ヘアのお悩み
2024.6.7

くせ毛こそ可愛くなれる、ミディアムヘア【9選】

扱いが面倒なくせ毛。そんなくせ毛をあえて活かした髪型を掲載。顔型別や前髪あり・なし別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

くせ毛×ミディアムをキレイに見せるコツ「4つ」

【1】多毛でくせ毛さんはレイヤーカットで調整

毛量が多く癖も強い方は、レイヤーをたっぷり入れてシルエットをキレイに整えるのがポイント。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

【2】レイヤーでソフトウルフヘアに

生え癖やくせ毛が少しあるためレイヤーをうまく入れることで、くせを活かした優しいウルフヘアになります。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)&REVES(レーヴス) 藤間帆乃夏さん

【3】重さを出すのと弱酸性縮毛矯正を活用

ノンレイヤーで重さを残しているので、クセ毛さんでも広がりにくい。
“弱酸性縮毛矯正”です。通常のストレートパーマより髪にやさしく、ブリーチ毛にも対応が可能。ダメージレスな上、柔らかい動きを叶えます。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田 流星さん

【4】美容室でのトリートメントを活用

年齢関係なく髪のエンジングケアで艶を取り戻すことが可能な最近の美容室でのトリートメント。艶が出ることで、自分の髪の癖も適度にまとまり、きれいな流れが生まれます。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

「顔型別」くせ毛×ミディアムヘアスタイル【3選】

【1】「面長」ふんわりレイヤーのウルフミディ

Point

このモデルさんは面長なので、顔を包み込むような毛流れを作るためにたっぷりとレイヤーを入れました。そのため、ふんわり感の中にきちんと動きもあるウルフスタイルに。


【how to“ベース&カラー”】
毛量がしっかりとあるので、癖に合わせて全体的にレイヤーをしっかりと入れて軽さを出し、顔まわりにもレイヤーを入れてエッジのきいたウルフ感スタイルにしました。面長さんなので、顔を包み込むように内巻きウルフにして面長をカバーしています。前髪も横に流して、縦ラインを払拭しています。カラーは11トーンのモーヴグレージュで柔らかく透明感のあるカラーに。パープル系のカラーは、透明感が出るので最近人気のお色です。


【how to“スタイリング”】
全体的には32ミリのコテでレイヤーのカットラインに合わせて内巻きのワンカールでクセを活かし形を作っています。丸く入れすぎない感じでCカールを描く感じでコテを入れてウルフ感を出しています。最後に軽く、オイルをなじませると艶感アップで◎。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

【2】「ベース型・卵型」ウルフの黒髪で個性的スタイル

Point

全体を鎖骨下1cmの長さでカット。前髪は目の上ギリギリの長さで重めに切り、顔まわりとつなげてレイヤーを入れます。バックにもしっかり高めにレイヤーをオン。


【how to“カラー”】
カラーは、3レベルのグレージュをチョイス。アメジストカラーを加えたグレージュは、ツヤ感のある仕上がりを叶えつつ、かっこよさを演出。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、18mmの細めのロッドをメインに、根元からスパイラルパーマをかけます。

スタイリングは、ハーフドライの状態でパーマ用ムースorバームを全体に揉み込んでから自然乾燥させます。最後にバーム:オイル=1:1をなじませてもグッド。

担当サロン:S.HAIR SALON(エスヘアサロン) 佐藤陽香さん

【3】「ベース型・丸顔・卵型」外ハネと内巻きワンカールスタイル

Point

鎖骨下3cmの長さでカットし、顔まわりと表面にレイヤーを入れます。レイヤーの長さを変えることで、ちょっぴり個性的に。前髪は黒目幅くらいのシースルーにカット。動きの欲しいところの質感を調整して抜け感メイク。


【how to“カラー”】
カラーは8レベルのピンクブラウンに。赤みを足すことで、季節感とツヤ感をプラス。顔色をアップさせる効果もあります。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先を外ハネに、それ以外は内巻きにワンカール。レイヤーを入れているので、髪が自然にランダムに動いてくれます。柔らかさとツヤ感を出すワックスとオイルを1:1で混ぜて毛先から塗布します。手に残っているものを顔まわりと前髪につけて動きを調整したら完成です。

担当サロン:PEEK-A-BOO銀座中央通り(ピーク・ア・ブー ギンザチュウオウドオリ) 木下美咲さん

「前髪あり」くせ毛×ミディアムヘアスタイル【3選】

【1】くせ毛でもふんわりするくびれスタイル

Point

カットベースは、肩くらいの長さのワンレングスに。表面に軽くレイヤーを入れ、ふわっとした動きを出しやすくします。前髪は、厚くならないよう軽めに。サイドバングは、チークラインでカットし動きをプラス。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのショコラブラウンに。派手にはなりたくないけど、赤みは削りたいという人におすすめの髪色で、1年を通して人気色です。


