ヘアスタイル・髪型
2024.3.11

【最新】長さ別で分かる!似合う「前髪ヘアカタログ」おすすめ33選

【前髪ヘアカタログ】厚さや長さによってイメージがガラッと変わる「前髪」。今回は、シースルーなどの薄め・厚め・短め・長め前髪の各レングス別おすすめヘア、2WAYバングのおすすめヘア、前髪アレンジテク、崩れない前髪セット方法をまとめました!好みの前髪を見つけてみてください♪

【薄め前髪】「レングス別」おすすめヘア6選

「ショート」の薄め前髪

  • 【長めのシースルーバング】首元すっきり&小顔効果のコンパクトショート

人気の顔まわりレイヤーを入れたショートヘア。タイトなシルエットながら、透け感があるので、重い印象にならずにカジュアルなモード気分を楽しめます。また、シースルーバングでも抜け感をプラス。前髪は、アーチ型にカットすることで、ナチュラルに目元を強調してくれます。

【how to“ベース&カラー”】
えり足を首元がすっきり見える長さでカット。バックのウエイトは、若見え、柔らか印象を叶える低めに設定します。顔まわりはレイヤーを入れ、前髪は長めのシースルーバングに。顔まわりにレイヤーを入れることで、大人っぽさを感じられるスタイルになります。

カラーは、5レベルのアッシュベージュをチョイス。地毛では味わうことのできない絶妙な透明感のあるカラーで、お洒落感をUPさせます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体をシャープに仕上げ、顔まわりのみ軽く内巻きにします。

最後に軽めのオイルで、エアリー感を出すようになじませたら完成です。

担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクスシブヤスマートサロン) 渡邉由理さん

「ショートボブ」の薄め前髪

  • 【シースルーワイドバング】顔型をカバーするショートボブ

こちらのショートボブは、シースルーバングで、縦長を強調し、丸顔をカバー。さらに、前髪をワイドにつくり、サイドバングに繋げているので、面長さんの補正もできる優秀デザインです。

【how to“ベース&カラー”】
えり足の長さをリップラインにカットしたショートボブ。全体を前下がりラインにすることで、すっきりとした印象に。前髪は、眉下でシースルーにカットします。

カラーは、8レベルのモノグレージュに。グレーとベージュのいいとどりをしたヘアカラーで、くすみ感がなく、柔らかく透明感のある仕上がりを叶えます。

【how to“スタイリング”】
全体をハンドブローで乾かし、前髪だけ真下に下すイメージでブローできるとグッド。ブラシは、デンマンでもパドルでも手持ちのものでOK。

スタイリング剤は、髪質に合わせて、細毛さんは軽め、広がりやすい人は重めのオイルを。中間から毛先中心になじませ、サイドの髪を耳にかけたら、ワンポイントとなるもみ上げを引き出し、洒落感をプラスしたら完成。

担当サロン:joemi by Un ami(ジェエミ バイ アンアミ) 小倉太郎さん

「ボブ」の薄め前髪

  • 【シースルー流しバング】抜け感と大人見せの丸みボブ

コロンとした丸みのシルエットが可愛いこちらのボブ。グラデーションの丸さが引き立つデザインで、可愛さだけでなく、抜け感のある前髪と軽い質感により大人っぽい雰囲気を演出。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインの平行ボブ。毛先の重さを取るグラデーションを入れることで、ナチュラルな丸みシルエットに。前髪は、目にかかる長さのシースルーにカットし、サイドは長めで流れるようにします。

カラーは、8レベルのショコラベージュをチョイス。暖かみのあるショコラとベージュの柔らかさをいいとこ取り。髪にツヤ感も与えます。

【how to“スタイリング”】
頭の丸みに沿ってストレートアイロンを通します。毛先がナチュラルに内に入るようにカットしているので、内巻きにしなくてもOK。内巻きのカールが強いと幼くなりやすいのでご注意を。

軽めのスタイリングオイルを内側から表面、毛先と馴染ませ、手に余ったもので前髪の束感を整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) manaさん

「ミディアム」の薄め前髪

  • 【うぶバング】ナチュラルストレートミディ

顔まわりのニュアンスが可愛いこちらのミディ。シースルーバングより薄めで束感を強調できる“うぶバング”がポイントに。うぶバングは、垢抜けた大人っぽさを演出するため、前髪を作りたいという人にもおすすめ。

