髪は毎日洗うべき?美容プロや専門家が教える正しい頻度と洗い方を紹介
「髪は毎日洗うべき?」という疑問に、美容プロ・専門家が回答!美容専門誌『美的』世代No.1美髪マスター・水越みさとさん、発毛診療医・美容皮膚科医の高橋栄里先生、日華化学株式会社 デミ コスメティクスの研究員&PRに聞いた正しい頻度や洗い方を紹介します。
髪は毎日洗うべき?美髪マスター・水越みさとさんに疑問を直撃!
『美的』2026年3月号「髪と頭皮ケアの最適解」特集では『美的』読者へのアンケートで寄せられた、ヘアケアの疑問を総ざらい。ここでは、『美的』世代No.1美髪マスター・水越みさとさんに「髪は毎日洗うべき?」の疑問にお答えいただき、さらに美髪になれる洗い方を教えてもらいました。
髪は毎日洗うべき?
A.それがベターです
「ヘアマスクやアウトバストリートメントの充実で髪に重さが蓄積していくこともあるため、毎日洗うのが正解。スタイリング剤を多用した日は、ダブルシャンプーもOK」(水越さん)

美髪になれる洗い方を教えて!
A.シャンプーは予洗いとすすぎ 、トリートメントは コーミングを意識
シャンプー時のPoint
【ブラッシング】
「濡れた髪は摩擦に弱いため、乾いている状態で髪の絡まりをほぐします。ホコリなども落とせて、シャンプーの泡立ちもアップ!」(水越さん・以下「」内同)
【じっくり予洗い】
「頭皮を洗うと意識しながら2分程時間をかけます。後頭部は、シャ ワーヘッドを襟足から髪の中に入れるようにしてじっくり洗って」
【シャンプーはケチらない】
「基本は商品の使用指示に忠実に。量が少な いと、後頭部まで泡が行き渡らなかったり摩 擦の原因になったりすることがあります」
【すすぎはしっかりと!】
「髪や頭皮にヌルつきがなくなる まで洗い流します。予洗いと同様、 頭皮を洗うように。特に後頭部や 耳の周辺は入念に流してください。 目安としては2分程度ですが、気 になるところがなくなるまでしっ かりとすすぎます」
\髪をかき分けて/

\シャワーヘッドをじか当て/

トリートメント時のPoint
【つけるのは中間〜毛先】
「頭皮ではなく髪を補修し手触りを良くすることが目的なので、頭頂部は外してつけます。ダメージ が蓄積しやすい毛先には多めに」
【コームでなじませる】
「手だけでなじませても髪全体に 行き渡りにくいため、粗目のコー ムでゆっくりとかしてなじませて。 仕上がりがグッと良くなります」
【すみずみまで流す】
「流し残しは頭皮や肌のトラブルの原因や、髪の質感低下につなが ることもあるので、シャンプー同様しっかり流すのが鉄則です」


