ヘアアレンジ・髪型
2022.8.17

ショートでもできる!ポニーテールのやり方【アレンジ9選】

簡単にできるアレンジ【6選】

【1】くせ毛すっきり!「オールバック」まとめヘア

tricca Daikanyama トップスタイリスト

小走祥菜さん

【STEP1】前髪~後頭部にミックスしたホールド力の高いスタイリング剤とオイルを

「短い髪をすっきりとひとまとめにするために、メンズ用のグリースに、ヘアオイルを1:1で混ぜ合わせたスタイリング剤を使います。グリースはメンズ用ですが、ホールド力が高くてツヤ感も出るので、今っぽい質感を作るのにぴったり。ヘアオイルを加えると、髪になじませやすくなります」(小走さん・以下「」内同)

【STEP2】前髪にスタイリング剤をなでつけてオールバックに

「STEP1で混ぜ合わせたグリースとヘアオイルを手のひらに広げ、前髪をかきあげてからなでつけます」

【STEP3】後頭部の髪にはもみこんでふわっとさせる

「STEP2で手のひらに残ったスタイリング剤を、後頭部にもつけます。後頭部はペタッとさせたくないので、もみこむようにつけて、ふわっとさせます」

【STEP4】もみあげを出して女らしく

「髪をひとまとめに結ぶ前に、もみあげを少し出しておきます。これがタイトなオールバックでも女らしくさせるコツです」

【STEP5】結んだ毛先にバームで動きを出す

「髪をヘアゴムでひとまとめに結んだら、毛先にバームをつけて動きを出します。手のひらにバームを広げ、片手で結び目を押さえて、もう片方の手で毛先を握るようにもみ込みます」

【完成!】

程よいウェット感と、もみあげのおくれ毛が女らしい。クセ毛で広がりやすい髪質とは思えない、すっきりとしたマニッシュなひとまとめ髪に。

 

【2】ショートを活かした「二段結び」ヘア

長さが足りなくてひとつ結びにできない場合でも、2段に分けて結べば完璧。潔いくらいのフルアップは清潔感があって、オフィスシーンにもぴったり。

<How to>

【STEP1】ハチ上の髪を後ろで全部留め、ハーフアップに。軽くワックスをつけた手で、ざっくりと作って。

【STEP2】そのまま下部分もひとつ結びに。表面の髪を部分的に引き出し、耳前の後れ毛は束っぽく仕上げる。

<Back>


【3】「センターパート+後れ毛」でフェミニンヘア

短い髪をタイトに結ぶときは、“センターパート+後れ毛”で今どきフェミニンに。結び目のちょこんと感が、なんだかいとおしい。

<How to>

  1. 短めの髪は、あらかじめ適当に巻いてジェルやワックスをなじませておく。
  2. センターで分けてからこめかみと耳後ろの毛束を残し、後ろの低い位置でひとつ結びに。
  3. 残しておいた毛束に再度スタイリング剤をつけて完成。

 

【4】「ゆる後れ毛」で柔らかい今っぽヘア

drive for garden

一番合戦 彩さん

【STEP1】後れ毛を出す

もみ上げと、襟足の両角をひと束ずつ引き出して後れ毛にする。

【STEP2】緩巻きして束感を出す


32mmアイロンで、後れ毛の中間部分を内巻き→毛先は外巻きにして、S字のカールを作る。後れ毛と前髪に少量のオイルをなじませ、束感を出す。

【完成!】

ゆるふわ感が出て、今っぽい雰囲気になりました!休日にぜひ楽しみたいです。

 

【5】「斜め前髪と低め結び」で大人っぽいヘア

ヘアサロンchobbi スタイリスト

wacoさん

【STEP1】髪全体にバームとオイルを混ぜてなじませる

「髪をまとめやすくするために、バームとオイルを1:1で混ぜたスタイリング剤を全体になじませます。オイルだけだとバーコードのように髪が割れてしまいやすいので、ワックスを混ぜて、ツヤと毛束感を出します」(wacoさん・以下「」内同)

【STEP2】毛先をコテで軽く内巻きに

「ポニーテールにしたときに、毛先がツンツンしていると毛量の多さが目立つので、コテで軽く巻いてまとめます。手首を返すくらいの軽いカールがバランス◎」

【STEP3】前髪ジグザグに取って斜めに持っていく

「前髪を斜めにするときは、トップから指先をギザギザと動かして分けます。これなら分け目がきっちりつかず、生えグセも目立たなくなります」

【STEP4】耳下の高さでひとつに結ぶ

「低めの位置でまとめるとぐっと大人っぽい印象に。耳下の高さの、襟足近くでヘアゴムを使って結びます」

【STEP5】前髪をアメピンで留める

「前髪の毛先をヘアピンで留めて、斜め前髪をキープ。ヘアピンは下から入れこむと留まりが良く、動いてもズレてきません」

【STEP6】両サイドの耳に毛束をかける

「サイドの毛束を少し引き出し、耳にかけます。タイトなスタイルでもきっちりしすぎず、しゃれ感がUP」

【STEP7】トップの髪をふわっと引き出す

「全体のバランスを見ながら、トップの髪を引き出してふわっとさせます。タイトな前髪とテンションを揃えるため、少しずつ毛束を引き出すのではなく、トップの毛をひと握りして、ぐっと持ち上げるようにふんわりさせるのがコツ」

