ヘアスタイル・髪型
2023.1.7

朝日奈央さん風に近づく【16の髪型実例】ストレートタッチの外ハネボブ&巻き方

アイドリング!!!の元メンバーでタレントの朝日奈央さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。外ハネボブが定番の朝日奈央さん、明るくて可愛らしい雰囲気にぴったりです。朝日奈央さんっぽいボブとボブの巻き方をご紹介します。

朝日奈央さん風の髪型って?

朝日奈央さんといえば前髪なしのボブが定番です。朝日奈央さんの綺麗なストレートベースを活かしたスタイルで、外ハネすることも多いです。前髪を作ったこともあり、定番の前髪なしと変化が出るシースルーバングの軽やかなスタイルでした。

朝日奈央さん風ヘアの定番は「前髪なし」ボブ【6選】

【1】耳掛けも似合うシンプル可愛いボブ

【how to “ベース&カラー”】

  1. 肩上でカットしたボブベース。毛先が自然と内巻きになるイングラデーションカットで、丸いシルエットを作る。
  2. 前髪は鼻上で長めにカットしサイドに流して。
  3. カラーは9トーンのラベンダーアッシュ。ボブはこっくりした重たいカラーだと幼く見えがちに。ラベンダーは透け感と柔らかさ、ツヤ感が出るカラーなので重たく見えません。またアッシュが入っていることでおしゃれな印象に。黄みも抑えるので上品な発色をKEEPする。

【how to “スタイリング”】

  1. 乾かすとき前髪を含め分け目と反対側に髪を寄せ、温風で乾かした後に冷風をあてる。それから分け目に戻すと前髪が自然に立ち上がりトップもふんわり。
  2. 32mmのアイロンで毛先を内側にワンカールする。さらに表面の毛束を持ち上げながらワンカールをプラス。
  3. セミウエットな質感になるバームタイプのワックスを全体になじませる。このとき耳前の毛束の根元と、前髪の根元にもしっかりなじませると、髪にコシが出て立ち上がりやすくなる。片側だけ、耳前の毛束を少し残して耳掛けをする。耳前の毛束がふわっとするよう根元を立ち上げ、前髪の根元、サイドもふわっとするように整えたら完成。

担当サロン:XELHA(シェルハ) 石橋 千紘さん

 

【2】明るめカラーのワンレンボブ

1-1

【how to“ベース&カラー”】

  1. あご下レングスのワンレングスボブ。
  2. 頭の丸みに沿って、内側に入りやすいように調整することでまとまりやすく、扱いやすさが格段違う。朝のセットも楽々。
  3. カラーは、12レベルのマットベージュをセレクト。寒色系ながらベージュの艶やかさがプラスされ、ツヤ感を感じられるお洒落な印象に。透明感があり、重さのあるボブでも軽見せを叶える。

1-3

【how to“スタイリング”】

  1. 髪を乾かしたら、ヘアバームを手に伸ばし、手ぐしを通すイメージで全体的につけるだけのお手軽ヘア。朝の時短を実現。
  2. ヘアバームは、まとまり感、ツヤ感、束感を出すタイプを選んで。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん

 

【3】クールビューティーな暗髪ボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 襟足の長さをアゴラインで設定し、グラデーションでカット。
  2. 前髪も襟足と同様に、アゴラインでカット。全体にしっかり量感を調整して、束感をつくりやすくする。
  3. カラーリングは、6レベルのダークアッシュに。赤みがなく、暗めのカラーリングでクールな印象を与えてくれる。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライヤーで乾かすだけで決まる、お手軽スタイリング。襟足が浮きやすい人は、ドライヤーの風を上から当てて、手で抑えながら乾かすと◎。
  2. さらに、センスアップするなら、32mm のアイロンで、前髪を顔の前に集めてワンカールさせて。
  3. 最後に、保湿力のあるヘアオイルを全体的に馴染ませて、艶っぽく仕上げたら完成。

担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 今野佑哉さん

 

【4】おしゃれな動きを付けた切りっぱなしボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. アゴ下の長さで平行ラインのボブにカット。切りっぱなしのぱつっとした質感はそのまま残す。
  2. 前髪はリップラインでシースルーに。この前髪がニュアンスのある動きを表現しながら、骨格を補整。
  3. カラーリングは、夏色のカーキベージュを8レベルで。赤みを打ち消すカーキが深み与えつつ、透明感のある色味に仕上げる。

【how to“スタイリング”】

  1. 26mmのアイロンで毛先を外ハネにし、表面の髪は根元を外してリバース&フォワードでランダムに巻く。
  2. スタイルのポイントとなる前髪は、サイドに流さず顔側に髪を下ろし、毛先をワンカールすることで軽いニュアンスのある仕上がりに。
  3. ドライワックス:オイル=1:1でMIXしたものを中間から毛先にワシャワシャと揉み込む。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 村上由希菜さん

 

