ヘアスタイル・髪型
2022.7.5

黒谷友香さん風に近づく「髪型実例15選」大人のカール&ウェーブロング&アレンジ

黒谷友香さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。凛とした女性に似合うロングヘアの他、すっきり知的な印象も上がるヘアアレンジもご紹介します。

黒谷友香さん風の髪型って?

黒谷友香さんといえば黒髪・前髪なしのカールをつけた大人なロングやストレート・前髪なしのナチュラルロングが定番。まとめ髪をすることも多く、きりっとクールな印象のアレンジがよく似合います。

クールで知的な「黒髪系×カール」のセミロング~ロング【4選】

【1】ランダムなたゆんとした大きめカールの大人セミロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体の長さを、顔の等倍の黄金比でカット。前上がりのワンレングスベースに、顔まわりに独立したレイヤーを入れる。
  2. 前髪はリップラインでカットしレイヤーを入れて流しやすくする。
  3. カラーは4レベルのブルーブラックに。人気の暗髪は、グレーを入れることで、透明感のある今っぽいカラーリングを叶える。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで、外ハネ→内巻き→外ハネの波巻きに。
  2. 顔まわりは、毛束をねじってリバースに巻くことで、ランダムな動きをつくる。
  3. オイルをつけながら毛先のカールをほぐし、隙間と抜け感を調整。トップ部分のツヤ感と、毛先の動きでメリハリをつけるのがポイント。

担当サロン:MINX 銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 木俣翔さん

 

【2】弾力のあるカール感の凛とした憧れヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下3cmでカットし、顔まわりにレザーでレイヤーを入れる。レイヤーの軽さとレザーの質感で、より柔らかく、なめらかな動きを出している。
  2. 前髪はリップラインで切り、レイヤーとつながるようになじませる。
  3. カラーは6レベルのアッシュグレージュに。赤みをしっかりおさえつつ、ダークカラーながら透け感をほんのり感じることができる。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは細めのロッドで毛先にワンカール、ホットパーマをかける。薬剤を弱めにすることで、ダメージレスでコロンとしたカール感に。
  2. スタイリングは、8割ほど乾かしたら、左右2つに分け、耳の高さでねじりながらさらにドライヤーで乾かす。
  3. セット剤は軽めをチョイスし、トリートメントミルクか、ライトなオイルを。毛先から中間に揉み込み、手に残ったものを前髪に軽くつけ、毛束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:Rougy (ロージ) 江良栞さん

 

【3】ボリューム感が魅力!外ハネワンカールのセミロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨下5cm。バックからサイドに向かいやや前上がりにカット。トップにボリュームが出やすいようハチ上部分にレイヤーを入れる。外ハネの動きを出しやすくするため、肩に落ちる裾の部分にもレイヤーを。レイヤーを多く入れ過ぎるとカジュアルになり過ぎるので、肩に落ちる部分のみに入れて裾の重たさを残すことが大切。
  2. 前髪はかき上げスタイルが決まりやすいあごラインでカット。
  3. カラーは8トーンのアッシュブラウン。赤みの出ないツヤのあるブラウンベースで、大人っぽく上品な印象を与える。

【how to“スタイリング”】

  1. 前髪をかき上げながら根元にドライヤーをあてるとトップのボリュームが出やすくなる。また温風をあてた後、髪の熱が下がるまでかき上げた状態でいると、手を離した後も根元の立ち上げをKEEPできる。
  2. 32mmのアイロンで裾を外ハネワンカールに。全体的にカールがついたら表面の毛束をところどころ取り、縦巻きカールをMIX。
  3. ウエット系のバームを全体的にもみ込み、外ハネと表面の縦巻きをなじませ、立ち上げた前髪の根元にキープスプレーを吹きかければ完成。

担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん

 

【4】芯のある女性らしさをプラスしてくる暗髪艶ロング


【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースの長さ設定は美人ヘアの鉄則である“顔の等倍”にカット。アウトラインの重さを残しながら、顔まわりにレイヤーを入れる。
  2. 前髪はアゴくらい長さで薄めにカットする。
  3. 艶感があり赤みを抑えるアッシュラベンダーのカラーに、表面・顔まわり・襟足にハイライトを入れて柔らかさをプラス。


【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. 毛量の多い人、少ない人、直毛の人にはデジタルパーマを。太めのロッドで毛先を1.5回転巻いてゆるめのパーマをかける。
  2. パーマなしの場合、32mmのアイロンで全体を内巻きワンカール。表面を数カ所1cmくらい取り、根元付近からフォワードに巻いて柔らかい印象に。
  3. 巻き終わったら手ぐしでほぐしてから、艶感の出るバームを揉み込む。塗布する際、高い位置でポニーテールを結ぶようにするとキレイに仕上げることができる。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 菊池ステファニーさん

 

