ボディケア
2021.9.1

【調査】プロテインを「毎日」飲む人は、何割?

大学教授が教える「プロテイン」の基礎知識。「プロテイン」は肌や髪など美容にも重要な栄養成分。日常生活の中で不足しがちな「たんぱく質」を手軽に摂ることができるから、「毎日飲んでいる」という女性も多いはず。「プロテインを飲むと太る」というウワサの真相や、プロテインの種類について正しく学んで、毎日上手に摂取しましょう。

毎日? 週何回? 摂取頻度を調査

半数以上がプロテインを摂取

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みなさんは、プロテインを摂取していますか? 今回アンケートにご協力いただいたのは、美的クラブ会員134名。アンケートの結果から、そのうちの半数以上である、およそ67%もの人がプロテインを摂取していることがわかりました。

毎日? 週何回? 頻度を調査

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プロテインを摂取していると回答した方々に、摂取頻度を聞いところ、「週に1日」と回答した方と、「毎日」と回答した方がほぼ同じという結果になりました。その次に、週に3日、2日……と人によって摂取日数は異なる様子。

最近、健康的な美しさを追求するボディメイクがトレンドになっている背景から、身体の内側からアプローチする方法が増えてきましたね。低カロリー、低脂肪、高タンパクといったボディメイクに必須な要素が含まれるプロテインですが、「プロテインは太る」という考え方をしている人も多いはず。

それでは、専門家の意見も聞きながら、どのようにプロテインを摂取するのが適切なのか、知っていきましょう。

「プロテインを摂ると太る」ってホント?真相を専門家に直撃!

女性向けのプロテインも数多く発売され、毎日取り入れているという人も多いかもしれません。その一方で、根強く囁かれるのが「プロテインを摂ると太る」というウワサ。これって本当なのでしょうか。さっそく、この疑問を藤田教授にぶつけてみました!

立命館大学 スポーツ健康学部 

教授 藤田 聡 先生

A.ウソ

「市販のプロテインは、大きくふたつに分けられます。ひとつが牛乳から抽出した“ホエイプロテイン”で、もうひとつが大豆たんぱく質から抽出した“ソイプロテイン”です。

ホエイプロテインは、抽出する過程で脂肪や炭水化物が抜けていくため、基本的に成分のほとんどがたんぱく質となります。加工し、糖質などを足していない限りは、余分なエネルギーもありませんから太りにくいです。また、アミノ酸のロイシンが豊富に含まれるので、筋肉をつくるスイッチが入りやすくなるというメリットも大きいです。

一方、ソイプロテインは、含まれるたんぱく質は、ホエイプロテインより少ないのですが、脂肪を分解するホルモンの分泌を助けてくれる“アルギニン”というアミノ酸が含まれています。例えばホエイとソイをそれぞれ飲んだあと運動をしたときに、どちらのほうが運動中に脂肪を使うか?という実験をしたところ、ソイのほうが優勢でした。

つまり、ホエイはたんぱく質以外の余分なカロリーはありませんし、ソイはそれよりも太らない成分ということになります。プロテインだから太るというのではなく、過剰にエネルギーを摂っているのが原因だと考えられます。」(藤田先生・以下「」内同)

Point

ホエイはたんぱく質以外の余分なカロリーはない、ソイはそれよりも太らない成分。つまり、プロテインだから太るというのではなく、プロテインを摂って太ると感じるときには過剰にエネルギーを摂っているのが原因。

理想的なプロテインの摂り方は?

「まず、食事でどれくらいのたんぱく質を摂っているか、というのが大事。食事摂取基準では、1日50~60gが理想です。3回の食事でまんべんなく摂取したいので、1食あたりのたんぱく質の必要量は20g。

ところが…多くの人の場合は、朝食のたんぱく質の摂取量は約12gといわれています。朝食で足りないたんぱく質を補うためにプロテインを摂取するのが理想ですが、注意したいのがタイミング

朝食前にプロテインを飲むと、腹持ちがよいために、お腹がいっぱいになって朝食が食べられないということも……。プロテインは、朝食後に摂取するようにしましょう。」

  • 理想的なたんぱく質の必要量は、1食あたり約20g
  • プロテインを摂取するタイミングは、朝食後
  • 足りないたんぱく質を補う場合、ホエイ、ソイどちらでもOK

美味しく毎日摂れる「プロテイン」【3選】

【1】ノバ スコシアオーガニックス オーガニック プロテイン カカオ&メープル

美容エディター

中島麻純さん

価格容量
¥3,546(編集部調べ) 210g
  • 自然な甘さがおいしい。
  • カカオのコクとメープルの香りがべストマッチ。

 

【2】成城石井 トレイルミックス シリーズ プロテイン(左)

価格容量
¥971 7袋入り
  • 「トレイルミックス」とは、アウトドアシーンなどで手軽に栄養補給できるようにナッツやフルーツなどをミックスしたもの。
  • 自分にぴったりな“栄養補給”を叶えてくれる。
  • 1袋=食べ切りサイズになっていて、美味しく健康を目指したい人必見。

【3】エム・アール・アイ|プレシャスプロテインプラス

価格容量
¥12,960 30包
  • 体を仕上げる3つのプロテインをイン。
  • エンドウ豆たんぱくを主成分とした植物性のプロテイン。
  • おいしさと、女性もトライしやすい味を追求して、モカフレーバーに。
  • シリアルに混ぜて食べるのもおすすめ。
  • 個包装だから、間食のお供にしても。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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