ヘアスタイル・髪型
2024.6.16

前髪の「量」どうする?厚めか薄めかで変わるイメージ実例集

前髪は量で印象が変わります。薄め or 厚め別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからおすすめの前髪をご紹介します。切る範囲で量が変わるセルフカット方法もご紹介。

「薄めバング」のヘアカタログ【7選】

【1】透け感バングの耳掛け外ハネショート

Point

前髪ありでも、シースルー&長めのうざバングなので、抜け感があり幼くなりません。

外ハネショート

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、グラデーションスタイル。襟足と耳まわりをすっきり引き締め、全体はレイヤーでふんわりと。顔まわりデザインは、骨格と顔型に合わせてカットすることで、小顔効果、横顔美人も狙えます。

カラーは、ラテベージュに。黄色味をおさえるラベンダーを加えることで、ツヤ感のある上品な髪色へ。落ち着いた印象を与えるので大人女性におすすめのヘアカラーです。

外ハネショート

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、外ハネにする襟足以外は、すべて内巻きに。トップは、ふんわり仕上げて。軽めのオイルかバームをなじませたらフィニッシュ。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 関真吾さん

【2】シースルーバングの顔型カバーが叶うショートボブ

Point

シースルーバングで、縦長を強調し、丸顔をカバー。さらに、前髪をワイドにつくり、サイドバングに繋げているので、面長さんの補正もできる優秀デザインです。

ショートボブ

【how to“ベース&カラー”】
えり足の長さをリップラインにカットしたショートボブ。全体を前下がりラインにすることで、すっきりとした印象に。前髪は、眉下でシースルーにカットします。

カラーは、8レベルのモノグレージュに。グレーとベージュのいいとどりをしたヘアカラーで、くすみ感がなく、柔らかく透明感のある仕上がりを叶えます。

ショートボブ

【how to“スタイリング”】
全体をハンドブローで乾かし、前髪だけ真下に下すイメージでブローできるとグッド。ブラシは、デンマンでもパドルでも手持ちのものでOK。
スタイリング剤は、髪質に合わせて、細毛さんは軽め、広がりやすい人は重めのオイルを。中間から毛先中心になじませ、サイドの髪を耳にかけたら、ワンポイントとなるもみ上げを引き出し、洒落感をプラスしたら完成。

担当サロン:Joemi by Un ami(ジェエミ バイ アンアミ) 小倉太郎さん

【3】シースルーバングの丸みボブ

Point

グラデーションの丸さが引き立つデザインで、可愛さだけでなく、抜け感のある前髪と軽い質感により大人っぽい雰囲気を演出。幅広い世代にマッチするスタイルとなっています。スタリングも簡単なので、朝の時短を望む人にもおすすめです。

丸みボブ

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインの平行ボブ。毛先の重さを取るグラデーションを入れることで、ナチュラルな丸みシルエットに。前髪は、目にかかる長さのシースルーにカットし、サイドは長めで流れるようにします。

カラーは、8レベルのショコラベージュをチョイス。暖かみのあるショコラとベージュの柔らかさをいいとこ取り。髪にツヤ感も与えます。

丸みボブ

【how to“スタイリング”】
頭の丸みに沿ってストレートアイロンを通します。毛先がナチュラルに内に入るようにカットしているので、内巻きにしなくてもOK。内巻きのカールが強いと幼くなりやすいのでご注意を。

軽めのスタイリングオイルを内側から表面、毛先と馴染ませ、手に余ったもので前髪の束感を整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) manaさん

【4】シースルーバングのインナーカラーボブ

Point

インナーカラーがしっかり見えるよう、くびれ感を強調したボブヘア。ボリュームが欲しい人、ボリュームをおさえたいくせ毛さん、どちらにも対応できる優秀デザインなので、ぜひトライを。

くびれボブ

【how to“ベース&カラー”】
カットは、長めのボブベース。顔まわりメインでバックにつながるレイヤーを入れます。前髪は、目の上の長さでシースルーに。

インナーカラーは、ブリーチで17レベルまでリフトアップしてからベージュをオンカラー。全体は、赤みの無いブラウンで秋らしく。赤みを打ち消しているので、色落ちしてもきれいなブラウンをキープできます。