毎日使うシャンプー&コンディショナーは季節ごとに変えるべき?
A.コンディションによって使い分けて
「例えば普段は弱めの洗浄力のタイプを使っていても髪が重く感じたときにはさっぱり系シャンプーを投入するなど、状態によって使い分けてみて。可能なら、決め込まずにいくつかのタイプを工夫しながら使うのがおすすめです」
専門医に聞いた!髪を洗う正しい頻度&シャンプー術
ブローやカラーリングに負けない美しい髪をキープするには、髪はもちろん頭皮もすこやかに保つことも大切です。抜け毛や薄毛の原因にもなる頭皮トラブルを防ぐには、毎日どんなヘアケアをすればいいのでしょうか? 発毛診療医・美容皮膚科医の高橋栄里先生に教えていただきました。
発毛診療医/美容皮膚科医
高橋栄里先生
イークリニック麻布 院長。日本臨床医学発毛協会発毛診療医。日本毛髪科学協会認定毛髪診断士。日本臨床抗老化学会認定医。都内美容皮膚科の院長を経て、発毛診療医として大手AGA専門クリニック院長を務めたのち、診療顧問に就任。2019年に美容皮膚科、発毛治療ができる「イークリニック麻布」を開院。毛髪と美容のプロフェッショナルとして活躍中。著書に『女性の白髪・薄毛の悩みがなくなる方法』など。
髪は毎日洗ったほうがいい?
頭皮は体のなかでも毛穴が密集しており、皮脂分泌が活発な場所。そのうえ毛髪も密集しているため、汚れがつきやすく、臭いがこもりやすくなっています。
「頭皮トラブルを防ぐには、頭皮を清潔に保つことが大切です」と話すのは、発毛診療医・美容皮膚科医の高橋栄里先生。やはり髪は毎日洗うべきなのでしょうか?
「正直それは肌質や年齢など、人や生活環境にもよります。毎日絶対洗わなくてはいけないということはありませんが、外に出たときは、埃などの汚れが付着して家に帰るわけですし、汗を多くかいたあとも清潔に洗い流すのはとても大切なことです」(高橋先生・以下「」内同)
どんなシャンプーを使えばいい?
頭皮を清潔に保つことが大切なのはわかりましたが、ノンシリコンタイプや泡で出てくるタイプなど、シャンプーの種類はさまざま。いったいどんなものを使えばいいのでしょう?
「これもノンシリコンがいい、シリコンが駄目などは、一概には言えず、やはりその方の髪の毛の悩みと状態によります」と高橋先生。
「ダメージがあり一時的にサラサラになりたいなど、コーティングの必要性があるような髪の状態の場合は、シリコンという選択をするのも間違いではないでしょう。一方、髪の中に栄養成分を浸透させたい場合は、ノンシリコン系の物を使いながら、トリートメントやアウトバスで内部のケアまでをするというのもおすすめです」
また、泡で出てくるタイプは、摩擦が少なく、まんべんなく洗いやすいのが特長。そのため、泡立てが得意で満遍なく洗える人であれば、泡立てタイプを使わなくても問題はないそう。
「頭皮環境により異なるため一概には申し上げられませんが、朝起きて頭皮がベタつく場合にはシャンプーの洗浄力が弱い可能性も考えられます。頭皮タイプにあったシャンプー選びの見直しをしましょう」
高橋先生おすすめ美髪シャンプー術
(1)髪の毛のもつれをほぐす
シャンプー前にまずはブラッシング。毛先から上へ徐々にとかして、毛のもつれをほぐすとともに髪の汚れを浮かせる。頭皮の汚れが落ちやすくなる効果も。
(2)お湯でよく洗う
シャワーを1~2分間あてて髪と頭皮を予洗い。髪についた汚れはほぼ落ちるうえに、頭皮の毛穴が開き、シャンプーの洗浄成分がなじみやすくなる。
(3)シャンプー液を手のひらで泡立てる
液の量は500円玉くらいを目安に(メーカーにより異なる)、髪のボリュームや長さに合わせて調整を。手のひらにとり、同量の湯を加えてよく泡立てる。難しい場合には、適量のシャンプーを塗布した後、お湯をさっと含ませ泡立てる。
(4)地肌を洗い、よくすすぐ
泡立てた液を頭全体につけ、両手の指の腹で地肌をマッサージするように洗う。液剤のすすぎ残しは肌トラブルのもと。頭皮を意識してしっかりすすぐ。
大人の髪・頭皮ケアの疑問にヘアプロダクツ研究員&PRが回答
プロ専用のヘアプロダクツを数多く手がける日華化学株式会社 デミ コスメティクスの研究員・藤井義宣さんと、その製品を知り尽くすPR・菅野麻衣さんに、大人の髪悩みの対策をうかがいました。ここでは、今さら聞くには恥ずかしい!?ヘア&頭皮ケアの基本について教えてもらいました。ここではシャンプーの頻度や選び方、頭皮の皮脂についてを紹介します。
