ボディケア
2017.12.11

寝る前は仙骨ゴロゴロ…寝起きは?朝&夜にオススメの簡単ストレッチ

健康のため、ダイエットのため、ストレスや緊張を解消するために、ストレッチが役に立つのは皆さんご存じのとおり。ですが、ストレッチをしてもなかなか期待する効果が得られないことってありませんか? それ、ストレッチのタイミングや内容が合っていないからかもしれません。

特に、寝起きや就寝前は、そのタイミングに合っていないストレッチを行うと、日中も眠気を引きずってしまったり、寝つきが悪くなったり……なんてことも。

そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、朝・夜それぞれにオススメのストレッチをその理由とあわせてご紹介したいと思います。

 

朝はスイッチをONにするストレッチ

朝の頭と体は、まだ夢と現実の間にいるようなボンヤリとした状態。きびきびと活動を始められる状態に持っていくために、ゆっくりと体を大きく動かすストレッチでガチガチにかたまった筋肉・関節を緩めて、血流をよくしてあげるとよいでしょう。

起きてすぐに動く気分になれない方は、まずはベッドの中で仰向けになり、両手を頭の上で組んで大きく伸びをしてからストレッチを開始しましょう。

下の写真のように、腕を上げて体の側面を伸ばしながら、股関節を開いて足を伸ばすストレッチは、朝の目覚めにピッタリです。カーテンを開けて朝日を浴び、ゆっくりと呼吸をしながら行ってみてください。

 

夜はスイッチをOFFにするストレッチ

夜は、一日頑張った体をしっかり休ませるために、緊張やストレス、体の疲れ、むくみをほぐすような副交感神経を優位な状態にするストレッチがオススメ。心身ともにリラックスでき、スムーズに入眠できるようになります。

また、その日の疲れをその日のうちにケアしてあげることで、翌朝の目覚めもよくなりますよ。

副交感神経は、尾骨の上、骨盤の中央にある三角形の骨“仙骨”と密接に関係しています。仰向けの姿勢で両ひざを胸の前に引き寄せ、体を前後にゆすって仙骨を刺激してあげましょう。

それから仰向けの姿勢で両ひざを立て、そこから足を天井に向けて直角に持ち上げ軽くゆすって血流を促します。

続いて、息を吐きながら両足を左側に倒して顔を右に向けたら鼻呼吸を5回、反対側も同様に行うと、お腹まわり・腰まわりの緊張が気持ちよくほぐれますよ。

 

朝は、体がビックリしないようにゆっくりと大きく動かしていくこと、夜は、交感神経が優位にならないように軽めにほぐすストレッチを心がけることがポイントです。

タイミングと内容を意識しながら、効果的にストレッチを行いましょう。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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