フェイスラインのお悩みまとめ|ニキビやたるみなどの悩みを解決!顎ライン・横顔もすっきり引き締め方法
美肌ですっきりとした小顔フェイスラインは女性の憧れ。同じ所にくり返しニキビができる原因、改善方法は洗顔や生活習慣がポイント。フェイスラインどこ?な状態を、すっきり引き締める対策方法やマッサージを知って、顎ライン・横顔を美しく!
【目次】
・フェイスラインにできるニキビの原因
・フェイスラインどこ?状態!顎ラインたるみ原因&対策
・フェイスライン・横顔をすっきりさせたい!マッサージ&引き締め方法
フェイスラインにできるニキビの原因
あなたは大丈夫?フェイスラインにできる不安定ニキビの原因
乾燥してバリアが低下したり、摩擦刺激の多い場所にニキビは出現しがち。角質が固くなりがちなフェースラインは、ニキビ頻出パーツです。
■こんなケアしてない?ありがちNG習慣
ニキビ=脂っぽい、という思い込みから、さっぱりケアに走りがち。バリアの低下した肌には、適切な潤い補給が必要です。以下のようなNG習慣をしていたらご注意を!
【1】 念入りに洗顔して肌を清潔に保っている。
【2】 寒いので、つい熱めのお湯で洗顔してしまう。
【3】 肌をベタつかせる、乳液やクリームは使わない。
【4】 刺激を避けるため、スキンケアは何もしない。
【5】 早く治したくてすっぴんで過ごしている。
■不安定ニキビに悩むあなたへの特効薬
何よりも大切なのは、低下してしまった肌のバリアを取り戻すこと!
【1】 肌のバリアを守り、高めるケアをまずは心掛ける。
【2】 肌の生まれ変わるリズムを整えて、内から詰まりをオフ。
【3】 ストレスに打ち勝つ美容成分を取り入れて。
■皮脂だけじゃない/「ターンオーバーの乱れ」と「バリアの低下」が不安定ニキビの原因
思春期のオイリーニキビと違って、乾燥している肌にもできる「不安定ニキビ」。寝不足、ストレス、ホルモンバランスの乱れなど心身の不調が密接に関わっている。単に皮脂が詰まっているだけでなくバリア機能の低下やターンオーバーの乱れなどが要因。
教えてくれたのは・・・皮膚科医。津田クリニック副院長。 津田攝子さん
研修医時代、ひどいニキビに悩まされる。自らの肌を治すためにスキンケア研究をスタート。外来治療と並行して、オリジナル化粧品の開発や正しい美容法の提唱を積極的に行う。
■こんな生活習慣はニキビ肌を招く
ストレスや寝不足など、自律神経を乱すような生活が続くと肌のバリアが低下してしまう。
【1】 睡眠不足。もしくは疲れが取れない日々が続いている。
【2】 身近に、強いストレスを感じる人がいる。
【3】 忙しくて、きちんとスキンケアできない日が多い。
【4】 生理前になると無性にイライラする。
【5】 チョコやスナックなどをついついつまんでしまう。
【6】 お風呂で湯船につからない or ほとんど汗をかかない毎日。
チェック項目付き! 繰り返しやすい “不安定ニキビ”の原因とは…
フェイスラインのニキビにおすすめ洗顔方法
■Tゾーンから泡転がし洗い
モコモコの泡を肌の上で転がすように、優しいタッチで洗います。肌にダメージのない洗い方なので、週1の角質ケアも同じ方法でOK。
【1】Tゾーンから洗い始める
・まずあごに泡をのせ、鼻周りや額などアブラっぽい部分を中心に泡を転がしていく。
・フェースラインも角層のたまりやすい場所。指先でらせんを描くようにして泡を転がす。
【2】Uゾーンはサッと泡を転がす~
・頬は、皮脂の分泌が少ない部分。手のひらでサッと泡を行き渡らせる感覚で軽く洗う。
・生え際は洗い残しやすい部分。指をジグザグに細かく動かし、泡を行き届かせる。
【3】すすぎは〝すくい水〟でそっと流す
・バシャバシャ勢い良く顔に当てないこと。手ですくった水でそっと泡を溶かすイメージで。
・流し残しやすい生え際やフェースラインは、手にためた水で念入りにすすぐ。
その洗顔方法間違ってます! プロが教える美肌へ導く洗顔プロセス
フェイスラインどこ?状態!顎ラインたるみ原因&対策
憧れの小顔に!フェイスラインのたるみにおすすめ対策
関係ないように見えるけれど、実は“デカ顔”を改善するのは、生活習慣も大事!今回は、正しい立ち方&歯の食いしばり(歯のポジション)を歯科医師の宝田恭子先生に教えていただきました。
教えてくれたのは・・・歯科医師。宝田歯科院長 宝田恭子先生
日本アンチエイジング歯科学会監事、睡眠改善インストラクター。歯科医療に加え、口元の筋肉を中心に表情筋を鍛える健康法と美容法も人気。著書も多数。
■口を閉じているときの歯のポジションが大切
【OK】隙間があるのが正常な状態
・上下の歯と歯の間が、2?3mmあいているのが正常な状態。
・この隙間は〝安静時空隙〟といい、リラックスしたときの歯の状態を表す。
【NG】上下の歯が触れ合っている
「よく〝歯を食いしばって頑張る〟と言いますが、口を閉じているときに上下の歯が触れ合っているのはよくありません。長時間下を向いていると歯が触れ合いやすく、筋肉が常に緊張して、筋肉の疲労やあごの疲労感などが発生してしまいます。それがたるみの原因にも。正しい姿勢をとることで上下の歯に隙間ができるようになります」(宝田先生)
■豆知識!ごはんを食べているときは食いしばりと関係ナシ!
