ヘアスタイリストshucoさんが、初の著書を刊行。 早くも“髪のバイブル”と注目の的に!
『美的GRAND』にたびたび登場している、ヘアスタイリストshucoさん。自身の体験20年以上のヘアスタイリスト経験で培った視点から、「髪と心のセルフケア」をまとめた初の著書『わからない、髪のこと。』(芸術新聞社)を出版されました。その記念イベントにお邪魔し、shucoさんの髪と心に対する熱い思いを聞いてきました!
30年以上悩んできた脱毛症と向き合い、実践してきたことを一冊に
フランスで活躍し、帰国後もメディアに登場するほか、自身のヘアケアブランド「SUMIDAY」やヘアアクセサリーブランド「TRESSE」のディレクターとして多忙な日々を送るshucoさん。
知的で笑顔の魅力的な彼女が、実は30年以上前から想像を絶する髪の悩みを抱えていたとは思いもしませんでした。先日行われた出版記念イベントでは、髪にまつわるさまざまな体験を赤裸々にお話しされていました。

イベントで自身の体験を語るShucoさん
shucoさん:10歳の頃に友人同士の板挟みとなり、ストレスを感じて10円玉ハゲができ、治ってはできて…を繰り返したんです。中学生になったら頭の約1/3が脱毛してしまい、悩みは深刻でした。隠そうといろいろ工夫をすることでヘアアレンジが得意になったんです。
その後、美容師免許をとり、渡仏。あるとき、ウィッグの仕事で13歳の脱毛に悩む少女と出会ったshucoさん。その少女がウィッグをつけた瞬間発した言葉、「これでやっと学校に行ける! 友達と会える!!」に感動し、「髪の毛を通じて、誰かの役に立ちたい」と強く思ったそう。
shucoさん:現在は、SNSなどでさまざまな髪のお悩みに答えたり、薄毛に悩み方向けのヘアケア剤を開発したり、悩みを隠す工夫の仕方を提案したりすることがライフワークとなりました。あるとき、「髪の百科事典や『家庭の医学』のような本を作りませんか?」と編集の方にお声をかけていただいて、この本を作るに至ったのです。

イベントでは、髪にボリュームがなくなってきた場合の
ドライヤーのかけ方やスタイリング剤のつけ方など指南。
本を通じて伝えたいこと
本の中には、クセ毛、多毛、うす毛、白髪…さまざまな悩みにおすすめのコスメやケア法が詳しく載っています。さらに、「心が弱ったときの対処法」やshucoさんの「ルッキズム論」など興味深いトピックスも。今も髪に良いと言われているものは積極的に試し、ヒト幹細胞や植物療法、中医学の治療なども取り入れているのだとか。
shucoさん:事実に向き合うことは決して簡単ではありません。でも時代はどんどん進化していて、新薬も登場しています。新しい情報に目を向けてほしいです。そして、決してひとりで抱え込まないで。この本がときにお守りのような、ときに家庭の医学のような存在になれたらと願っています。
具体策がたくさん盛り込まれていて、語り口がとことん優しい。まさに、髪に悩む人たちにそっと寄り添ってくれる本です。髪の老化を感じ始めている人や、この先の髪のために今できることを知りたい人、人には相談しにくい髪の悩みがある人、家族や大切な人の髪の悩みに力になりたい人、そして「キレイ」を諦めたくない人すべてに読んでほしい一冊です。
『わからない、髪のこと。』(芸術新聞社)2,200円(税込)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
東京のヘアサロンを経て渡仏。『VOGUE』などのモード誌や広告ビジュアルを手がけ、帰国後も雑誌や広告で活躍。現在、ヘアケア商品の開発や使い方の監修など幅広く活動中。Instagram @shuco.hair YouTube @shuco_hair