【how to“ベース&カラー”】
全体の長さは肩につかないくらいの切りっぱなしに。あごラインに沿うもみあげにレイヤーを入れ、ニュアンスを出しやすくします。前髪は、目上の長さで薄めにカット。

カラーは、7レベルのショコラブラウンをチョイス。程よい深を感じられるブラウンで、ツヤ感を与えるため、乾燥して髪のパサが気になる人に。紫外線にとって、黄色くなりやすい人にも◯。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、やや外ハネのストレートに。もみあげは内巻きに巻いて、動きをつけます。

スタイリング剤は、オイルを選んで。髪質によって、クセや乾燥が気になる人は重め、細毛さんは軽めを。毛先はさらっと、表面はツヤ感が出るようなじませ、前髪は束感を強調します。耳にかけ、もみあげを引き出し、バランスを整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 塩見勇さん

「セミロング」の薄め前髪

  • 【やや重めのシースルーバング】たっぷりレイヤーのこなれ感セミロング

顔まわりのカットにこだわったこちらのセミロング。前髪は、プツッとライン感のあるやや重めのシースルーに。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、鎖骨下10センチのレングスで、レイヤーを入れて顔まわりのニュアンスが可愛くなるように。前髪は、黒目の延長線上の幅で、目と眉の間の長さにカットします。

カラーは、細めのハイライトを入れ、10レベルのアッシュベージュをオンカラー。赤みを打ち消したベージュで、肌をキレイに見せられ、特にブルベさんにおすすめです。

【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、全体を外ハネに。顔まわりは耳横の位置でアイロンを床と平行に入れて波巻き、表面はリバースに巻いて外側に流します。

スタイリングは、ウェットな質感にならないよう軽めのオイルをチョイス。毛先と顔まわりはしっかりめに、前髪は毛先1/2くらいになじませ束感を整えたら完成です。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん

「ロング」の薄め前髪

  • 【シースルーパーマバング】抜け感のあるリラクシーロング

ロングヘアのマンネリを解消したいならパーマスタイルがおすすめ。また、前髪ありでも長めにすることで甘すぎず、可愛らしさと大人っぽさのMIX加減が絶妙。

【how to“ベース&カラー”】
胸下10cmのグラデーションロング。動きを出しつつ、重めのベースをつくります。前髪は、眉下のシースルーでややラウンドにカット。顔まわりに流れがでることで小顔効果にも。おくれ毛はあご下2cmにカットします。

カラーは、10レベルのオリーブグレージュに。グレージュの透明感を活かしながら、オリーブ系をMIXすることで落ち着いた大人っぽい印象となります。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜40mmの太めのロッドで、波ウェーブになるよう中間〜毛先を平巻きで巻きます。カールの重さがアウトラインにたまるとガーリーになるので、中間からゆるっとさせるのがポイントです。前髪は、左右が“ハの字”になるようリバースに巻きます。

スタイリングは、全体を8割ほどドライしてから(乾いている状態なら、カールが復活する程度に濡らします)、重めのオイルを中間から毛先にかけてなじませ、濡れ感っぽく仕上げます。手に残っているオイルを、前髪とおくれ毛につけて束感を整えたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【厚め前髪】「レングス別」おすすめヘア6選

「ショート」の厚め前髪

  • 【重めワイドバング】束感マッシュショート

奥行きのある重めな前髪がポイントのこちらのマッシュショート。シンプルに重いだけでなく、束感メイクをすることで軽さと抜け感があり、お洒落なデザインとなっています。また、奥行きを出すことで、おでこの狭さや丸顔さんのカバーにも。さらに、バングをややワイドにしているので、面長さんの補整もしてくれます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、マッシュショート。ポイントの前髪は、つむじから目ギリギリの長さで重めにつくります。サイドは、耳にかかる長さでカットし、後頭部は、丸さを強調できるように、うなじがくびれる高めのライン設定します。

カラーは、8レベルのショコラブラウンをセレクト。こっくりとした深みがあり、暖色ならではの可愛らしさを演出。顔色をぱっと明るく見せる効果も望めます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をしっかりワンカール。