【完成】

斜めの前髪と低めのポニーテールで大人っぽいタイトなスタイルが完成。でも、耳にかけた毛束やトップのふんわり感のおかげで、こなれた印象に。

 

【6】「外ハネひとつ結び」で一気に華やかヘア

【STEP1】後れ毛を出す


首周りがスカッとしないよう、襟足の後れ毛でバランスをとる。

【STEP2】ヘアアイロンで外ハネさせる

巻くと途端に古くさくなるので、軽く外にハネさせる程度に抑えて。

【完成!】

後れ毛の量感を少しだけ増やしつつ、毛先にはさりげなく揺れるニュアンスを添えて、華やかな表情に。

 

応用アレンジ【3選】

【1】かわいい「後ろ編み」こなれ感UPヘア

【STEP1】後れ毛を残してまとめる

ラフ巻きにしてシアバターをなじませ、こめかみ、耳前、耳後ろの毛束を残して髪をまとめる。

【STEP2】編み込みにする

まとめた髪は3束にわけ、大きく編み込みにしてバレッタで留める。ボブなら3回編む程度。

【STEP3】表面をくずす

表面の髪を所々指でつまみ出す。面長さんは、横もふんわりさせるとGOODなバランス。

【完成!】

360度どこから見ても可愛く仕上げるには、フォルムのバランスが重要。丸顔さんはトップをふわっとさせたり、エラ張りさんは後れ毛を多めにしたりと、顔型に合わせた工夫を。

 

【2】ヘアアクセを使って「お団子風」ヘア

【STEP1】くるくるドライヤーでふんわりと

ふんわりした丸みが出るように、くるくるドライヤーでトップ~後頭部の根元をしっかり立ち上げる。

【STEP2】スプレーでキープ

根元の立ち上がりがヘタらないよう、手ぐしを通せるハードスプレーを吹きつける。

【STEP3】内側に空気を入れながら結ぶ

内側から手ぐしを通しながら、後頭部のふんわり感をつぶさないように下の位置で髪をひとつ結びに。

【STEP4】後頭部の少し上の髪を引き出す

後頭部の上部分の髪を、指先でひとつまみずつ引き出す。いろいろな角度から見ながらバランス良く。

【STEP5】ハチの少し上を引き出す

正面から見たときにもふわっと感がわかるように、サイドはハチの少し上部分の髪を引き出して。

【STEP6】髪をつまんでキープ

引き出した髪を指で再度つまみ、ハードスプレーを吹きつけて隙間をキープ。

【STEP7】ヘアアクセを飾る

結び目に、ヘアアクセを飾る。短い毛束がうまく隠れ、お団子風フォルムに。

【完成!】

表面の不規則な立体感や、後頭部の丸みで女性らしさを演出。短い結び目がうまく隠れるアクセも、ポイント!

 

【3】「スカーフ」を使った立体感UPヘア

ヘアサロンtricca銀座店 スタイリスト

野口眞莉奈さん

【STEP1】髪の表面と襟足にヘアオイルを

「髪が短いので、まとめたスタイルをキープするために、ヘアオイルをなじませます。表面にヘアオイルをつけておくと、最後に髪をつまみ出しやすくなります」(野口さん・以下「」内同)

「襟足にもヘアオイルをなじまると、短い髪でもまとめやすくなります。手のひらと指の間にヘアオイルを広げて、手ぐしで襟足の髪をかき上げるようになじませます」

【STEP2】ひとつに結んで後頭部の髪をつまみ出す

「手ぐしで髪をひとつにまとめたら、ヘアゴムでポニーテールに。結ぶ高さは襟足ギリギリの位置にすると、あとでスカーフをつけた時に止まりがいいですよ。ヘアゴムで結んだ後、片手で結び目を押さえながら、後頭部の髪を色々な場所から細くつまみ出して、絶壁をカバーします」

【STEP3】スカーフを巻きつけていく

「スカーフをトップの髪が隠れない程度の幅に折りたたんだら、襟足の結び目したから巻きつけていきます」

「前髪の生え際で折り返し、襟足の下で1回結びにします。その後、ヘアゴムの上でもう一度ひとつ結びに。ヘアゴムがすべり止めの役割りをしてくれるので、ひとつ結びでもきちんと止まり、毛束とのなじみもいいですよ」

【STEP4】もみ上げと襟足の毛を少しつまみ出す

「ヘアスタイルに動きが出るように、もみ上げと襟足部分の髪を少しだけ引き出します」

【完成!】

ほんの少し下ろしたもみ上げと襟足の毛束のおかげで、こなれたスタイルに。スカーフのおかげで、トップにボリュームも出て華やか。

後ろから見ると…

短い毛先とスカーフの先がなじんで、自然とボリュームUP!細くたくさんつまみ出した毛束のおかげで、絶壁を感じさせない立体ヘアに。

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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