湿気でまとまりにくい髪を根本から改善!|ダメージに負けない髪を育む頭皮ケア方法【美容賢者の髪コンプレックス解消vol. 115】
「猫っ毛でダメージを受けやすい髪なので、カラーを全体的に入れず、ハイライトとローライトで明るさを出したり、トリートメントでケアを習慣にしたりして、ダメージを最小限に押さえるようにしています」という野口さん。
それでも梅雨時期など湿気が多いと、まとまりにくく、ダメージを感じやすくなるため、定期的にセルフヘッドスパをしているそう。
「健康的な髪のために、頭皮からケアをするのは大事。積み重ねていくことで、ダメージに負けない髪を育めます」とのこと。
野口さんが週1回取り入れているセルフヘッドスパ方法を教えてもらいました。
今月の賢人File
ヘアサロン tricca銀座店 スタイリスト 野口眞莉奈さん
名前:野口眞莉奈(ノグチマリナ)
年齢:25歳
髪質:猫っ毛で量は少なめ。
髪の長さ:あご下のボブ。前髪は眉が隠れる長さ。
ヘアカラー:ハイライトとローライトを入れてトーンアップしている。
パーマ:ナシ
髪コンプレックス:うねりのクセがあり、まとまりにくい。また、髪が細くてダメージに弱い。
賢者プロフィール:銀座にあるヘアサロン『tricca』の人気スタイリスト。女性らしいモードなショートやボブスタイルが得意で、銀座で働く感度の高い女性たちから支持されている。
野口さんのいるサロンはこちら→http://www.tricca-m2b.com/ginza/
頭皮からダメージケアをしてまとまりのいい髪にするHow to
※プロセスをわかりやすくするために、フォームをつけずにHow toを教えてもらいました。実際にケアするときは、髪が濡れていて、フォームの泡がついた状態で行います。
【STEP1】シャンプーの代わりに専用フォームを使う
「いつものシャンプーのように髪と頭皮をしっかりと濡らして湯洗いしたら、フォームを手のひら山盛りに出し、頭皮と髪になじませます」
「頭皮にしっかりとフォームをなじませたいので、髪をかきあげてから頭皮を手のひらで押さえてフォームをつけます。その後、毛先までなじませます」
使うフォームはコレ!
「モチモチとした弾力のある泡で、洗っている最中に泡がへたることがなくマッサージしやすいのが特徴。シャンプーの代わりに使えるので、手間いらずです。洗い上がりは頭皮がスーッとしてリフレッシュ効果も抜群!」ミルボン オージュアAS クリアフォーム 170g ¥2,800
【STEP2】下から上へ向かって指の腹でマッサージを
「重力によって頭皮は下がりやすいので、下から上へマッサージするのが基本。手を左右に小刻みに動かしながら、頭皮を傷つけないように10本の指の腹で頭皮を揉んでいきます」
【STEP3】一番硬くなりやすい頭頂部をほぐす
「頭皮の中で特に硬くなりやすいのが頭頂部。【STEP2】で頭皮全体をマッサージしたあと、さらに頭頂部を入念にほぐします」
【STEP4】目が疲れているときは耳の上をプッシュ
「パソコンやスマホが欠かせず、目が疲れていることが多いので、眼精疲労ケアに効果的なツボを刺激します。位置は耳のちょうど上。親指の腹を使うと押しやすいです」
【STEP5】首のコリのツボも刺激して頭をすっきりと
「やはりパソコンやスマホ生活をしていると首もコリやすいため、ツボ押しでケアします。頭の後ろの首の付け根にある凹みが、首コリ解消のツボなので、親指の腹でゆっくりと刺激していきます。首のコリが取れると、頭が軽くなったようなすっきり感が得られますよ」
【仕上がり】
週1回、シャンプーを頭皮専用フォームに置き換えてマッサージをすると、顔立ちまですっきり。
頭皮がクリアになるおかげで、まとまりやすい髪に。
構成/越後有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。