クリームバターなどのセット剤でくしゃっとスタイリングを。重めなスタイルなので、しっかり束感をつくって、抜け感とお洒落感を出して。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん

「ショートボブ」の厚め前髪

  • 【重め束感バング】ぷつっとラインの重めボブ

トレンドであるぷつっと感がかわいいボブ。よりお洒落にするなら、束感のある前髪で動きを出すのが正解! ややワイドバングにすることで、面長さんのカバーもできます。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、えり足ギリギリの長さまで詰めたワンレングスボブ。ノンレイヤーで、重めの質感が残るよう毛量調整をします。前髪は重さを出しつつ、束感がつくりやすいようにカットします。

カラーは、5レベルのダークベージュに。地毛風カラーでも、透け感がある肌なじみのいいカラーリングです。

【how to“スタイリング”】
全体の毛先をストレートアイロンで外ハネに。もみ上げはSカールに巻いてニュアンスを加えます。前髪は巻いてから左右に散らします。

やや重めのオイルをなじませ、束感メイクしたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん

「ボブ」の厚め前髪

  • 【やや厚めオン眉バング】柔らか印象の愛され外ハネボブ

暑い季節は、アイロンワークが億劫になりがちです。そんな方におすすめなのが、こちらの外ハネボブ。表面にレイヤーを入れ、くせ毛を活かすこともできる優秀ヘアです。さらに、オン眉バングが、可愛らしさを強調。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩につく長さのボブ。表面にレイヤーを入れ軽さを出しますが、アンダーの重さを残すのが鍵。軽すぎない今っぽヘアで、クセ毛さんにも対応。前髪は、やや厚めのオン眉に。柔らかさを活かすように毛量調整をします。

カラーは、頭のハチ上をブリーチし、シエナベージュをオンカラー。インナーは、8レベルのグレイベージュにカラーリングします。膨張しやすいハイトーンでも、顔まわりを暗くすることで引き締め効果あり!

【how to“スタイリング”】
アイロン無しでもOKですが、アイロンを使う場合は、32mmのカールアイロンを。全てワンカール巻くだけで、前髪は軽く通すのみでグッド。ベースの部分は、巻いてから指でくいっと外ハネにします。

セット剤は、みずみずしいツヤ感のあるクリームワックスがおすすめ。全体に馴染ませて、耳かけしたら完成です。

担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん

「ミディアム」の厚め前髪

  • 【顔まわりと繋げた重めバング】ウェーブ&ウルフの個性派ミディ

ミディアムウルフにパーマをかけたこちら。顔まわりを切り込み、ちょっぴり個性的なデザインですが、おしゃれに差をつけたい人や思い切ってイメチェンし人はぜひトライを!

【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨下1cmの長さでカット。前髪は目の上ギリギリの長さで重めに切り、顔まわりとつなげてレイヤーを入れます。バックにもしっかり高めにレイヤーをオン。

カラーは、3レベルのグレージュをチョイス。アメジストカラーを加えたグレージュは、ツヤ感のある仕上がりを叶えつつ、かっこよさを演出。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、18mmの細めのロッドをメインに、根元からスパイラルパーマをかけます。

スタイリングは、ハーフドライの状態でパーマ用ムースorバームを全体に揉み込んでから自然乾燥させます。最後にバーム:オイル=1:1をなじませてもグッド。

担当サロン:S.HAIR SALON(エスヘアサロン) 佐藤陽香さん

「セミロング」の厚め前髪

  • 【やや重めワイドバング】ふんわりパーマのセミロング

ふわっとした顔まわりのニュアンスが可愛いセミロング。前髪は、ワイドでやや重さを出すことで、可愛さ倍増です!

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、鎖骨下のワンレングス。表面から中間にレイヤーを入れ、動きを出しやすくします。前髪は、眉下の長さで、やや幅広に。サイドにかけてラウンドさせてカットします。

カラーは、8レベルのアッシュベージュに。赤みやオレンジっぽさを打ち消す人気色で、動きのあるスタイルと好相性。透明感も特徴で、色が落ちてもキレイな色が持続します。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜26mmのロッドを使い、毛先から2回転半巻き込み、コールドパーマをかけます。

