健康・ヘルスケア
2022.7.12
痛むのはパートナーとの相性が悪いから?私の潤い不足?|性交痛のお悩み相談
心地よさや幸せを感じられるコミュニケーションであるセックス。うまくいかなくなって悩んでいる人、結構多いんです。全国の女性が相談に駆けつける婦人科ドクターに、正しい知識&改善策を教えてもらいました。
Q. 相手の性器が当たる場所によって痛みます。サイズや形が合わないのか、それとも私の潤い不足?(商社・34歳)
A. 相性の問題は意外に大きい。でも、潤滑剤で潤いを補うことで改善はできます
「相手が代わったら痛みがゼロになったというケースがあるように、相性の善し悪しは意外に大きいもの。サイズや形の問題以外に、痛いのに痛いと言えないなど、精神的な相性の悪さも影響します。お互いがリラックスできることが重要です。ただし、多少痛くても続行可能な程度ならまだ軽傷。前戯を長くしてもらったり、潤滑剤で潤いを補うことで改善できます。続けられないほど痛む場合は、婦人科を受診して!」(婦人科医 丹羽咲江先生)
『美的』2022年4月号掲載
撮影/河野 望(人形) 人形制作&スタイリスト/石井くみ子 構成/つつみゆかり、有田智子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
にわさきえ/婦人科医。名古屋市立大学医学部卒。病院勤務を経て2002年開院。性交痛治療で訪れる患者は全国から!