日華化学株式会社 デミ コスメティクス 化粧品研究部 グループリーダー
藤井義宣さん
福井県出身。金沢大学卒業後、2006年に日華化学株式会社入社。入社以来、17年間化粧品の研究開発一筋でヘアカラーやスタイリング剤、ヘアケアなどさまざまな商品を担当。豊富な知識と経験でヒット商品を続々と開発し、多くのスカルプケア商品の開発にも携わる。新商品であるDEMI DO(デミドゥ)では開発責任者として開発全般の指揮を執る。
日華化学株式会社 デミ コスメティクス PR
菅野麻衣さん
約6年間、都内で美容師として活動後、2007年に日華化学株式会社 デミ コスメティクスにインストラクターとして入社。約13年間にわたり、カラーやパーマなどのケミカル分野からヘッドスパ、頭皮・皮膚知識まで幅広い美容師向けの講師活動を国内外で行う。長年培った経験と知識を活かし、現在はPR・広報担当として活動中。
シャンプーは1日に何回?おすすめの時間帯とは?
A. 1日1回、ゴールデンタイムはきれいにしておくのが基本
「洗髪の回数に正解はありませんが、メーカーは、1日1回の洗浄を前提に製品を作っています。年齢を重ねて皮脂量が少なくなってきたら、必ずしも毎日洗浄しなくてもいいと思います」(藤井さん)
「よくいわれる肌のゴールデンタイム(22時〜2時)に、頭皮の汚れも落として睡眠に入っていることが理想です。睡眠中、成長ホルモンが出るタイミングで頭皮をきれいにしておくほうが細胞が活性化しやすいと思います」(菅野さん)
シャンプーやトリートメントの選び方のコツを知りたい
A. 大人の場合は、「髪より頭皮」の状態に合うものがいいかも
「毎日使うシャンプーやトリートメントの影響はとても大きく、使うシャンプーによって頭皮や髪の質も変わります。迷ったときは、シャンプーは肌質に合わせて、トリートメントやコンディショナーは髪のダメージやなりたい質感に合わせて選ぶと良いです。髪のプロである美容師さんに聞くのもGOOD。
また、シャンプーの後は、髪にトリートメントを使うものですが、今は髪と頭皮に使える頭皮用トリートメントがあることもぜひ知っていただきたいですね。顔は、洗顔して化粧水つけて…と、みなさん念入りにスキンケアしますが、同じ皮1枚でつながっている頭皮に同じケアをしている人は少ないのでは? 頭皮用化粧水や頭皮用のトリートメントをつけて頭皮のコンディションを整えるのも美髪の秘訣です。
なお、多くのトリートメントやコンディショナーは髪専用なので、頭皮につかないように塗布します。いっぽう、『頭皮用』をうたうトリートメントは、頭皮から髪全体につけることができます。一度に頭皮と髪の両方のケアができるのがポイントです」(菅野さん)
顔より頭皮のほうが皮脂量が多いのはなぜ?
A.頭にある皮脂腺のほうが皮脂をたくさん作るから
「顔全体の毛穴の数は約20万個、頭皮の毛穴は約4万個ですが、頭皮の場合、ひとつの毛穴から2〜3本の毛が生えており、ひとつひとつの毛穴が顔の毛穴より大きいという特徴があります。また、皮脂は皮脂腺という器官で作られますが、頭皮には顔の2~3倍の皮脂腺があるといわれており、体の中で最も皮脂の分泌が多い場所です。
気になるその理由ですが、髪と毛穴の間に皮脂があることで摩擦が減って髪が生えやすくなるため、顔より頭皮の皮脂腺のほうが皮脂を出しやすいのでは、との説があります」(藤井さん)
自分の頭皮の皮脂が多いのか少ないのか…どうすればわかりますか?
A.シャンプーをしてから2時間後の頭皮状態で判別を
「髪を洗ってから2時間後に、頭皮の毛穴から出た皮脂が全頭に行きわたるといわれています。そのタイミングで指の腹で頭皮をこすってみて、指がぬるついたりテカったり、脂っぽいニオイがしたら脂性。逆にカサカサしたフケっぽいのがついたり頭皮がザラッとするようなら乾燥傾向です」(藤井さん)
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。



チャンネル登録者数約94万人を誇る美容クリエイター。毛髪診断士を取得し、シャンプーやヘアアイロンの徹底比較などヘアのコンテンツも好評。美的世代の支持も厚い!