くびれボブ

【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンで、全体を外ハネに。顔まわりはリバースに巻きます。
ブリーチによるパサつきを防ぐため、しっとり系のオイルをチョイス。全体にしっかり馴染ませたら完成です。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上友也さん

【5】うぶバングのロブ

Point

シースルーバングより薄めで束感を強調できる“うぶバング”がポイントに。うぶバングは、垢抜けた大人っぽさを演出するため、前髪を作りたいという人にもおすすめ。

【how to“ベース&カラー”】
全体の長さは肩につかないくらいの切りっぱなしに。あごラインに沿うもみあげにレイヤーを入れ、ニュアンスを出しやすくします。前髪は、目上の長さで薄めにカット。

カラーは、7レベルのショコラブラウンをチョイス。程よい深を感じられるブラウンで、ツヤ感を与えるため、乾燥して髪のパサが気になる人に。紫外線にとって、黄色くなりやすい人にも◯。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、やや外ハネのストレートに。もみあげは内巻きに巻いて、動きをつけます。スタイリング剤は、オイルを選んで。髪質によって、クセや乾燥が気になる人は重め、細毛さんは軽めを。毛先はさらっと、表面はツヤ感が出るようなじませ、前髪は束感を強調します。耳にかけ、もみあげを引き出し、バランスを整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 塩見勇さん

【6】2WAYバングのひし形くびれミディ

Point

2WAYバングなので、久しぶりに前髪をつくってみたい人にもおすすめ。顔まわりのなじませカットで、小顔効果も望めます。

くびれミディ

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下で前上がりにカットし、動きが出るよう耳前にレイヤーを入れます。前髪は2WAYのシースルーに。

カラーは、9レベルのサンドベージュをセレクト。グリーンをMIXしているため、赤みをしっかりおさえてくれます。ナチュラルカラーなので、ピンクメイクとも好相性です。

くびれミディ

【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、全体を外ハネに。耳前はリバースに巻いてくびれシルエットをつくります。トップのレイヤーは巻かなくてOKなので、簡単スタイリングなのが嬉しい。

ツヤ感をプラスするクリーム、もしくはバームを中間〜毛先になじませます。自然な束感に整えたら完成です。

担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム) 宮司佳奈さん

【7】シースルーバングのくびレイヤーロング

Point

韓国っぽい雰囲気で、ナチュラルさを感じられる、くびれヘア+レイヤー=“くびレイヤー”です。顔まわりの自然な毛流れが、今どきなエアリー感でお洒落を演出!

レイヤースタイル

【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下の長さでカットし、くびれをつくりたい長さにレイヤーをオン。骨格と顔型に合わせ顔まわりを調整し、前髪はシースルーに。

カラーは、6レベルのグレージュに。透明感と柔らかさがあるので、ダークトーンでも透け感があり軽やかに。ツヤ感も抜群で、美人カラーにも。

レイヤースタイル

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで、大きくワンカール巻きます。毛先から巻かずに、中間からアイロンを滑らせるように大きなカールをつくるのがコツ。顔まわりはリバースに巻きますが、斜めにアイロンを入れて頬骨に添うように。前髪は、マジックカラーで巻いておくとグッド。
スタイリング剤は、少量のオイルと艶出しスプレーでペタッとしないようエアリーに仕上げます。

担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 池澤大地さん

「厚めバング」のヘアカタログ【7選】

【1】重め前髪の束感マッシュショート

Point

奥行きのある重めな前髪がポイントのこちらのマッシュショート。奥行きを出すことで、おでこの狭さや丸顔さんのカバーにも。さらに、バングをややワイドにしているので、面長さんの補整もしてくれます。

マッシュショート

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、マッシュショート。ポイントの前髪は、つむじから目ギリギリの長さで重めにつくります。サイドは、耳にかかる長さでカットし、後頭部は、丸さを強調できるように、うなじがくびれる高めのライン設定します。

カラーは、8レベルのショコラブラウンをセレクト。こっくりとした深みがあり、暖色ならではの可愛らしさを演出。顔色をぱっと明るく見せる効果も望めます。

マッシュショート

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をしっかりワンカール。クリームバターなどのセット剤でくしゃっとスタイリングを。重めなスタイルなので、しっかり束感をつくって、抜け感とお洒落感を出して。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  井上珠実さん

