迫力ありすぎっ…「パーンと張った太もも」に股関節ほぐしが有効!
なかなか痩せにくい脚。筆者が経営している痩身サロンでも、一番よく選ばれているパーツの施術は”太もも”です。「目立つ“太もも”を細くしたい!」という人が多いのを感じています。
とくに、太ももの前に張りがあると太くたくましく見えてしまい、自分で見てもがっかりしますよね。実は、この“前張り”の主な原因は“股関節のゆがみ”からきています。なので、いくら運動やマッサージ、食事制限をしてもなかなか細くなりません……。
そこで今回は、股関節のゆがみを正して、太ももの前張りを落とす方法をご紹介したいと思います。
■股関節のゆがみをチェック!
加齢とともに、だれでも股関節の動きが悪くなり、ゆがみやすくなります。その理由は主に以下の2つです。
(1)股関節や周囲の筋肉が硬くなる
(2)股関節を支える筋肉が弱まる
さらに、以下のようなクセがある人は注意が必要です。
・横座りする
・片脚立ちする
・運度不足である
・脚を組んで座る
・長時間同じ姿勢でいる
・平らな所でもつまずくことがある
・荷物をいつも同じ側でばかり持つ
・肘をついて寝転びながらテレビを見る
そもそも股関節は、骨盤と太ももの骨の接合部位を指します。通常は股関節が正しくハマっているのですが、偏った習慣があると位置がずれてきてしまうのです。
また、骨盤が前方向へねじれるようなゆがみがあると、股関節の“前部分”が詰まってしまいます。ここが詰まると血流の流れが悪くなり、太もも前側の筋肉(大腿四頭筋)が緊張し、縮んで硬くなります。
まずは偏った習慣を見直すことが先決。と同時に、硬くなってしまった筋肉をほぐすことも重要です。
■股関節周りをほぐすポーズ
ここでは、股関節のゆがみと深く関わっている筋肉、”腸腰筋”と”大腿筋膜張筋”の2つをほぐすポーズをご紹介します。
(1)腸腰筋をほぐすポーズ
脚を後ろに引く姿勢をとります。また、普段から歩幅を広げて歩くように意識しましょう。
(2)大腿筋膜張筋をほぐすポーズ
脚を後ろに引きながら、引いた脚の逆方向へ(右脚を引いたら、そのまま左方向へ)ストレッチします。
ちなみに、このポーズを脚を浮かして行うと内ももが鍛えられ、美脚へ近づきます。
たったこれだけのポーズですが、股関節周りがほぐれるオススメのストレッチです。ぜひ隙間時間に気軽に試してみてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:清崎汐里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。