【5】顔まわりにひし形を形成した外ハネボブ

【how to “ベース&カラー”】

  1. ベースカットは、アゴラインのボブ。サイドとバックは重さを残し、やや前上がりにカット。
  2. 前髪は、巻いてほお下1cmとなる長さで切り、キレイに流れるように調整。
  3. カラーは6レベルのラベンダーブラウンをチョイス。肌なじみがよく、長い時間綺麗な色を楽しめる。特に、色落ちすると黄色くなってしまう方におすすめ。

【how to “スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで全体を外ハネに。ポイントのS字カールは、もみ上げ~こめかみの髪を上半分は内巻き、下半分を外巻きにすることで実現。
  2. 前髪は、3パネルに分けて、内巻きにすると束感のある仕上がりに。
  3. 最後にしっとりめのオイルorバームを、中間から毛先に塗布したら完成。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ) 石原 萠さん

 

【6】おでこ出しが可愛い力の抜けたライン感ボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースカットは、ぷつんとしたラインを残した切りっぱなしボブに。
  2. 前髪は鼻先くらいの長めに設定し、流しやすいようにレイヤーを入れる。シースルーにすることで、抜け感と大人ヘアにフィットする。
  3. カラーは、7レベルのグレーアッシュに。暗く深みがありますが、光に当たると透明感がありお洒落感のある色味。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで、内巻きでも外ハネでもなく、板状に伸ばすようにまっすぐに仕上げるのがコツ。
  2. 前髪のみ32mmのアイロンでリバースに巻いて、ゆるっとしたカール感を出す。
  3. 軽めのオイルを手ぐしを通すように塗布。前髪は付けすぎないように気をつけ、仕上げはコーミングしても◯。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 松田吏菜さん

 

雰囲気変わる「前髪あり」の外ハネボブ【7選】

【1】サイドバングに流れを作った外ハネボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. アゴ下1cmの長さでワンレンボブにカット。動きをつけるためにレイヤーを入れますが、入れ過ぎないことで寝癖のつきにくいデザインに。
  2. 前髪は目の下ギリギリの長さで。サイドバングをつくり顔型をカバー。
  3. カラーは、全体的に細かくハイライトを入れ、10レベルのベージュをオンカラー。透明感のあるメリハリスタイルに仕上げる。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライ時、前髪の分け目がつかないように。アイロンを通す前に前髪を除いた全体にオイルを塗布するのがポイント。
  2. 26mmのアイロンを毛先ではなく中間から通すようにすることで自然な外ハネに。
  3. また、オイルでボリュームダウンができるのでスタイルも持続。前髪を整えたら、艶っぽいおしゃれヘアの完成。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 石原萌さん

 

【2】オレンジベージュの若見え外ハネボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットベースは、あご下2cmの切りっぱなしボブに。プツッとしたライン感を残すのが鍵。
  2. 毛先は内巻きにも外巻きにもしやすいように、毛量を軽めに調整。
  3. 前髪は、ライン感を残したシースルーバングにして、サイドバングをつくる。
  4. カラーリングは、9レベルのオレンジベージュをセレクト。暖かみがあり肌なじみがよく、優しい印象を与える。ツヤ感を出してくれるので、乾燥が気になる季節におすすめ。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで、やや外ハネに。カールをつけない方がお洒落に決まる。
  2. 重めのオイルを全体(特に内側は多め)につけ、手に残っているものを前髪の毛先に塗布したら完成。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 武田美奈さん

 

【3】束感シースルーバングがおしゃれな軽やかボブ

1-1

【how to“ベース&カラー”】

  1. 肩上の長さでやや前下がりベースのワンレングスにカット。表面に少しだけレイヤーを入れ軽さを出す。毛先には、束感をつくりやすいようにスライドカットを施す。
  2. 前髪はぷつっと感を残したシースルーに。
  3. カラーは8レベルのアッシュブラウンをチョイス。赤みを打ち消し透明感が抜群で、シーズンを問わず人気なカラー。

1-2

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンでボリュームをおさえながら、自然に外ハネになるようしあげる。アイロン無しでハンドブローでも可。
  2. スタイリング剤は、重めのポリッシュオイルがおすすめ。手に取り、上から下へ向けてなでつけた後、内側にしっかりなじませる。
  3. 最後に手に残っているものを前髪につけたら完成。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン)池戸裕二さん

 

【4】長めシースルーバングのハンサムボブ

1-1

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットはあご下3cmの切りっぱなしボブ。毛量調整はしますが、毛先のライン感を残すのがコツ。また、ボリュームが出やすい人でも、表面の長さがあるのでスタイリングが楽なのが特徴。
  2. 前髪は、鼻ラインの長めのシースルーに。
  3. カラーは、5レベルのオリーブグレージュに。流行りの地毛風カラーで、上品さや洗練されたイメージを与える。幼く見えず、透明感のある仕上がりを叶える。

1-2

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで、毛先を軽く外ハネに。
  2. 前髪はさらっとアイロンを通し、やや内巻きにする。
  3. 重めのトリートメントオイルを全体に馴染ませ、最後にマットだけど洗い上がりのような質感になる“シーソルトスプレー”を塗布するとラフでおしゃれな仕上がりを演出。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

 

