滝沢カレンさん風に近づく【12の髪型実例】定番イメージのボブ&巻き方
滝沢カレンさん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。ファッションモデルとしても活躍しSNSで見せるファッションも注目! そんなおしゃれファッションにも似合うヘアスタイルをご紹介します。
滝沢カレンさん風の髪型って?
滝沢カレンさんといえばテレビはもちろんファッション誌でも大活躍。テレビとは違うモデル姿はおしゃれでかっこよく、ファッションも髪型も真似したい同世代の憧れです。定番のヘアスタイルは前髪なしのストレートのぱっつんボブで、外ハネにすることも多いです。アレンジも利く万能なヘアスタイルです。
美しいライン感が魅力の「ストレートボブ」【3選】
【1】モード感もあるさらつやワンレンボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを肩上のギリギリ結べる長さでワンレングスにカット。
- 前髪はサイドと同じ長さに揃えます。ハネにくく自然な内巻きとなるようベースの内側はイングラデーションに。質感をセニングとスライドカットで調整し、柔らかさと束感のあるスタイルに仕上げる。
- カラーリングは、暗めの5レベル・アッシュベージュをチョイス。赤みを押えつつ透明感があり、ダークカラーでも柔らかい表情の色味になる。
【how to“スタイリング”】
- ドライ時のポイントは、分け目がつかないようにふんわりと乾かすこと。生えグセに逆らうようにドライヤーの風を当てるとナチュラルなボリューム感になる。
- 乾いたら32mmのアイロンで毛先を内巻きにワンカールするだけで、簡単にスタイルがキマる。
- 保湿力があり立体的なスタイルをキープできるバター系のスタイリング剤を毛先に馴染ませ、揉み込んでから軽く崩したら完成。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 西川真矢さん
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初出:前髪なしの技ありワンレンボブで、大人の抜け感を演出
【2】長めバングが抜け感を演出するライン感ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースカットは、ぷつんとしたラインを残した切りっぱなしボブに。
- 前髪は鼻先くらいの長めに設定し、流しやすいようにレイヤーを入れる。シースルーにすることで、抜け感と大人ヘアにフィットする。
- カラーは、7レベルのグレーアッシュに。暗く深みがありますが、光に当たると透明感がありお洒落感のある色味。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、内巻きでも外ハネでもなく、板状に伸ばすようにまっすぐに仕上げるのがコツ。
- 前髪のみ32mmのアイロンでリバースに巻いて、ゆるっとしたカール感を出す。
- 軽めのオイルを手ぐしを通すように塗布。前髪は付けすぎないように気をつけ、仕上げはコーミングしても◯。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 松田吏菜さん
【3】耳掛けもおすすめのクールなボブ
- スッとシャープに見えるように、顔周りを長くした前下がりラインでカット。
- 毛先が軽いと丸いシルエットになってしまうため、毛先の厚みは残して中間部分の毛量をコントロール。
担当サロン:broocH 柳 亜矢子さん
こちらのイメージも強い!「外ハネボブ」【2選】
【1】揃った毛先がおしゃれな外ハネボブ
【how to “ベース&カラー”】
- ベースカットは、アゴラインのボブ。サイドとバックは重さを残し、やや前上がりにカット。
- 前髪は、巻いてほお下1cmとなる長さで切り、キレイに流れるように調整。
- カラーは6レベルのラベンダーブラウンをチョイス。肌なじみがよく、長い時間綺麗な色を楽しめる。特に、色落ちすると黄色くなってしまう方におすすめ。
【how to “スタイリング”】
- ストレートアイロンで全体を外ハネに。ポイントのS字カールは、もみ上げ~こめかみの髪を上半分は内巻き、下半分を外巻きにすることで実現。
- 前髪は、3パネルに分けて、内巻きにすると束感のある仕上がりに。
- 最後にしっとりめのオイルorバームを、中間から毛先に塗布したら完成。
担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ) 石原 萠さん
【2】さりげない色っぽさを感じる外ハネボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットはあご下3cmの切りっぱなしボブ。毛量調整はしますが、毛先のライン感を残すのがコツ。また、ボリュームが出やすい人でも、表面の長さがあるのでスタイリングが楽なのが特徴。
- 前髪は、鼻ラインの長めのシースルーに。
- カラーは、5レベルのオリーブグレージュに。流行りの地毛風カラーで、上品さや洗練されたイメージを与える。幼く見えず、透明感のある仕上がりを叶える。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、毛先を軽く外ハネに。
- 前髪はさらっとアイロンを通し、やや内巻きにする。
- 重めのトリートメントオイルを全体に馴染ませ、最後にマットだけど洗い上がりのような質感になる“シーソルトスプレー”を塗布するとラフでおしゃれな仕上がりを演出。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
動きのあるスタイルもかわいい!「無造作ボブ」【5選】
【1】巻いてエモい質感を出した切りっぱなしボブ
【how to“ベース&カラー”】
- アゴ下の長さで平行ラインのボブにカット。切りっぱなしのぱつっとした質感はそのまま残す。
- 前髪はリップラインでシースルーに。この前髪がニュアンスのある動きを表現しながら、骨格を補整。
- カラーリングは、夏色のカーキベージュを8レベルで。赤みを打ち消すカーキが深み与えつつ、透明感のある色味に仕上げる。
【how to“スタイリング”】
- 26mmのアイロンで毛先を外ハネにし、表面の髪は根元を外してリバース&フォワードでランダムに巻く。
- スタイルのポイントとなる前髪は、サイドに流さず顔側に髪を下ろし、毛先をワンカールすることで軽いニュアンスのある仕上がりに。
