あなたの足裏、歪んでいない? 簡単エクササイズで足首くびれのある美脚を叶える!
普段の何気ない姿勢やクセが原因で、日々、自分自身の脚を短くしているかも!? 足裏が歪んでいると、足首も太くなり、のっぺり脚に…。そこで今回は、脚線整美師の中村希実さんに脚を短くしてしまう原因の1つである「足裏アーチの低下」の解消法を教えてもらいました。
“足裏アーチの低下”が起こるとくびれのないぺったり脚に
足裏の内側へのねじれが足首のくびれ消滅のモト
「内股歩きのクセは、股関節から下の骨格に内向きのねじれを起こします。ヒールの内側が減りやすい人も同様で、足首が回内し、土踏まずがつぶれて足首が埋もれることに。高いヒールも、爪先に重心がかかり、狭い靴先で圧迫されるので足指や足裏にゆがみを起こします。足首の正常な動きも阻害され、さまざまな足のトラブルにつながります」(中村さん)
こんな人は要注意!
□内股で歩くクセがある
□ヒールの内側が減りやすい
□4cm以上のヒールをよく履く
足首を固定できる靴を選ぼう
足をしっかりホールドできる靴を
靴の中で足が遊ばないようジャストサイズで、靴ひもやストラップなどで足首をホールドできる靴を選び足裏アーチを守りましょう。
足裏をほぐし、重心を整えるエクササイズ
足裏をしっかりほぐして、偏って体重をかけるクセをリセットし、正しい位置で体重をかけられるようバランス感覚も鍛えます。
青竹踏み屈伸《30回》
足裏をまんべんなくもみほぐしながら、屈伸運動をすることで重心のバランスも整えます。
(1)青竹の上に乗り、足裏全体をマッサージ
青竹の上に両足を乗せ、足裏全体をもみほぐします。青竹の代わりに、足裏マッサージ器を使用してもOK。
(2)土踏まずに青竹を当て軽くひざの屈伸運動をする
土踏まず辺りで青竹を踏んだまま、軽くひざを曲げ伸ばしする。内股にならないように、ひざをまっすぐ曲げること。
ふくらはぎをもち上げる運動《左右20回×2セット》
片足でバランスをとりながら、骨盤が傾かない、正しい位置感覚を身につけます。
(1)イスや台などにつかまり、片足で立つ
イスや台、手すりなどにつかまりながら片足で立つ。姿見鏡を置いて、体の軸を確認しながら行うとベスト。
(2)床につけている方の足のかかとをもち上げる
下腹を凹ませながら、足指で床を踏み締めてかかとをもち上げる。親指側に力を入れ、骨盤が傾かないよう注意。
【これはNG】親指に力が入らないと、骨盤が外側に傾く
教えてくれたのは…
脚線整美師 「STUDIO脚光美芯」主宰 中村希実さん
下半身コンプレックスを克服した自身の経験から、脚線のゆがみ方や動 作のクセを分析し、筋肉や骨格を正しいバランスへと導く独自の「脚線整美メソッド」を編み出す。
『美的』10月号掲載
イラスト/大塚さやか 構成/村花杏子(KWC)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。