【5】パツッとしたライン感が魅力のコーミングボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットは、あご下1cmの長さでやや前下がりの切りっぱなしボブに。ライン感を残しつつ、量感調整で毛先の軽さを出す。
  2. 前髪はシースルーにカットし、骨格に合わせてサイドバングをつくる。
  3. カラーは、ツヤ感のあるオレンジベージュを8レベルで。暖色系の暖かさとベージュの柔らかさを両立させる色味で、肌なじみがよく、肌色をキレイに見せてくれるのも◯。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで、ストレートタッチの外ハネに。
  2. しっとりまとまる保湿系のオイルを髪に軽くなじませ、櫛でとかしてスリークヘアに仕上げる。
  3. お洒落にするには、コーミングで細めの束感を作ることをお忘れなく。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン) 田中双葉さん

 

【6】イヤリングカラーをプラスした旬なボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. あご下5cmの長めの平行ボブがベース。トップのみレイヤーを入れて浮遊感を出す。
  2. 骨格にフィットするよう量感+質感を調整。
  3. 前髪は目尻までのややワイドバングをシースルーで。ラウンドさせることで、目力UPと大人っぽい仕上がりを叶える。
  4. ベースカラーは、7レベルのチョコレートブラウンに。アクセントのイヤリングカラーは、根元を外して14レベルのシアーベージュで染める。今季のインナーカラーは、幅が狭めのさりげないデザインが注目。

【how to“スタイリング”】

  1. 26mmのカールアイロンで毛先をゆるめの外ハネに。表面は内巻きに。
  2. 乾燥しやすい季節は、ツヤ感とおさまり重視で重めのオイルがおすすめ。根元付近から毛先までしっかり塗布して。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん

 

【7】ピンク系カラーがキュートな外ハネボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースのカットは、あご下2cmの切りっぱなしボブ。外ハネにまとまるようグラデーションを入れ、表面に入れたレイヤーがふわっとした抜け感とくびれをつくる。
  2. 前髪は眉毛下でぱつっとラインを残したシースルーに。額の広さに合わせ前髪の長さを調整するのがポイント。丸顔さんは長めに、クールな顔立ちの人は短めにすることで、雰囲気をコントロールできる。
  3. カラーリングは、ブリーチ後にピンクベージュをオンカラー。透明感のあるベージュにピンクのニュアンスを加え、女性らしい印象に。ファッションを選ばず、万人に似合わせやすい色味。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで毛先を外ハネにして、表面のレイヤーはアーチを描くようにゆるい内巻きに。
  2. ヘアオイルを髪全体になじませて、束感を整えたら完成。ボリュームが出やすい人は重めのオイルで、軟毛の人は軽めのオイルを少量ずつ塗布して、セミウェットな質感に仕上げて。

担当サロン:NEUTRAL DOOR(ニュートラル ドア ) 小島夏生さん

 

セルフで簡単!ボブの巻き方【3選】

【1】ナチュラルな外ハネ

ヘアサロンchobbi スタイリスト

waco(わこ)さん

STEP1:前髪を濡らしてギザギザに乾かす
「まず、左右に分かれてしまう前髪の根元を、水でしっかりと濡らします。次に、ドライヤーを当てて、指先で根元をギザギザと動かしながら乾かすと、分け目が目立たなくなります」(wacoさん/以下「」内同)

STEP2:毛先にバームをつけて巻きやすい状態に
「スタイリング剤がついていないと髪がサラサラすぎて巻きにくいので、毛先にバームを軽くつけます」

STEP3:ストレートアイロンで毛先を外ハネに
「ストレートアイロンを使って、毛先を外ハネにしていきます。しっかりクセづけるのではなく、手首を返す程度にカールをつけると、大人らしさをキープできます」

STEP4:バーム&オイルでツヤとまとまり感を
「髪全体に、バームとオイルを1:1で混ぜてなじませ、髪にツヤとまとまり感を与えます。ミックスすることで、濡れたようなツヤ感が出ます」

完成。ナチュラルな外ハネスタイル軽やかな印象に。程よいツヤと毛束感も春らしさを後押し。


【2】タイトな外ハネ

GARDEN Tokyo

田中麻由さん

【how to“スタイリング”】

  1. ちょっぴりモードに大人らしさを演出したいなら外ハネで。トップと前髪の根元は、ふんわりするようドライヤーで立ち上げる。
  2. ストレートアイロンで軽く外ハネにし、もみ上げの後れ毛だけ内巻きに。
  3. ツヤ感や束感をプラスするとお洒落感がアップ。また、よりタイトに仕上げたい場合は、オイルがおすすめ。

【3】外ハネMIX

【how to“スタイリング”】

  1. カジュアルに仕上げたい時は外ハネMIXを。ストレートアイロンでベースを外ハネにしますが、カールを出し過ぎない方がこなれ感のあるスタイルに。表面は、髪を持ち上げて内巻きにワンカール。ボリュームを抑えるなら、毛束は細かくとらないこと。
  2. ふわっと感を潰さないよう、クリームバターを馴染ませたら完成。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事