スタイリングは、毛先は少しウェットな状態まで乾かしたら、スタイリング剤を揉み込みます。動きを出しつつツヤ感も欲しいので、ヘアオイルとクリームワックスを混ぜたものを、しっかり手の平に伸ばしてからつけて。前髪は、ブローもしくは、アイロン仕上げでも。

担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん

「ロング」の厚め前髪

  • 【重めラウンドバング】ベーシックなワンレンロング

レイヤースタイルや韓国風ヘアが最盛の今、あえてベーシックなワンレングスはいかが? 前髪もぱつっとライン感を強調し、エッジの効いたデザインに仕上げていますが、両端をラウンドさせることで、柔らかな女性らしさをプラス。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは胸下のワンレングスに。ぱつっとしたラインが出るように揃えてカットし、前髪は、目の上の長さでサイドをややラウンドさせて切ります。

カラーは、4レベルのグレージュに。ダークトーンの地毛風カラーですが、軽さや柔らかさを感じられ、重く見えないのが特徴です。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、180℃のストレートアイロンで。髪の質感をキレイに見せるコツは、1パネルずつ丁寧に熱を通すこと。

最後に、軽めのオイルを馴染ませたら完成です。髪の艶感をUPさせたいなら、サロントリートメントも◎。

担当サロン:S.HAIR SALON(エスヘアサロン) 佐藤陽香さん

【短め前髪】「レングス別」おすすめヘア6選

「ショート」の短め前髪

  • 【短め斜めバング】大人ストレートベリーショート

ハイライトで、アクセントをつける事で大人っぽくなります。斜めに流れた前髪も、雰囲気をつくるのにおすすめ。

【how to“ベース&カラー”】
トップの長さは長めにし、前髪は斜めにして短めにしています。そうすると、写真のような顔周りに繋がる前髪がきれいなシルエットにまとまります。

カラーは、ブリーチハイライトを入れ、上からアッシュをオンカラーしています。白髪ヘアの場合はブリーチなしできれいに染まります。全体もアッシュの9トーン位になるようにしています。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは巻きなしでOK。

オイルをまずは全体的に馴染ませます。前髪にはつけません。その後バームをパール1つ分位取り、手のひらに伸ばして全体的に馴染ませます。最後に前髪の毛先につけて完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

「ショートボブ」の短め前髪

  • 【オン眉パーマバング】大人可愛いショートボブ

可愛いとキレイめを兼ね備えたこちらのパーマスタイル。可愛いらしいオン眉は、顔の表情が見えやすいメリットも。

【how to“ベース&カラー”】
サイドの長さを耳下に設定したショートボブ。えり足はグラデーションを、トップにはデザインレイヤーを入れます。前髪は、オン眉でラウンド状にカット。

カラーは、ツヤ感と温かみのあるピンクベージュを。表情を明るく見せ、顔色も映えるカラーリングです。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、17〜23mmのロッドを使い、ワンカール〜ワンカール強で。トップは根本まで巻き、ボリュームを出しやすくします。パーマ剤は、ゆるめのコスメパーマでダメージレスに。

スタイリングは、ドライな状態にバームミルクを50円玉サイズ、手にムラなく伸ばし、後ろから全体に揉み込みます。大きめにくしゃっと動かすとパーマのニュアンスが可愛く仕上がります。

担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん

「ボブ」の短め前髪

  • 【オン眉薄めバング】フェイスレイヤーの長めボブ

トレンドのフェイスレイヤーとオン眉を楽しめるこちらのボブ。ハードルが高そうなオン眉は、薄めにすることで大人にもチャレンジしやすくなっています。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、肩ラインの長さのワンレングスにカット。前髪は眉上、顔まわりのレイヤーは、あごラインとリップラインでそれぞれ切ります。

カラーは、ライトナーでトーンアップしてからオレンジベージュをオンカラー。ブリーチよりもダメージがなく、キレイ色がキープできます。派手すぎない、鮮やかさがお洒落ポイントに。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体を外ハネに。フェイスレイヤーは、軽く内側にワンカール。丸くしすぎないのがコツ。

軽めのオイルorオイルクリームを内側から馴染ませ、表面→前髪→フェイスレイヤーとつけたら完成です。

担当サロン:GARDEN W.(ガーデン ダブル) 児玉善央さん

「ミディアム」の短め前髪

  • 【オン眉厚めバング】無造作カールふわミディ

パーマとレイヤーカットで骨格カバーと楽ヘアに。

【スタイルのポイント】
厚めバング無造作カールふわミディ。鎖骨上に長さを設定して裾は重めに。表面にレイヤーを入れて動きをつけるため、スライドカットで毛量調整。頬の高さから1.5回ミックスにパーマをかけてウエーブを作り面長をカバー。

