「なんかだるい…」体が重い、疲れが抜けない時にやりたい簡単メソッド｜秋の不調改善
体が重い、疲れが抜けない、倦怠感（けんたいかん）がひどい…など、秋の不調症状として最も多い「だるさ」は、冷えや肩こり、睡眠不足などほかの不調にも起因。まずは姿勢や呼吸、血流など、自律神経のバランスを左右する基本部分から改善を。
症状：だるい
【1】姿勢を整えて、骨格のゆがみを取る
「スマホやPC作業が多いと、肩が前に出た悪い姿勢が定着しがち。骨格がゆがむため、呼吸が浅くなり、自律神経が乱れ、だるさを感じやすくなるといった悪循環に。座るときは骨盤を立たせるように意識。正しい姿勢が身につけば、体はラクになります」（久手堅先生）
イスに浅く座り、足首とひざの角度がそれぞれ90度になるように調整。骨盤の左右を両手でつかんで前に押し出しながら、床と垂直になるように骨盤を立てる。
＼正しい座り姿勢を保てるイスも！／
座るだけで骨盤を立たせ、腰への負担が少ないS字姿勢をサポート。
MTG Style Chair EL ピスタチオグリーン ￥37,000
【2】体をリフレッシュさせる深い呼吸を習慣に！
「意識した呼吸は自律神経のバランスUPに効果的で、深くゆっくりとした呼吸は副交感神経優位に、浅くて早い呼吸は交感神経優位になります。また、肩が内巻きになった悪い姿勢も、上を向いて深く呼吸していくうちに骨格からリセット。不調も自然と改善されますよ」（久手堅先生）
スマホ姿勢が正されて、自律神経が整う呼吸法。鎖骨の下に両手を添えて、下に軽く引っ張りながら首を後ろに傾ける。鼻から息を3秒かけて吸い、3秒止め、口から6秒かけてゆっくり息を吐く。
【3】ラジオ体操で全身を動かして 血流UP！
「だるさや疲労の回復には、適度な運動を習慣にするのが◎。運動は、東洋医学でいう“気”（エネルギー）の流れを促します。おすすめはラジオ体操。わずか3分程でも、全身を動かして末端まで血液を巡らせるため、重だるい体もスッキリします」（若林理砂先生）
【4】湯船につかって、じんわり発汗する
「入浴はシャワーだけですまさず、毎日きちんと湯船につかるのが大前提。お湯の水圧は体液の循環を促すため、むくみも軽減できます。だるさが取れないときは、温浴効果の高い重炭酸入浴剤を活用して。じんわり汗が出てスッキリ！」（若林先生）
重炭酸で体ポカポカ！
発生した炭酸ガスが中和され、重炭酸イオンに変化。
ホットタブ 薬用HOT TAB WELLNESS［医薬部外品］90錠 ￥6,930
贅沢な炭酸泡、落ち着く香り
きめ細やかな泡が体を包む。
クナイプ グーテナハトスパークリングタブレット ホップ＆バレリアンの香り 6錠入り ￥1,540
ライターTが体験！大量の汗と一緒にだるさも払う薬石浴
＼かいたことのない程大量の汗が／
15種類の温熱薬石でデトックス！
40℃の室内でミネラルをたっぷり含む鉱石の上に横たわっているだけで、驚く程発汗＆デトックス。体も心も軽くなります。
ビタミンC、ミネラル、水素など、疲労回復用のサプリメントを飲んでから入浴。
さらに施術でリフレッシュ
VIPコースは薬石浴後の施術つき。パワーツリーとハンドの両方を使ったトリートメントでこりがほぐれて、だるさも吹き飛びました。
STORMY STONE
東京都渋谷区神宮前4-19-8 #114
（TEL）03・6434・9225
（営業時間）6:30〜23:00 不定休
（料金）Basicコース（90分／薬石浴）￥16,500、VIPコース（3時間／薬石浴＋施術60分）￥44,000 要予約
『美的』2022年10月号掲載
撮影／松原敬子 イラスト／沼田光太郎 構成／つつみゆかり、金子由佳、大瀧亜友美
※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
この記事をシェアする
関連記事を読む
くでけんつかさ／2013年に開業。自律神経失調症外来、気象病・天気病外来など複数の特殊外来を立ち上げ、多くのニーズに応える。