春のヘアアレンジおすすめ12選!今っぽさ抜群&これでイメチェン!

春の注目ヘアアレンジテクをお届け!アレンジとの似合わせで、前髪と顔周りを少し変えれば、髪を切らなくてもイメチェンが叶います。また、定番「ハーフアップ」からトレンドの韓国アレンジ「ケンニプモリ」まで、今っぽく垢抜けるやり方を美容プロが教えます!
春は小さな変化で最大イメチェン!前髪と後れ毛が主役のヘアアレンジ
この春は、いつものヘアアレンジも、前髪と後ろ毛をアップデート!小さな変化でも、イメチェンの最大化が期待できます。それでは、やり方を見ていきましょう。
BASE
程よい厚さの前髪と、レイヤーで作ったあごラインの毛束があり。
ハーフアップ×束っぽワンカール後れ毛

いつものハーフアップにこなれた甘めニュアンスを足すには、後れ毛が肝心。前髪は薄く見えるように分け、後れ毛は毛束の中間にカールをつけるのがコツ。
カチモリ×ケンニプモリ

トレンドのカチモリ(韓国風の毛先ピンピンお団子)にマッチするのは、タイトな横分けのケンニプモリ。おでこにほんのちょっとだけ束感をつけ、のっぺり見えを回避して。
カチューシャ×スッキリシースルー

カチューシャをつけるときは、前髪と後れ毛を出しすぎない方が今どき。サイドは耳にかけて細束だけ出し、前髪も薄く残してからカチューシャを。毛先はバームで束感仕上げに。
ねじりツインハーフ×ベビーバング

前髪をくせ毛風に巻いて、ツインハーフをキュートに。前髪を少しだけ残し、こめかみから上の毛束を左右それぞれねじってピン留め。前髪は少しずつ巻き、オイルで束っぽく。
オフィスシーンにもお呼ばれにもぴったり!「ハーフアップ」のやり方
5分でできる!ピンなし&簡単”ゴム隠し”ハーフアップ
たった5分でできるのに、ゴムも上手に隠せちゃう技ありハーフアップ。しかも、ピンを使わずゴム1本ででき、不器用なひとでもトライしやすい3STEPの簡単さもうれしいポイントです。結び目のゴムをさりげなく隠して、洒落見えするテクニックをチェック!
【STEP1】ハーフアップを作る
全体にソフトワックスを薄くつけてまとめやすくしてから、ハーフアップに。こめかみの後れ毛を残し、耳の付け根の高さで結ぶ。ゴムは細めのものを使うこと。
【STEP2】毛束を引き出す
結び目を押さえながら、頭頂部と、ハーフアップの境目の髪を少しずつランダムに引き出して、こなれ感を出す。
【STEP3】ゴムを隠す
結んだ毛束の一部を、上から巻きつけるようにしながらゴムの隙間に入れ込んで引っ張ると、いい感じにゴムが隠れる。
\完成/
\SIDE/
\BACK/
定番「ハーフアップ」をねじりんぱで味変!より華やかな印象に

SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト
原 涼香さん
トレンドの韓国テイストを取り入れた、色気のある盛れヘアが得意。たびたび渡韓し、韓国ビューティの情報をインプット。満足度の高いおしゃれスタイルならお任せ! ボブからロングヘアの女性専門スタイリスト。
シーンを選ばずマルチに使えるアレンジといえば、ハーフアップ。フェミニンで品よく見えるうえ、顔に髪が落ちてこず鬱陶しくないのもうれしいポイントです。定番のハーフアップだからこそ、+αして味変するのもおすすめ。とくに合わせやすいのがくるりんぱで、簡単に作れるのにちょっと気を利かせた感を演出してくれます。
さらにアップデートさせたいなら、「くるりんぱ」にちょっとだけ盛り感を足した「ねじりんぱ」を取り入れてみて。作り方はくるりんぱくらい簡単だから、いつものハーフアップをちょっと変えたいときにぴったり!イージーなのにお呼ばれにも合いそうな華やかさ。もちろんオフィスシーンなど日常的にも使えます。
【STEP1】両サイドの毛束をねじってから結ぶ
両サイドの毛束を、それぞれ指に絡ませながら後ろ向きにぐるぐるとねじり、クリップなどで仮留めしておく。
仮留めを外し、2つの毛束を後ろでひとつに結ぶ。
【STEP2】結んだ毛束をくるりんぱに
結んだ毛束を、ねじった部分の上から通してくるりんぱにする。
【STEP3】ねじった毛束を指で崩す
結び目を押さえながら、もう片方の指先でねじった毛束を部分的につまみ出して崩す。一気につまみ出すと崩れすぎることがあるので、少しずつランダムにつまみ出すこと。
サイドの根元は、正面のバランスを見ながらつまみ出して。最後、結び目にヘアアクセを飾れば完成。
\完成/
\SIDE/
\BACK/
お呼ばれにぴったり!ラフなポンパ風「ハーフアップ」でこなれる
普段よりも華やかさやしゃれ感は出したいけど、フォーマルな場にふさわしい上品さはキープしておきたいときにぴったりなヘアアレンジ。結婚式などお呼ばれの時にぴったりです。ポンパとハーフアップの中間シルエットなら、抜け感と清潔感が最適のバランス。
【STEP1】ワックスをなじませる
ストレートの人は全体を軽く巻いておく。ひとすくいのワックスを手に広げ、オールバックにしながらなじませて。
【STEP2】後ろでひとねじり
こめかみラインより上の髪を、手ぐしで後ろにまとめてひとねじり。ねじった部分にピンを縦に挿し込んで留める。
【STEP3】細部にニュアンスを
留めたところを手で押さえ、トップの毛束をランダムにつまみ出して凸凹に。顔周りの後れ毛を整えて出来上がり。
\完成/
人気の韓国風お団子アレンジ「カチモリ」の作り方
ゴムだけで簡単!毛先を残して結んだ「カチモリ」で今っぽいまとめ髪に!

SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト
原 涼香さん
トレンドの韓国テイストを取り入れた、色気のある盛れヘアが得意。たびたび渡韓し、韓国ビューティの情報をインプット。満足度の高いおしゃれスタイルならお任せ! ボブからロングヘアの女性専門スタイリスト。
「カチモリ」とは毛先を残してまとめた韓国風のお団子アレンジで、ピョンピョンと飛び出た毛先が特徴です。韓国語で「カチ」は鳥のカササギ、「モリ」は髪の意味。「飛び出た毛先がかわいい」と日本でもトレンドに。
【STEP1】髪をサイドでひとつ結びに
アホ毛が出やすい人や髪がまとまりにくい人は、全体に薄くヘアミルクやソフトワックスをなじませておく。その後、全体の髪を片側に寄せ、耳の下あたりでひとつ結びに。サイドで結ぶ理由として、正面から見たときに飛び出た毛先が見えやすいため。
【STEP2】毛束をねじってお団子を作る
残しておく毛先の量を決め、それ以外の部分は強めにねじる。そのまま、毛先が斜め上にくるように調整しながら丸めてゴムで結び、毛先を残したお団子にする。
【STEP3】毛先を整える
残しておいた毛先をストレートアイロンでピンピンと立て、キープスプレーを吹き付けて形を固定。結び目にヘアアクセをあしらって完成。
\完成/
\SIDE/
\BACK/
「カチューシャ」アレンジは、前髪のアップデートや顔周りのうねり対策に◎