【前髪カットのポイント】
オン眉の前髪は眉上1センチで厚めに設定。チョップカットで束感を作りやすく。軽くカールをつけたらバームでスタイリングして束感を作る。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

「セミロング」の短め前髪

  • 【眉毛ギリギリの束感バング】抜け感&モードな重ゆるセミロング

重めのグラデーションスタイル。ややワイドな前髪は、束感で動きを出すのがポイント。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、鎖骨ラインのグラデーションに。重さは残しながら、スライドカットで浮遊感を出します。前髪は、眉毛ギリギリの長さでカット。平行ラインでモード感を出し、束感をつくりやすいようにす毛量を調整します。

カラーは、10レベルのヘーゼルベージュに。上品さと透明感を両立させ。こっくりとした深みのあるカラーリング。ラベンダーのニュアンスを加えることで、紫外線などで黄色くなった髪のカバーにもぴったりです。

【how to“スタイリング”】
ドライな質感に仕上げますがパサつきはNGなので、軽めのトリートメントオイルを塗布してから乾かします。32mmのコテで、毛先を外ハネに巻きます。頭のハチより上は、顔まわりをリバースに、それ以外の髪はフォワードの中間巻きに。

クリームタイプのワックスを中間、毛先、前髪の順になじませ、前髪の束感とシルエットを整えたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

「ロング」の短め前髪

  • 【オン眉ぱっつんバング】フェイスレイヤーのストレートロング

ロングヘアでお洒落に差をつけるなら、顔まわりでアクセントを。眉上ギリギリのぱっつんバングは、薄めにカットすることで、モード感を和らげ程よいエッジ感を演出します。また、オン眉でも絶妙なバランスで幼く見えないのもポイント。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、胸下ラインの切りっぱなしワンレングス。前髪は、眉毛ギリギリのオン眉でカットします。モードに寄りすぎないよう、薄めにつくり抜け感を出すのがポイント。

カラーは、10レベルのオリーブベージュをチョイス。モード感のあるスタイルなので、暖色ではなく、軽さのある寒色系はおすすめ。特に、赤みをおさえるオリーブカラーが◎。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体を真っ直ぐに伸ばし、毛先は少しだけ内に入れます。根本から大きく弧を描くようにするとグッド。内巻きにするとガーリーな仕上がりになるので注意して。

仕上げにオイルを馴染ませ、前髪をつまんで束感を整えたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【長め前髪】「レングス別」おすすめヘア6選

「ショート」の長め前髪

  • 【ノーズラインバング】お洒落&色っぽパーマのグラデーションショート

ショートにしたいもののマニッシュすぎるのは、という人におすすめなこちらのスタイル。長め前髪のグラデーションスタイルで、パーマでラフな動きを出しているのがポイント。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、襟足1cm、サイドの長さは耳下、前髪は鼻下の長さでグラデーションに。トップにはレイヤーを入れつつ、アウトラインには重さを残して外人っぽく仕上げます。

ハイライトを入れ、ヘーゼルベージュをオンカラー。ハイライトは、表面5mmを外し、トップメインで入れて、パーマの動きを活かすように。ヘーゼルベージュは、寒色でもまろやかな柔らかさが特徴。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜38mmのロッドを使います。毛先のラフな外ハネは、ねじって逆巻に。全体は、太めのロッドで平巻きにします。

スタイリング剤は、ややドライなワックスを選びます。中間から毛先にセット剤を馴染ませたら、弱風のドライヤーで、手を振って、髪を散らすイメージでスタイリングします。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

「ショートボブ」の長め前髪

  • 【アイラインバング】毛流れ美人のショートボブ

柔らかい毛流れとヘルシーな大人っぽさがポイントのショートボブ。ひし形の美シルエットなので、面長さんのカバーも。

【how to“ベース&カラー”】
グラデーションがベースのショートボブスタイル。後ろから顔まわりにかけて前下がりにカットし、すっきりとした印象に。顔まわりにレイヤーを入れて、後ろに流れる柔らかい動きを出しやすくします。前髪は、目にかかる長めにすることで、大人女性に似合うヘルシーな印象に。