【2】厚めオン眉のパーマショートボブ

Point

可愛いとキレイめを兼ね備えたこちらのパーマスタイル。可愛いらしいオン眉は、顔の表情が見えやすいメリットも。

ショートスタイル

【how to“ベース&カラー”】
サイドの長さを耳下に設定したショートボブ。えり足はグラデーションを、トップにはデザインレイヤーを入れます。前髪は、オン眉でラウンド状にカット。

カラーは、ツヤ感と温かみのあるピンクベージュを。表情を明るく見せ、顔色も映えるカラーリングです。

ショートヘア

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、17〜23mmのロッドを使い、ワンカール〜ワンカール強で。トップは根本まで巻き、ボリュームを出しやすくします。パーマ剤は、ゆるめのコスメパーマでダメージレスに。

スタイリングは、ドライな状態にバームミルクを50円玉サイズ、手にムラなく伸ばし、後ろから全体に揉み込みます。大きめにくしゃっと動かすとパーマのニュアンスが可愛く仕上がります。

担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん

【3】重めバングのパーマセミロング

Point

柔らかい雰囲気にしたいなら、パーマが一押しです。ふわっとした顔まわりのニュアンスが可愛いセミロング。前髪は、ワイドでやや重さを出すことで、可愛さ倍増です!

セミロング

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、鎖骨下のワンレングス。表面から中間にレイヤーを入れ、動きを出しやすくします。前髪は、眉下の長さで、やや幅広に。サイドにかけてラウンドさせてカットします。

カラーは、8レベルのアッシュベージュに。赤みやオレンジっぽさを打ち消す人気色で、動きのあるスタイルと好相性。透明感も特徴で、色が落ちてもキレイな色が持続します。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜26mmのロッドを使い、毛先から2回転半巻き込み、コールドパーマをかけます。

スタイリングは、毛先は少しウェットな状態まで乾かしたら、スタイリング剤を揉み込みます。動きを出しつつツヤ感も欲しいので、ヘアオイルとクリームワックスを混ぜたものを、しっかり手の平に伸ばしてからつけて。前髪は、ブローもしくは、アイロン仕上げでも。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん

【4】重めバングのウェーブ&ウルフ

Point

顔まわりを包むようにカットしているため、骨格カバーに優れたスタイル。パーマとレイヤーでボリューム感の調整も自在に。動きのあるスタイルに、あえて重めバングを合わせているのもポイントです。

【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨下1cmの長さでカット。前髪は目の上ギリギリの長さで重めに切り、顔まわりとつなげてレイヤーを入れます。バックにもしっかり高めにレイヤーをオン。

カラーは、3レベルのグレージュをチョイス。アメジストカラーを加えたグレージュは、ツヤ感のある仕上がりを叶えつつ、かっこよさを演出。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、18mmの細めのロッドをメインに、根元からスパイラルパーマをかけます。

スタイリングは、ハーフドライの状態でパーマ用ムースorバームを全体に揉み込んでから自然乾燥させます。最後にバーム:オイル=1:1をなじませてもグッド。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 佐藤陽香さん

【5】やや厚めバングのレイヤーロング

Point

全体にしっかりレイヤーを入れ、ウルフっぽい仕上がりが魅力。顔まわりにも独立したレイヤーを入れているので、気になる輪郭もカバーします。前髪は、やや厚みを出し、目尻にかけてラウンドさせてカット。

【how to“ベース&カラー”】
胸上のロングレイヤーにカットし、顔まわりからサイドにかけて独立したレイヤーを入れます。

カラーは、8レベルのアッシュベージュに。青みを感じやすいアッシュでも明るめにすることで重い印象にならず、透明感をUP。肌色を選ばない万能カラーで、黄色っぽさを打ち消す効果もあります。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、クセが気になる場合、中間から、クセがないなら毛先のみ外ハネに。顔まわりは、内巻きにすると華やかな仕上がりになります。
クセが気になる人は、縮毛矯正をかけるとお手入れが楽々に。最後に手ぐしを通しながらシアバターやオイルをなじませたら完成です。

