ヘアのお悩み
2020.6.4

梅雨の湿気から髪を守る! 広がらない美髪をつくる、正しいドライヤーのかけ方

湿気の季節、髪の「困った!」毛量倍増! 髪が爆発したその姿はまるでライオン! 本格的な梅雨が始まる前にしっかりと正しいドライヤーのかけ方をマスターしましょう。

そもそもなんで湿気が多いと髪が「広がる」の?「まとまらない」の?

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「見た目は同じに見えてもダメージなどの影響で、毛髪内部の状態は根元から毛先まで不均一になっています。髪は水分を含むと膨潤しますが、湿気により毛髪内部の水分量が増えると、内部が不均一なために部位により膨潤度合いが異なるので、規則性のないうねりが発生します。そうなると髪の面が整わず、広がってまとまりません。特にひどいダメージヘアでは毛先中心にたんぱく質が内部から流失してスカスカなので、根元との内部状態の差によって、より強くうねり、広がりやすくなります」(ミルボン 川村拓哉さん)

Q.髪を湿気からガードするためには?

A.スタイリングよりもまず「よく乾かす」ことが大前提!
「湿気対策をスタイリングでなんとかしようとする人が多いのですが、まず髪を完璧に乾かすことが最も重要なんです」(美容家 神崎恵さん)

髪表面だけドライヤーを当てても、地肌を乾かさないと内側に水分がこもり、根元に残った水分を再び吸ってうねりや広がりの原因に。
「正しい手順できちんと乾かせばその後のスタイリングがスムースなだけでなく、キューティクルが引き締まり、くせも出にくくツヤもアップ。乾いたと思ってからさらに3~4分かけると◎」(ヘアスタイリスト 大谷猶子さん)

温風だと暑くて汗をかいてしまう人は冷風をうまく使って、とにかく100%乾かすのがポイント。

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(1)まず先に根元を完全に乾かす
髪を持ち上げて根元に風を入れ、頭全体の頭皮の水分をしっかりとばして乾かす。襟足やサイドも念入りに。

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(2)次に中間から毛先を乾かす
次に、中間から毛先に向かって風を当てて乾かす。根元がちゃんと乾いていれば、中間から毛先もすぐ乾く。

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(3)キューティクルを整える
全体が乾いたら、頭頂部から毛先へ、上から下に髪を軽く引っ張りながら風を当てて、キューティクルを整える。

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(4)冷風を当て、形状記憶させる
ドライヤーを冷風モードに切り替えて髪全体に当て、キューティクルをさらに引き締めて、形状記憶させる。

 

ドライヤーは大風流のものを!

オーバードライを防いできちんと乾かすために、時短にできる大風量のドライヤーを使って。

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強弱差のある風を起こして素早く毛束をほぐす速乾ノズル。
パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0B ¥30,000(編集部調べ)

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髪の温度を感知し自動で温風冷風を切り替え、プロの熱コントロールを再現。
MTG リファビューテック ドライヤー RE-AB0 2A(ホワイト) ¥33,000

 

教えてくれたのは…
ミルボン 研究開発部 川村拓哉さん
基礎研究グループにて技術広報担当。オージュアなどのブランドの立ち上げに携わる。

ヘアスタイリスト・毛髪診断士 大谷猶子さん
ヘアサロン『オルタネ』主宰。髪を深く 愛し、高い技術と豊富な知識はオタク級。

美容家 神崎 恵さん
湿気で広がりゴワつく髪質に負けず、高い経験値でどんなときもキレイなヘアをキープする美の達人。

 

『美的』2020年7月号掲載
撮影/岡本 俊(まきうらオフィス/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/佐川理佳(TRON) スタイリスト/小川未久 モデル/上西星来 構成/中尾のぞみ

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