カラーは、ベージュ系のイヤリングカラーと全体を8レベルのカカオブラウンに。イヤリングカラーは、チラ見せで控えめにするのが鍵。また、カカオブラウンは、ほんのりアッシュを加えているので、艶感が欲しいけど赤みはおさえたいという人に◯。

担当サロン:Violet表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 若井友紀さん

「ボブ」の長め前髪

  • 【チークラインバング】顔まわりデザインの大人ボブ

あごラインボブに飽きてきた、伸ばしながらお洒落を楽しみたい人に提案したいこちらのスタイル。少し長めのレングスなので、ボブでも大人っぽい雰囲気を演出します。また、顔まわりレイヤーがこなれ感をプラスし、今っぽいデザインを楽しめます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下3cmのワンレングス。毛先の毛量調整はせず、厚みをあえて残します。前髪をリップラインくらいでカットし、レイヤーを入れて抜け感を加えます。ほお骨にかかる長さで、骨格を補正も叶えます。

カラーは、9レベルのアッシュベージュをチョイス。赤みをしっかり打ち消す人気色ですが、ベージュのニュアンスが効いてくすみがないのが特徴。透明感や軽さがあるので、重めボブと好相性です。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先を首に沿わせるように軽く外ハネに。ストレートでも、外ハネでもない絶妙な前髪は、ゆるく内巻きに。

軽めのオイルを少量なじませ、ナチュラルな質感に仕上げます。最後に、顔まわりの束感メイクをしたら完成です。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 大城ちはるさん

「ミディアム」の長め前髪

  • 【あごラインバング】クール印象の外ハネくびれミディ

くびれを強調した外ハネスタイルが、凛としたクールな大人女性を演出します。また、くびれをつくることで、顔まわりをきゅっと引き締めて見せることも。動きのあるデザインなので、ペタっとしやすい人はぜひトライを。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、鎖骨レングスの切りっぱなし。顔まわりとトップにレイヤーを入れます。肩に当たってハネる長さなので、動きが見えやすいデザインに。前髪は、ほおのラインから後ろに流れがつくようあごラインでカット。

カラーは、ちょっぴり個性的なオレンジブラウンをセレクト。顔色をよく見せられ、肌を美しく見せる効果もあるカラーリングです。

【how to“スタイリング”】
34mmのカールアイロンで、全体を外ハネに。トップは、髪を上に引き上げリバースに。顔まわりも頬骨に合わせてリバースに巻きます。

まとまりとツヤ感が欲しいので、スタイリング剤は、ヘアバームとオイルを1:1で混ぜたものを使います。毛先から馴染ませ、トップは、上に引き上げながら塗布します。最後に、顔まわりに馴染ませたら完成です。

担当サロン:S.HAIR SALON(エスヘアサロン) 蒼さん

「セミロング」の長め前髪

  • 【リップラインバング】顔まわりレイヤーの大人っぽセミロング

こちらのセミロングは、長めの前髪+顔まわりレイヤーで、今っぽいこなれ感のあるスタイルを実現。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下10cmでベースをカット。顔まわりに独立したレイヤーを入れ、前髪はリップラインに。さらに、顔まわりをスライドカットで調整し、ニュアンスを出しやすくします。

カラーは、8レベルのベージュをセレクト。クールでキレイめな雰囲気をプラスするので、大人の春夏カラーにぴったりです。優しく柔らかい質感にも見せてくれます。

【how to“スタイリング”】
ヘアダーメジを軽減はもちろん、ニュアンスのあるカール感づくりには、ヘアアイロンは160度の低温が鉄則。32mmのカールアイロンで、全体を外ハネ、顔まわりは内巻きにします。くっきりとしたカールではなく、抜け感のある柔らかいカールを目指します。

セミウェットな質感となるスタイリングオイルで、中間から毛先、最後に根元付近になじませます。最後に手ぐしorクシでとかせるとグッド。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 根岸啓太さん

