舌を使った小顔体操【プロ実践5選】
舌は筋肉。厚みがあって強い力をもち、あごや頬周りの筋肉とつながっています。舌を鍛えると下半顔が劇的に引き締まる!顔と首の70種類の筋肉と、舌周りの筋肉を同時に鍛えられる舌回しや、二重あご、頬のたるみ、の改善が期待できる舌アップ体操など、小顔を叶える体操を紹介します。
【1】最初に行うことで効果が!「モダイオラス」ほぐし
舌で法令線の裏側辺りをたどったとき、ぽこっとした膨らみを感じる部分が「モダイオラス」。
口周りと頬の筋肉のつなぎ目。ここをなぞるように、舌を上下に動かす。(左右各10回)
【2】舌を丸めて「あ・い・う・え・お」体操
「口角を上げるためには舌を鍛えるのもポイント。なるべくあごを引いて目を見開き、口角を上げた状態で巻き舌にして、『あ・い・う・え・お』と、10セット繰り返すだけでリフトアップが期待できます」(山口さん)
【3】下顔面のたるみ&二重あごをスッキリさせる「舌体操」
二重あご・たるみ・法令線もケア! 10秒舌回し
「顔と首の70種類の筋肉と、舌周りの筋肉を同時に鍛えられる舌回し。10秒かけてゆっくり動かすことで、二重あごや下顔面のたるみ、舌の位置が奥側へ引っ込む“舌下がり”を防止できます」(石井先生・以下「」内同)
【Step.1】歯茎をなぞるようにゆっくり舌を回す
口角の裏側から、上の歯茎をなぞるように前歯→反対の口角→下の前歯の順に1周動かす。頬を押し上げるようにゆっくり動かすのがコツ。
【Step.2】Step.1と同様に逆方向もゆっくり回す
逆方向も同じようにぐるりとゆっくり動かす。唾液がたっぷり出るので、食後に行うと気になる口臭も防げます。
あご周りをスッキリさせる 舌アップ体操
「舌周りとあご周辺の筋肉にアプローチする“舌アップ体操”。難易度高めだけれど、その分、効果もピカイチ。二重あご、頬のたるみ、法令線や血行不良・滑舌の改善が期待できます」
【Step.1】舌を口内上部にピタッとつける
前歯の裏に舌表面をピタッとつけた状態にする。舌の裏の筋が見えるぐらいダイナミックにつけます。
【Step.2】そのまま口をパクパク開け閉めする
Step.1の舌がついた状態で、口をパクパクと開けて閉めてを5回繰り返す。これだけでフェースラインがかなりスッキリ。
【4】フェースラインに効く「れろれろ」体操
舌は筋肉。厚みがあって強い力をもち、あごや頬周りの筋肉とつながっています。舌を鍛えると下半顔が劇的に締まります。シャープなフェースラインに!
「れ」
「れ」と言いながら、舌を大きく下に出す
「ろ」
「ろ」と言いながら、口の中で舌を丸める。これを10回繰り返す。
Point
スピードを追求するのではなく、舌を根元から先端までしっかり動かすことを意識して。
【5】あご周りを引き締める「顔筋」体操
ひとつ1分でできる、プチトレーニング&マッサージ。メールをチェックしながら、洗面所に立つときに…気づいたときにコツコツ、引き締め貯金!顔の血流が高まって、むくみもスッキリします。
【5秒ずつ×6セット】口周りを鍛える
口を閉じて両頬をぷーっと膨らませて5秒間。次に口をすぼめて両頬を内側に吸い込んで5秒間。口周りの筋肉を伸ばす→縮める動きを6セット繰り返します。
【左右5秒ずつ×6セット】頬にハリを出す
口を閉じ、片頬を膨らませて約5秒間。次に逆側の頬を膨らませます。意外と筋肉の動きに左右差があるので、左右同じようになめらかに動くことを意識するとより効果的。
【各10秒ずつ×3セット】あご周りを引き締め
顔をあお向け、さらにあごを上に突き出して首前面を伸ばします。胸元を両手で押さえるとストレッチ効果UP。その姿勢からさらに舌を突き出すと、あご周りがより鍛えられます。
【10秒押してパッと離す×お好きな回数】コリポイントをほぐす
握りこぶしで硬くなりやすい側頭部や頭頂部を指圧。ぐるぐる回すように力をかけても。小鼻わきのくぼみは、コリがたまりやすいポイント。爪を立てないよう指の腹で押します。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
口元美容スペシャリストとしてさまざまな媒体で美容アドバイスを行う。クリニック「ホワイトホワイト」院長。