の湯2/3を入れてツボに当ててもOK」(若林先生)

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粘着シートで固定できる火を使わない充電式お灸
約43℃、50℃、56℃の3段階に温度調節可能。粘着シート無香18枚・よもぎ12枚つき。
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【3】スマホは首に負担の少ない持ち方を心掛ける

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「デジタル機器の長時間の使用は首や肩に負担をかけるだけでなく、自律神経を乱し、脳疲労や睡眠の質を下げる原因に。特にスマホは姿勢も悪くなりがち。スマホを持つ手はひねらず、ひじは90度に曲げ、反対側の手でひじを支えるように使ってみて」(久手堅先生)

 

せたがや内科・神経内科クリニック院長 医学博士

久手堅 司先生

アシル治療室 代表 臨床家・鍼灸師

若林理砂先生

 

『美的』2022年10月号掲載
イラスト/沼田光太郎 構成/つつみゆかり、金子由佳、大瀧亜友美

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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