「ロング」の長め前髪

  • 【あご下3cmセンターパート】ふんわりゆるパーマの大人ロング

顔周りのニュアンスもお洒落で色っぽいロングスタイル。パーマで動きがあるので、センターパートにもチャレンジしやすい。

【how to“ベース&カラー”】
全体を胸上の長さでグラデーションにカット。パーマの動きが出やすいようにトップのみにレイヤーを入れます。前髪は、あご下3cmで長めに薄くつくります。

カラーは、8レベルのラベージュカラーに。グレージュにラベンダーをMIXしたヘアカラーは、透明感のある上品な印象で、大人女性におすすめ。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜38mmのロッドで中間から毛先を平巻きに。トップは根本まで巻き込みます。前髪は、中間からリバースに巻きます。

スタイリングは、8割ほど乾かしてから、しっとりタイプのオイルを馴染ませ、最後にシーソルトスプレー(ドライな質感をつくる)で動きを出します。セミセットな今っぽい質感を目指して。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【2WAYバング】「前髪あり・なし」どちらもできるおすすめヘア3選

【1】「シースルーorセンター分け」の2WAYバング

Point

下ろし前髪なら女性らしい柔らか見せ、前髪なしで大人っぽく少しフォーマルにと、ボブスタイルでもアレンジを楽しめる優秀デザインです。前髪をつくりたいけど一歩が踏み出せない、そんな人はぜひチャレンジを!

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、リップラインのボブ。前髪は、目の高さギリギリにカットした2WAYバングに。また、こめかみ部分を隠すサイドバングをつくることで小顔見せも。さらに、耳かけした時、顔まわりに落ちるおくれ毛をつくります。

カラーは、7レベルのシルキーグレージュに。グレージュからくすみを取り除き、ツヤ感と柔らかさを感じやすいカラーとなっています。

【how to“パーマ&スタイリング”】
前髪ありの場合、マジックカーラーでふんわりカールをつけます。前髪なしの場合、分け目の根元のみ軽く立ち上げます。全体はさっとストレートアイロンを通して。

キープ力のあるスタイリングオイルをなじませ、目の粗いコームで全体を梳かし、束感と抜け感を出したら完成です。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ) 田中麻由さん

【2】「シースルーorかき上げ」の2WAYバング

Point

前髪は薄めで長めにつくるのがポイント。一般的なシースルーバングよりも、横幅を狭めにつくっているので、幼さや韓流っぽさを感じることなく、かき上げても落ちてこないんです。また、湿気や汗でおでこに張り付く前髪が気になる人は特におすすめ。アップにした時も、前髪が可愛く決まります。

【カット&スタイリングのポイント】
前髪は、黒目幅ほどの狭め&薄めにカットします。髪を伸ばし中の人で、ちょっとイメチェンがしたい人にもおすすめの2wayバング。薄めの前髪にマッチするのは、レイヤーなどの軽さがある今どきのスタイル。

スタイリング時は、下ろす場合も、かき上げにする場合もアレンジのきくマジックカーラーを使って。セット剤は、束感とツヤ感を出すオイル、もしくは、硬めのシアバターをほんの少しだけつけます。かき上げバングにするなら、シアバターの方がホールド力があるので○。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ) 田中麻由さん

【3】番外編!「シースルーor重め」の2WAYバング

Point

短めヘアですが、前髪のアレンジで印象チェンジも可能。すっきり見せたいなら、丸顔もカバーできるシースルーに。重めに下ろしたモードっぽい仕上がりは、前髪のクセが気になる人や面長さんにおすすめのスタイリング。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、耳にかかるギリギリの長さのショートヘアに。えり足は短めにカットし、首長効果を発揮。前髪は、やや長めの目にかかるくらいに切ります。

カラーは、7レベルのオリーブベージュに。赤みをおさえる寒色ながら、くすみ知らずで肌なじみがいいのが特徴。透明感を楽しめ、柔らかさも感じられるヘアカラーです。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを根本からしっかり通すのがポイントで、ツヤをプラスするイメージでワンカール。前髪も根本からアイロンを入れ、ふんわりと立ち上げます。

軽めのオイルでツヤ感のある質感に仕上げたら完成。簡単スタイリングなので、朝の時短を求める人はぜひトライを。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん

【前髪アレンジ】印象自在に!おすすめテク5選

ヘア&メイク

Kanakoさん

【1】タイトなセンター分け

【side】

【how to】
(1)髪全体をストレートアイロンで整え、オイルを全体につける。コームの柄で前髪をセンター分けにし、後ろでひとつに結ぶ。

(2)小指関節大のジェルを分け目根元のうぶ毛につけ、スクリューブラシで寝かせるようにおでこに貼りつける。

(3)センター分けをした前髪は、スクリューブラシで生え際を隠すように、少し下げ気味にとかす。

Point

生え際に沿わせず、少し前髪を下げることで小顔効果UP!