担当サロン:MINX ginza central(ミンクスギンザセントラル) 河野沙耶佳さん

【6】重めフルバングのロング

Point

前髪は、フルバングで重めに。顔まわりはリップラインで切り、レイヤーを入れます。

ロングヘア

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、胸ラインの切りっぱなし。ぱつっと切り揃えることで、お洒落感をUPさせながら、パサツキもおさえられます。

カラーは、両サイドの耳後ろにインナーカラーを入れ、マロンブラウンをオンカラー。暖色ならではの優しい色味で、柔らかい仕上がりを実現します。

ロングヘア

【how to“スタイリング”】
全体はストレートアイロンを真っ直ぐ通し、顔まわりのみやや内巻きに。ツヤ感を出す軽めのオイルを全体的になじませたら完成です。

担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) nagiさん

【7】重めバングのツヤ感ロング

Point

前髪もぱつっとライン感を強調し、エッジの効いたデザインに仕上げていますが、両端をラウンドさせることで、柔らかな女性らしさをプラス。ヘアカラーは、地毛風カラーの暗髪でも重く見えず、光の当たるときれいな発色を実現します。

ロングヘア

【how to“ベース&カラー”】
ベースは胸下のワンレングスに。ぱつっとしたラインが出るように揃えてカットし、前髪は、目の上の長さでサイドをややラウンドさせて切ります。

カラーは、4レベルのグレージュに。ダークトーンの地毛風カラーですが、軽さや柔らかさを感じられ、重く見えないのが特徴です。

ロングヘア

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、180℃のストレートアイロンで。髪の質感をキレイに見せるコツは、1パネルずつ丁寧に熱を通すこと。最後に、軽めのオイルを馴染ませたら完成です。髪の艶感をUPさせたいなら、サロントリートメントも◎。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 佐藤陽香さん

「薄めバング・厚めバング」切る範囲で変わる【セルフカット方法】

kumu代表

松浦布右真さん

用意するもの
・ケープ
・ハサミ
・コーム

BEFORE
横に流すことも長さが足りずにできないし、目にかかってうっとおしくなってきた前髪。

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STEP1:前髪を分ける

Point

軽めシースルーが好きな方は白の三角(内側)、重めワイドバングが好きな方はピンクの三角(外側)の部分で設定しましょう。前髪は取り方で質感が変わるので、重ければ重いほど横幅を広げて下さい。

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今重いけど薄くしていきたいなという方は、内側の白三角以外の部分を切らずに、横のおくれ毛として伸ばすと軽く見せる事ができます。

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STEP2:3つに分けて切る
3分割して切りやすい量感で。おでこから指一本分ほど持ち上げてカットすると少し丸みで内に入り、切りやすくなります。すきバサミの場合は何度か開閉して少しずつ切って下さい。最後に微調整するので小指一本分くらい長めにしておくと安心です。

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サイドも同様に切ります。

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STEP3:地面と平行に
地面と並行にハサミを持って、眉と目の間で顔にハサミつけながら1センチほどぼかしながら切ります!このように毛先から少し上の部分で、すきバサミでぼかすと馴染みます!すける量によって変わりますが、1から2回開閉する位で大丈夫。

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白の線の間をぼかすイメージ。最後は理想の長さの所で何度かチョキチョキすると毛先が馴染んだ状態で理想の長さに切れます。

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完成
一気に長さを切るのは難しいので、1週間に一度ちょっとずつメンテナンスをしてあげると簡単かも。ぜひ試してみて下さい。

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「薄めバング(シースルーバング)」をつくる【カット方法】

GARDEN Tokyo

津田 恵さん

\カットしたのは…鈴木尚子さん/

【before】
髪が細くて柔らかい鈴木さんのお悩みは、「前髪を作ると分かれやすくて、結局分けちゃう」。分け目が目立つのも気になっている。

【After】
薄くて透け感のある変形のシースルーバングに!
「前髪の真ん中とサイドの長さが違うので、いろんなアレンジができそうです」(鈴木さん)


Point

「両端を長くしたシースルーバングなら、カジュアルすぎず大人っぽい。リバース巻きにしたりかきあげ風にしたり、2ウェイで楽しめます。」(津田さん)