【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンで外ハネにして、首に沿わせたくびれヘアに。表面は内巻きに、サイドバングは、内巻きにしつつ、外に抜くように毛流れをつけるのがポイント。

くせ毛&多毛さんは、バーム、細毛&軟毛さんは、オイルを。セットが長持ちするしっとり系がおすすめです。スタイリング剤を指の間までしっかりつけ、内側から揉み込むようになじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

【2】ウルフの内巻きで小顔効果スタイル

Point

髪が細く毛量も少ないので、顔まわりに入れたレイヤーはあまりスカスカになりすぎないようしています。量感は取らず高めからレイヤーを入れて動きを出します。また、全体にも表面にレイヤーをいれ、くびれミディのスタイルになっています。生え癖やくせ毛が少しあるため、レイヤーをうまく入れることで、くせを活かした優しいウルフヘアになります。頬にかかった髪が、顔の面積を削り小顔見せも叶います。


【how to“カラー”】
カラーは10トーンのアッシュベージュで柔らかく透明感のある色味にしました。


【how to“スタイリング”】
猫っ毛の人は、くせを活かしたウルフカットでも、動きが固定されにくいので、全体は32ミリのコテで外ハネ、内巻きのワンカールで形を作っています。顔まわりと前髪はストレートアイロンで自然に内にいれてクセを活かしたウルフ感のあるスタイルの完成です。スタイルがホールドされにくいので、オイルにワックスを少し混ぜて、全体になじませると崩れにくいです。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 藤間帆乃夏さん

【3】ヘアカラーがツヤっぽいこなれスタイル

Point

鎖骨の長さでワンレングスにカット。緩やかな前下がりにしているので、外ハネがキレイにまとまります。適度な重さを残して量感調整することで、ツヤ感のある洗練された印象に。前髪は、ややワイドのシースルーにします。程よい重さのあるワンレンなので、クセ毛でも扱いやすいスタイル。


【how to“カラー”】
カラーリングは、ほんのり赤味をプラスしたニュートラルカラーのカカオブラウンに。ツヤ感と柔らかさを感じさせる色味で、肌映りがよく顔が明るく見える効果も。


【how to“スタイリング”】
26mmのコテで毛先をワンカール外ハネにします。軽めのオーガニックオイルを指と指の間にしっかり馴染ませ、もみあげ→えり足→毛先→中間→根元付近→前髪の順に塗布します。指の間に髪を通すようにすると、立体感のある仕上がりを叶えられます。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん

「前髪なし」くせ毛×ミディアムヘアスタイル【3選】

【1】ふわっとセンター分けの韓国スタイル

Point

カットベースは、巻いて胸上のレングスに。顔まわりにレイヤーを入れてふわっと感を出しやすくします。前髪は、あご下の長めに設定。ラフにすることで、広がるクセ毛を活かすこともできる優秀ヘア。


【how to“カラー”】
カラーは、バレイヤージュとフェイスフレーミングを入れてから、ミルクティーベージュをオンカラー。柔らかい印象で、メイクやファッションを選ばないオールマイティーなカラーです。


【how to“スタイリング”】
34mmのカールアイロンで、毛先から外巻き→内巻きのウェーブ巻きに。顔まわりのみ、リバースに巻いて毛流れをつくります。前髪は、自然な立ち上がりに。ドライな質感になるようワックスで仕上げます。しっかり巻いたカールをクシや手で一回崩してから、ワックスをくしゅっともみ込むのがラフ感をつくるポイントです。

担当サロン:Violet Nagoya(バイオレット ナゴヤ) 近藤優希さん

【2】レイヤーをたっぷり入れたウルフスタイル

Point

癖をいかしたくびれレイヤースタイルでウルフヘアに。顔まわりは頬骨にかかる位が小顔効果抜群でおすすめです。レングスの設定はお好みでが、鎖骨位が綺麗にハネやすく◎。顔まわりの長さから綺麗なひし形に、肩上でくびれるようレイヤーをつなげていきます。


【how to“カラー”】
カラーはオレンジブラウンで8トーンで秋色に仕上げています。


【how to“スタイリング”】
スタイリングはとっても簡単。癖を活かして少し手櫛を通したり、ねじりながら乾かし、まとまるスタイリングをつけて完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

【3】カジュアルで可愛い無造作スタイル

Point

ワンレンの無造作ストレートヘア。髪質が硬く、柔らかく見せたい人は毛先に少しレイヤーを入れることで動きのある柔らかスタイルになります。


【how to“カラー”】
さらに髪の毛が柔らかく見える8レベルのブラウンベージュで透明感カラーにしています。ブラウンベージュはどんな方にでも、どんなシーンにもマッチする万能カラーなのでおすすめです。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使って毛先を軽く外はねベースにしていきます。そのあとのスタイリングは、オイルを毛先から揉み込むようにつけてウエットな無造作感を出せば完成です。

担当サロン:k-two Esola IKEBUKURO(ケーツーエソラ 池袋) 土佐 優奈さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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