【2】ランダムウエーブ

【side】

【how to】
(1)前髪を4、5 つ程の毛束に分け、ひとつずつ26mmのコテで内外ランダム巻きにする。

(2)100円玉大のオイルを手のひらに広げて、髪全体になじませる。手に残ったオイルは前髪になじませるようにつける。

(3)あご先から斜め45度の角度の位置にお団子を作り、耳周りの毛を引き出してほぐす。

Point

おでこ全てを前髪で覆わず、空間を作るとこなれ感が出る♪

【3】うぶ毛を生かす7:3分け

【side】

【how to】
(1)全体をストレートアイロンで整え、毛先は外ハネに。前髪をコームの柄で外から内へカーブを描くように7:3 分けをし、耳にかける。

(2)500円玉大のオイルを手に広げ、全体表面のけば立ちを抑える。

(3)スクリューブラシで前髪全体をとかす。分け目から耳までの1/3をうぶ毛の流れが見えるように再度とかす。

Point

ロングはもちろん、ショートヘアでアレンジに悩んでいる方におすすめ♪

【4】こなれゆる外ハネ

【side】

【how to】
(1)前髪をセンター分けにする。前髪をひと束ずつ取り、内外ランダム巻きをする。前髪のいちばん内側は外巻きに。

(2)パール大のバームを手のひらに広げて、巻いた前髪の毛先へひねるようになじませる。後ろの髪はひとつにまとめる。

(3)結び目部分から数束引き出し、ひとつ結びをほぐす。

Point

巻くことでボリュームある毛先が両頰サイドにちょうど重なり、小顔効果が!

【5】ゆるオールバック

【side】

【how to】
(1)コテで顔周りは内巻きに、全体は内外ランダムに緩く巻く。

(2)人さし指先第1関節大のジェルを取り、手のひらになじませる。手ぐしで前から後ろに髪の毛全体をかきあげる。

(3)手ぐしで前髪中心を指ですきながらあげ、つむじ上辺りのトップを手で握るようにくしゃっとさせてボリュームをつける。

(4)両眉山の延長線上にある前髪をひと束ずつ指で引き出し、両耳の周りの毛もひと束取って、あえて緩さを作る。

前髪が上手くいく・崩れない【セット方法】

ヘアサロン tricca代表

毛利俊英さん

「前髪のスタイリングが崩れやすいのは、風や湿気のせい。スタイリングするときに髪の形固定させてあげる必要があります。でも、バリバリに固めてしまうのは今っぽくないですよね。コツは、コテで巻く前にスタイルキープのスプレーを仕込み、コテで巻いたら熱が冷めるまで形をキープすること。この2点で持ちが格段にUPしますよ」(毛利さん/以下「」内同)

step1|カールキープ力のあるスプレーをする

「乾いた前髪に、カールキープ力のあるヘアスプレーをします。前髪が濡れているとカールの持ちが悪くなるので、ドライヤーで乾かしてからスプレーを。スプレーは、ドラッグストアなどに売っているものでOK。ハードスプレーではなく、スタイルキープと謳っているものを選んで」

step2|コームでとかす

「【step1】でスプレーしたスタイリング剤が髪の内側までまんべんなくつくように、コームで前髪をとかします。このひと手間でカールキープ力に差がつきますよ」

step3|しっかりめにコテで巻く

「なるべく長持ちさせるには、しっかりめに巻くのがコツ。強めにカールをつけると、前髪が潰れてしまうまでの時間が稼げます」

step4|熱が冷めるのを待つ

「コテの熱で髪が温かいうちに触れると、崩れのスピードが早まってしまいます。前髪の毛先を手のひらで支えるようにして、熱が冷めるのを待って」

完成

「毛先を左右に散らして完成。髪の根元に触れると崩れやすくなるので、毛先だけ触れるようにしてください」

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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