\カット方法/
STEP1:前髪は薄めに取る。
STEP2:真ん中は目の下でカット。
STEP3:両端は曲線にせず急角度でチークラインにつなげてカット(これがサイドバング)。

「厚めバング」をつくる【カット方法】

LallYou渋谷

守道さん

後ろの方から前髪をカットでつくるので、しっかりと厚みのあるワイドバングが完成します。多毛さんの毛量調整にもなる前髪のつくり方です。モードな雰囲気が好きな方に大人気の前髪で、最近では韓国アイドルや女優さんの間でもトレンドです。前髪のみを残してアレンジをしても可愛いく、おでこを隠すことで小顔効果もあります。このくらいの前髪になると、敢えておくれ毛は作らず、全て耳かけをしたスタイリングの方がバランス◎。

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「薄めバング」の【スタイリング・アレンジ3選】

【1】カーラーを使ったふんわりボリュームバング

SALOWIN 銀座RAY店

CHIMAさん

目にかかる長さの前髪でも、カーラーをつかってふんわりボリュームを持たせればかわいい&邪魔にならない♪

\How to/

STEP1:カーラーで前髪を内巻きにセットする
前髪にストレートアイロンを一度通す。前髪を取り、40mmのカーラーで毛先から根本へ向かって巻いていく。アイロンで加えた熱がしっかりと冷めるまで、15分程待つ。

STEP2:サイドをストレートアイロンで外巻きにする
前髪のサイドの毛先を根本に対して垂直に持ち上げ、後ろへ引っ張るようにストレートアイロンを通す。左右両方、同じ要領で行い、アイロンの熱が冷めたら前髪全体にコームを一度通して完成。

【side】

【2】透け前髪の流し前髪セット

K-two GINZAスタイリスト

谷口翠彩さん

Before(カット前)

モデル 杉山玲奈さん
さほど厚みはないけれどまとまってしまうため、片側に寄せて下ろし流しするのがいつものパターン。抜け感が出にくい。

After(カット後)

\How to/

  1. 横分けにするだけで、知性と色気のある表情に。分け目の根元をマジックカーラーで立ち上げます。
  2. コームを使いながら前髪を束にして下ろします。
  3. ヘアマスカラでうぶ毛をタイトに!

【3】カチューシャを使った極薄バングアレンジ

K-two GINZAスタイリスト

谷口翠彩さん

Before(カット前)
モデル 松川 星さん
目元辺りの長さのシースルーバング。軽さや抜け感が出るのはいいけれど、意外とスタイリングで決まりにくい…。

After(カット後)

\ How to/

  1. 前髪とこめかみの髪を残してシニヨンを作り、生え際からやや奥にカチューシャをON。
  2. 中央の5mmの毛束を引き出した極薄毛束でニュアンスを。

「厚めバング」の【スタイリング・アレンジ3選】

ヘアサロンtricca銀座店スタイリスト

野口眞莉奈さん

【1】厚めぱっつん前髪のスタイリング

\How to/

STEP1:根元を濡らして生えグセと反対側から乾かす
「まず、生えグセ部分を中心に、髪の根元からしっかりと濡らします。次に、ドライヤーでクセを伸ばしていきます。この時、生えグセと反対方向に前髪を引っ張りながら風を当てるのがポイント。これで、生えグセの向きが下に流れるようになります」(野口さん・以下「」内同)

STEP2:生えグセをまたいで乾かす
「生えグセの横から前髪を取り、ドライヤーの風を当てていきます。これで、クセによって髪が浮くのを防げます」

STEP3:前髪を3段に分けてストレートアイロンを
「おでこの幅をカバーするために前髪を厚めに取っているので、髪を1/3ずつ分けてから、ストレートアイロンをかけていきます。少しずつアイロンを当てると、髪がしっかりと伸びます」

STEP4:軽めのヘアオイルをつけてコーミングを
「毛が細くてフワフワと浮きやすいので、軽めのヘアオイルをつけます。そのあと、コームで前髪全体に馴染ませれば完了。コームは、少し隙間が空いたものを使うと、髪が引っ掛かったりせず、ダメージになりにくいです」