美人ヘア「かき上げ×ウェーブ」のセミロング~ロング【3選】

【1】ゆるやかウェーブの上品ロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. ロングレイヤースタイル。
  2. ベースは9トーンのブラウンに15.6トーンのベージュのハイライトをたっぷり入れたスタイル。表面には極細のハイライトを入れると白髪があっても目立ちにくい。

【how to“スタイリング”】

  1. 全体的にオイルを馴染ませたら、32ミリのカールアイロンでざっくりと巻いていく。まず、耳から前と後ろにブロッキングをして、バックの髪を毛先から中間くらいまで巻き込む。
  2. 次に耳から前の髪をリバースに巻いていく。アイロンは毛束の中間からはさみ、少しずつ毛先にずらしながら巻きこむとゆるやかなウェーブになる。
  3. アイロンの温度は、160から180度くらいがおすすめ。最後に手櫛でとかしたら終了。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【2】ルーズ感が大人ヘルシーなウェーブロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースを胸上くらいの長さで前上がりにカットしたローレイヤー。
  2. 前髪は顎下5cmくらいに設定し、サイドと馴染むくらいにい薄めにつくる。毛量調整をして、動きが出るようにする。
  3. カラーは、全体を9レベルのアッシュベージュに染めてから、頭のはち上にのみ細かめのハイライトを重ねる。寒色系をチョイスすることで、ヘルシーな女らしさに。

【how to“スタイリング”】

  1. センターパートに分けたら根元からしっかりとドライする。
  2. 乾いたら38mmの太めのアイロンで、サイド左右2パネルを毛先から内巻き、外巻きを1回転ずつ交互に根元まで巻く。トップ付近は内巻きと外巻きの間隔を広めにして、あえて巻かない髪をつくることでルーズ感&こなれ感な表情に。
  3. スタイリング剤は、中間から毛先にヘアオイルを揉み込んで、束感を整えたら完成。

担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん

 

【3】ボリュームも出るウェーブ風レイヤースタイル

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スタイルのポイント

  1. 胸下のレイヤースタイル
  2. スライドカットで毛量調節をする事で柔らかい質感に
  3. 顔周りの髪は、おでこの広さを強調させないために目の高さで外巻きにして横の厚みを出す、そのあと、リップラインで薄めに作り流れるよう斜めにカット
  4. ボリューム沢山のミックス巻きでロングでも縦の長さを払拭させれば、面長感が出ません

担当サロン:Surpass 星 晃介さん

 

ナチュラルな「前髪なし×ストレート」のセミロング~ロング【3選】

【1】レイヤーで軽くふわっと感を出したストレートロング

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【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースカットは表面と顔周りにレイヤーを入れてロングでも重たさを感じさせないように。
  2. 自然なストレート、クールになりすぎないように入れたレイヤーを活かして毛先は軽くふわっと内に入るようにしている。
  3. カラーはアディクシーカラーのネイキッドウォーム9レベル。透明感抜群な色で、しっかりと色見が出るのできれいな軽やかなヘアになる。透明感と艶を重視した暖かみのあるベージュ系。

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【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングは全体をしっかりブローしたら、櫛で整える。
  2. カールが入りにくい場合のみ、毛先に38ミリのコテでワンカール入れる。
  3. スタイリング剤は、毛先のみオイルで軽く仕上げ、軽さもあり透明感を感じるスタイリングに。まとまり感のあるきれいなストレートのスーパーロングヘアが完成。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 杉浦 友哉さん

 

【2】センターパートのナチュラルローレイヤーロング

【how to“ベース&カラー&パーマ”】

  1. 鎖骨下15cmでベースをカットしたローレイヤー。
  2. 前髪は長めに残し、全体とつなげている。前髪の分け目はセンターでカットして、左右どちらで分けた時でも自然な仕上がりに。
  3. カラーは地毛の明るさを生かし6レベルのベージュブラウンで染める。
  4. スタイルのポイントとなるストレート感は「SUGAMIストレート」で。酸性タイプの低ダメージのストレートパーマで、不自然な直毛ではなく素髪のようなナチュラルな仕上がりに。

【how to“スタイリング”】

  1. 濡れているうちに洗い流さないトリートメントをつけてから乾かす。
  2. 根元がふんわりするように乾かしたら、ブラシでブロー仕上げをするとさらにツヤ感アップ。くるくるドライヤーを使っても◎。
  3. 保湿効果のあるトリートメントオイルなどを塗布したらフィニッシュ。ロングストレートのキレイに見せる一番のポイントは“ツヤ感”なのでトリートメントも抜かりなく!