K-two GINZAスタイリスト
谷口翠彩(みどり)さん
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。
顔周りのうねりをカバー!雨の日におすすめ
雨の日の髪のお悩みは旬ヘアアクセを使って解決!生え際のうねりが気になるときは、カチューシャでアップにしてしまいましょう。前髪があるより、断然大人っぽくてヘルシーな印象!カジュアル見せできる細いタイプが、取り入れやすいです。
\つけ方POINT/
カチューシャは生え際より数cm後ろにつけ、生えぎわの髪を指で少しずつつまみ出す。耳前の後れ毛も忘れずに。
\完成/
サイドバングあり長めのマンネリ前髪をイメチェン!
ヘアスタイルのイメージが変わらないのは、前髪がいつも同じだから!? そこで“マンネリ前髪”の代表格「サイドバングあり長め」がイメチェンできるテクを人気スタイリストに教えてもらいました。
マンネリ前髪 サイドバングあり長め
サイドバング(前髪とサイドのつなぎの部分)で小顔見せに。前髪は薄くて長くアレンジしやすいけれど、正解がわからなくていつも同じ形に。
「サイドバングがある人がカチューシャで前髪を上げるときは、おでこと顔周りにちょっぴり後れ毛を残すとしゃれ感と小顔感がアップ。後れ毛はヘアマスカラを使って、束感を作ります」(谷口さん)
\つけ方POINT/
後れ毛をスタイリング。カチューシャをつけたらバランス良く後れ毛をつまみ出す。後れ毛がバサっとならないようヘアマスカラをつけて毛をまとめ、束感を作る一手間であか抜ける。
厚めのシースルーバングを、極薄バング+シニヨンで清楚顔に変身!
前髪が変化すると、ぐっとかわいさもオシャレっぽさも手に入ります。今は、シースルーバングのスタイリングがうまくいかなかったり飽きたりして、少し厚みのある前髪にする人がジワッと増えてきているそう。透け感は残したまま、量を少し足すだけで大人っぽい表情に変身します。
厚めのシースルーバング
\つけ方POINT/
前髪とこめかみの髪を残してシニヨンを作り、生え際からやや奥にカチューシャをON。中央の5mmの毛束を引き出した極薄毛束でニュアンスを。
大人もできる!甘さ控え目の「ツインハーフ」
くるりんぱ×ロープ編みで作るちょい盛り「ツインハーフ」

Violet 表参道 スタイリスト
大原愛美さん
透明感のあるニュアンスカラーの名手。インナーカラー、たっぷりハイライト、ブリーチカラーなど、ひとりひとりの要望に応えたカラーでカッコかわいく変身させてくれる。人気のレイヤーカットも得意。
アイドルカルチャーの流れから、ハチ上や耳の上で作るツインハーフがトレンド。甘めの印象をもたらしつつ顔周りはスッキリするから、重くなりすぎず意外と活用度の高いアレンジです。シンプルに結ぶだけでもいいですが、そこにテクを入れたのがさすがプロ。でも、くるりんぱとロープ編み(別名:ツイスト編み、ねじり編み)という簡単に作れるものだから、アレンジ初心者さんでもぜひトライしてほしい!
Point
「流行中のツインハーフですが、大人にはちょっとかわいすぎて躊躇する方もいると思います。そこで工夫したのが、ベースの髪はワンカール程度にすること、結ぶ位置を低めにすることです。サイドにくるりんぱを入れたことでハチ周りがキュッと締まって、シルエットが整えやすいのもポイント。頭の形が気になる場合でも矯正しやすいです」(大原さん)【STEP1】顔周りを残してツインにする
最初に髪全体をワンカールの内巻きにして、スタイリング剤をつけて整えておく。顔周りの髪を残し、両サイドのハチ上部分をそれぞれ緩めに結ぶ。このあたりを結んで!
【STEP2】結び目をくるりんぱする
結び目の上に穴を開けて、結んだ毛束を上(表面側)から通す。下からではなく上から通すことでハチ周りがタイトになり、頭がコンパクトに見える効果も。くるりんぱした部分の毛束を軽くつまみ出し、シルエットを調整する。
【STEP3】毛束をロープ編みにして結ぶ
くるりんぱの下の毛束をふたつに分け、それぞれねじりながら交互に重ねてロープのように編んでいく。毛先近くまで編んだら毛束を軽くほぐしてからゴムで結び、上からミニクリップを飾る。
\完成/
\SIDE/
\BACK/
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。