完成

\使用アイテム/

mm オイル

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価格容量
¥4,180 80ml

「軽めのオイルでサラサラ感をキープしながらまとまりの良い髪に。ヘアフレグランス並みの香りの高さもお気に入り」

【2】厚め前髪のお団子アレンジ

\How to/

STEP1:髪の表面と襟足にヘアオイルを
「髪が短いので、まとめたスタイルをキープするために、ヘアオイルをなじませます。表面にヘアオイルをつけておくと、最後に髪をつまみ出しやすくなります」(野口さん・以下「」内同)

「襟足にもヘアオイルをなじまると、短い髪でもまとめやすくなります。手のひらと指の間にヘアオイルを広げて、手ぐしで襟足の髪をかき上げるようになじませます」

STEP2:毛先をサイドの毛流れに沿わせておだんごに
「髪を手ぐしでラフにひとつにまとめたら、ヘアゴムで結びます。最後の毛束を通し切らずにおだんごに。毛先は、サイドの毛流れと同じ方向に持ってくると、すっきりとしたおだんごに見えます」

STEP3:極少量の毛束を3か所からつまみ出す
「髪をつまみ出して、ラフな印象にします。つまみ出す毛束は、極少量にするのがポイント。猫っ毛でもふわっと立体的になります。つまみ出す位置は、ハチより内側のトップ、後頭部の上の、結び目の上の3か所。結び目の上もつまみ出すことで、絶壁感がしっかりとカバーできます」

STEP4:もみ上げ&襟足の毛束を少し残してヘアピンで留める
「もみ上げ&襟足の髪を少しだけ引き出して、女性らしさを演出します」

「サイドの髪が短くて崩れやすいため、ヘアピンで固定します」

STEP5:ストレートアイロンでもみ上げに動きを
「STEP4で引き出したもみ上げを、ストレートアイロンで巻きます。もみ上げの長さが短くて顔との距離が近いので、コテよりもストレートアイロンを使う方が火傷の心配がなく、カールも失敗しません」

完成!
あご下の長さのボブでもすっきりとしたおだんごに。もみ上げや襟足の後れ毛のおかげで、女性らしさもキープ!

サイドから見ると…
極細くつまみ出した毛束のおかげで、立体感のある仕上がりに。動きのある後れ毛がこなれた印象をバックアップ。

【3】スカーフを使った厚め前髪のこなれアレンジ

\How to/

STEP1:髪の表面と襟足にヘアオイルを
「髪が短いので、まとめたスタイルをキープするために、ヘアオイルをなじませます。表面にヘアオイルをつけておくと、最後に髪をつまみ出しやすくなります」(野口さん・以下「」内同)

「襟足にもヘアオイルをなじまると、短い髪でもまとめやすくなります。手のひらと指の間にヘアオイルを広げて、手ぐしで襟足の髪をかき上げるようになじませます」

STEP2:ひとつに結んで後頭部の髪をつまみ出す
「手ぐしで髪をひとつにまとめたら、ヘアゴムでポニーテールに。結ぶ高さは襟足ギリギリの位置にすると、あとでスカーフをつけた時に止まりがいいですよ。ヘアゴムで結んだ後、片手で結び目を押さえながら、後頭部の髪を色々な場所から細くつまみ出して、絶壁をカバーします」

STEP3:スカーフを巻きつけていく
「スカーフをトップの髪が隠れない程度の幅に折りたたんだら、襟足の結び目したから巻きつけていきます」

「前髪の生え際で折り返し、襟足の下で1回結びにします。その後、ヘアゴムの上でもう一度ひとつ結びに。ヘアゴムがすべり止めの役割りをしてくれるので、ひとつ結びでもきちんと止まり、毛束とのなじみもいいですよ」

STEP4:もみ上げと襟足の毛を少しつまみ出す
「ヘアスタイルに動きが出るように、もみ上げと襟足部分の髪を少しだけ引き出します」

ほんの少し下ろしたもみ上げと襟足の毛束のおかげで、こなれたスタイルに。スカーフのおかげで、トップにボリュームも出て華やか。

後ろから見ると…
短い毛先とスカーフの先がなじんで、自然とボリュームUP!細くたくさんつまみ出した毛束のおかげで、絶壁を感じさせない立体ヘアに。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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