担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん

 

【3】オイルでツヤ感をアップしたモテロング


【how to“ベース&カラー”】

  1. 胸ラインくらいのワンレングスベースでカットし、ローレイヤーを入れる。レイヤーは、顔まわりにニュアンスをプラスする程度で、量感は梳き過ぎずに重めで整えるくらいの方が、髪の面をキレイに見せることができる。
  2. 前髪はあご下7cmくらいの長めにカット。センターでカットすることで、センターパートでも、左右どちらかに分けてもOK。オールマイティに対応できる。
  3. カラーは、8レベルのアッシュベージュ。軽さのある色味なので8レベルでも重たく見えず、透明感を感じさせてくれる。

【how to“スタイリング”】

  1. 根元をふんわり立ち上げるため、頭皮を軽くこするようにドライヤーで乾かす。
  2. 乾いたらストレートアイロンを使って、ごくナチュラルな内巻きにします。よりキレイに仕上げたいなら、アイロン前にブラッシングを!
  3. 最後に、保湿力のあるトリートメントオイルを毛先になじませてツヤ感アップ。

担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん

 

黒谷友香さん風きりっと印象の「ヘアアレンジ」【5選】

【1】パーティーにも使えるきりっとハーフアップ

\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/

\How to/

STEP1:耳上の髪を取り、ざっくり手ぐしでハーフアップにまとめる。

STEP2:毛束を押さえながら、耳前の後れ毛を出し、トップの毛を引き出す。

STEP3:毛束をねじって、地肌に沿うようにピンを挿してねじりを固定する。


【2】ポンパドールを合わせたまとめ髪

\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/

STEP1:アレンジ前のベース作り
しっかりと巻いておくことでふわっと無造作感が出て◎。湿気で髪が崩れやすい時期は、強めに髪を巻く。

STEP2:前髪をポンパドールにする
毛束の真ん中部分は残し、両サイドの毛を集める。

アメピンを縦方向へ刺すように留める。

STEP3:ローポニーを作る
髪全体を後ろでまとめて下位置で結び、カフをゴム部分にかぶせる。

STEP4:毛束をつまみ出す
ローポニーの結び目の上部分の右、左、真ん中の3ヶ所から毛束をつまみ出しボリュームを出す。


【3】知的な雰囲気のくるりんぱアレンジ

\動画で詳しくやり方をチェック!/

STEP1:ワックスをつけ、前髪を取る
ワックスを手に広げ、トップを揉んでボリュームを出す。前髪を上げたら、両端の毛束をほんの少し前に垂らしておく。このワンポイントがこなれ感&小顔効果を発揮。


STEP2:取った前髪をくるりんぱする
前髪を後ろに流してゴムで結ぶ。ゴムを少し下にずらしてから結び目の上の髪に輪っかを作り、そこに毛先を通し切って。


STEP3:くるりんぱの結び目を締める
まだゆるっとした状態のくるりんぱをキュッと締めるように、毛束を左右に引っ張ってゴムをぐっと上へ押し上る。


STEP4:毛束をゴムに巻きつける
くるりんぱしたゴムは見えない方が断然あか抜ける!結び目に毛束を巻きつけてピンでしっかりと固定して。


STEP5:2段目のくるりんぱをし、ひとつにまとめる
耳上の髪を同じようにくるりんぱする。ゴムを隠したら、残った髪はまとめてゴムでひとつに縛り、1度全体をほぐす。


STEP6:毛束でゴムを隠し完成
最後に縛ったゴムも毛束で隠す。仕上げに全体のバランスを見ながら表面を引き出して。後ろの髪も忘れずに!

完成!

【BACK】

【SIDE】


【4】ハンサムで可愛いリーゼント風アップ

\How to/

STEP1:前髪をラフにかきあげてゴムで結ぶ
前髪全体を上げてトップで結びポンパドールに。次のプロセスで髪を引き出すので、きつめに結びしっかり固定。

STEP2:ポンパドールの髪を思いきり良く引き出す
結び目を指で押さえ、髪を上につまみ出す。この量が少ないとボリューム不足になるので大胆に引き出してOK。

STEP3:全体をざっくりまとめてひとつに結ぶ
顔周りの髪を少し残し、ポンパの毛先ごと全体をまとめて結ぶ。サイドの髪も引き出して耳に緩くかぶせて。

完成。



【5】オフィスにもぴったりな横分け前髪のシニヨン

\How to/

STEP1:前髪は横分けにして大人っぽく
おしゃれ感は残しつつ、より大人っぽく知的な印象に見せるために、前髪を8:2くらいサイドパートに。

STEP2:ややサイドめでひとつ結びに
後ろの髪は手ぐしで、低めのやや横位置でひとまとめに。前髪を深めに取って流した側に寄せると好バランス。

STEP3:ねじりながらシニョンを作る
ひとつ結びにした後ろ髪の毛先を持ち、反時計回りにくるくるとねじりながら、結び目に巻きつけてシニョンに。

STEP4:シニョンをピンで留めて
STEP3で作ったシニョンを、3~4か所アメピンでしっかりと留めます。後れ毛や毛先はワックスをつけ動きを出して。

完成。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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