- ドライワックス:オイル=1:1でMIXしたものを中間から毛先にワシャワシャと揉み込む。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 村上由希菜さん
【2】長めバング×ポイントパーマがおしゃれなライン感ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体をあご下3cmの切りっぱなしのワンレンボブにカットし、ライン感が出るようにする。
- 前髪は長めのシースルーバングで、サイドにも流しやすいようにカット。
- カラーは肌色や洋服を問わず似合わせが可能なミルキーベージュに。柔らかさや透明感を演出する色味で、春らしく少し明るめの9レベルがおすすめ。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは顔まわりのみ、20mmのロッドでスパイラルにポイントパーマをかける。パーマと髪のクセが馴染んでふわふわのカール感に。
- 乾かす前にパーマをかけた部分にはムースワックスをもみ込み、その後、ドライヤーの風を上から当て、ストレート部分のボリュームを抑えながら乾かすだけ。アイロンなしでも可愛い外ハネスタイルに。
- 最後に、毛先にムースワックスかオイルをつけたら完成。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 和田かな子さん
【3】スタイリッシュでかっこいい雰囲気になる耳掛けボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨下の長さでワンレンにカット。表面には独立したレイヤーを入れる。毛先に厚みが残るのでチョップカットで軽さ&動きを調整。
- 前髪は鼻下くらいに設定し奥行きを薄めにとり、柔らかいニュアンスが出やすいように。
- カラーリングは10レベルのラベンダーショコラをセレクト。肌色をキレイに見せ、ツヤ感と透明感を兼ね備えた色味です。秋はラベンダーショコラのようなくすみのない色をチョイスすれば、ファッションも幅広く楽しめる。
【how to“スタイリング”】
- ドライしたら、ストレート、もしくは26mmのアイロンで全体を外ハネに、表面の髪を上に引き出して内巻きにすることで髪が重なり動きが出しやすくなる。
- 前髪は前に集めてから後ろに流すような外ハネに。前髪は上に持ち上げて、根元近くからアイロンを通せると◎。
- セミウェットな質感にしたいので、スタイリング剤はオイルがおすすめ。手の平だけでなく、指の間にもまんべんなく伸ばしてから手ぐしを通すように根元から毛先まで塗布。タイトにおさえ耳にかけた後、前髪とおくれ毛を引き出し、束間を調整したら完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
【4】抜け感のある大人女性を演出してくれるニュアンスボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨にかかる長さでやや前下がりにベースをカット。顔まわりにのみ、後ろに流れるレイヤーを入れる。
- サイドと同じ長さの前髪にせず、シャープさを抑え鼻先くらいの長さでカットする。頬ラインに設定することで、柔らかい印象となる。
- カラーは、6レベルのフォギーベージュ。フォギーベージュは、無彩色のグレーに近いベージュカラーで、赤みを打ち消し、光に透けたような透明感をアップさせる。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは32mmのアイロンで毛先を外巻きにワンカールさせるだけの簡単ヘア。
- 頭のハチより上の髪は、少し毛束を持ち上げて外ハネにすると◎。ハチ下は、アイロンを自分に寄せてくびれ感を出すようにワンカール。
- ツヤのある毛束感を作るなら、全体にヘアバターを馴染ませるようにつける。ウェットに仕上げるなら、ヘアオイルを選んでシルエットをタイトに整える。
担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 細田真吾さん
【5】ゆるふわカールの大人な三角形ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あご下でカットした平行ラインのワンレンベース。
- 耳後ろからバックの裾のボリュームを抑えるとおしゃれに見えるため、襟足の毛をサイドより1cm短くカットする。浮遊感ある毛束を作りやすいよう、表面にほんのりレイヤーを。
- カラーは落ち着きのある、9トーンのグレーマット。マットでくすませると、アッシュでくすませるよりも柔らかな質感になり毛先にヌケ感ができる。
【how to“スタイリング”】
- トップの立ち上げは乾かし方にコツあり。まず、ぬれた状態で分けたい方向と反対側に毛束をもっていき、8~9割乾かす。それから分けたい方向に毛束を持っていくと、ふわっとした立ち上げトップに。
- 裾は全体を表面と内側の毛束に分けます。それぞれざっくり毛束を取り、アイロンで内外交互に1.5回転巻く。顔周りの毛束はゆるくリバース巻きに。しっかり巻かず、ラフに巻くのがポイント。
- シアバター系のワックスを手のひらになじませ、全体の毛束を持ち上げながら巻きをしっかりほぐす。裾に空気を入れるようにスタイリングすると、浮遊感ある三角形のシルエットに。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 川渕恭兵さん
ストレートアイロンでできるボブの【巻き方2つ】
【巻き方1】タイトな外ハネ
- ちょっぴりモードに大人らしさを演出したいなら外ハネで。トップと前髪の根元は、ふんわりするようドライヤーで立ち上げる。
- ストレートアイロンで軽く外ハネにし、もみ上げの後れ毛だけ内巻きに。
- ツヤ感や束感をプラスするとお洒落感がアップ。また、よりタイトに仕上げたい場合は、オイルがおすすめ。
【巻き方2】外ハネMIX
【how to“スタイリング”】
- カジュアルに仕上げたい時は外ハネMIXを。ストレートアイロンでベースを外ハネにしますが、カールを出し過ぎない方がこなれ感のあるスタイルに。表面は、髪を持ち上げて内巻きにワンカール。ボリュームを抑えるなら、毛束は細かくとらないこと。
- ふわっと感を潰さないよう、クリームバターを馴染ませたら完成。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
骨格、髪質、好みのテイストなど多方面からアプローチするカウンセリングで人気。前髪や顔まわりの細部へのこだわりが強く、小顔見せには定評あり。