「実は、食事の際は歯と歯の間に食べ物があるため、ほとんど歯の食いしばりはありません。それよりも、上下の歯が合わさっている状態の方が顔はたるみます」(宝田先生)
■車の中や仕事中の立ち方にも影響がアリ
【OK】肩の力が抜けてリラックスした状態がベスト
・正面は、【1】肩の力を抜き、【2】鎖骨の上のくぼみは浅い状態。
・横から見て、【1】肩は開いて肩胛骨は開く、【2】腰は反りすぎない、【3】骨盤を立てることを意識。
・目線はまっすぐか斜め上!
【NG】反りすぎている
・姿勢を気にするがあまり陥りがちなのが反りすぎてしまうこと。
・反りは筋肉が張った状態になるので、疲労や腰痛を招く。
■姿勢を意識しすぎると腰を傷めることも
「巻き肩を改善するのに肩胛骨を寄せることはとてもいいこと。ですが、寄せすぎて反り腰になってしまうと、バランスをとろうとして顔が前に出て腰を傷めやすいです。上半身の上に口元がのっている、尿道口辺りは地面に向けてまっすぐのイメージ。重力に応じて立てると疲れないはず」(宝田先生)
顎ラインをすっきり!フェイスライン小顔テクニック
鏡を見たときに、「あと少し顔が小さかったら」と、フェイスラインを手で覆ってみたり、お肉を押し上げてみたりしたことはありませんか?フェイスラインのたるみやエラ張りはケアをしてあげることが大切。放っておくと、どんどん小顔から遠ざかっていってしまいます。そこで今回は、顔周りを引き締める“小顔形成テク”をまとめてご紹介!
■忙しくてもできる!毎朝2分の小顔マッサージ
フェイスラインがたるんでしまう原因の一つが顔のむくみです。頬には余分な水分や老廃物がたまりやすく、その重みで皮膚がどんどん下に下がってしまいます。その影響で顔の下半分がポッテリ見えたり、首との境をぼやけさせてしまい、顔が大きく見えてしまうので、顔がむくみやすい人は毎日のケアが重要です。
\頬のむくみを解消マッサージ/
【1】 中指と薬指を使って、頬骨に沿って小鼻の横から耳の下まで指を滑らせ、頬骨の下のくぼみをマッサージ。
【2】 やや強めにゴリゴリとマッサージするのが効果的。右手では左の頬を、左手では右の頬をケアするようにし、指先は上方向ではなく、滑らせる方向に向けると、端から端まで均一の力でマッサージできる。
【3】 片側5回程度行うのがおすすめです。
\フェイスラインのむくみを解消マッサージ/
【1】 人差し指を鍵型にし、親指と人差し指であご部分のフェイスラインを挟んだら、耳の付け根に向けてスライドしていきます。
【2】 グッグッとやや強めに、左右同時に5回程度行うのがおすすめ。
\ポイント/
・どちらも朝のスキンケア時に、乳液をなじませた状態で行うように。
・マッサージをして血行が良くなると、むくみの解消につながるだけでなく、肌がほぐれ、化粧水や乳液などがより肌に浸透しやすくなる。
・それによりお化粧のノリもアップするので、是非毎朝行ってみて。
■実は筋肉!? エラを小さくするマッサージ
\発達した筋肉が原因の1つエラ張り/
「エラが張っている」と感じる方でも、実はその正体は、歯の食いしばりなどで発達した筋肉かも。もちろん元々の骨格も関係ありますが、奥歯を噛みしめた際にボコッと膨らむ、“咬筋”という筋肉が発達していることが原因の場合が多い。
\いつでもできる咬筋マッサージ/
【1】 人差し指、中指、薬指の三本を、奥歯を噛みしめた際にボコッと膨らむ部分にあて、両手で顔を挟む。
【2】 その部分にある咬筋を、グリグリと左右に押しながらマッサージをしましょう。咬筋は食事や日常の食いしばり癖によって常に発達するので、暇ができた時にはすぐにマッサージをし、筋肉の発達を防ぐ。
\お風呂で揉みほぐしケア/
【1】 お風呂では、口の内側と外側から咬筋をつかみマッサージを。右手で左側、左手で右側を行う。
【2】 歯を閉じ、口内の1番奥(奥歯の外側)に親指を入れたら、親指以外の4本は、外側から頬の横に置く。
【3】 口を軽く開けると、頬を縦にはしるコリッとした筋肉があるので、指を使い内側と外側からつかむようにして優しく揉みほぐす。
\リンパを流して脂肪の蓄積を予防/
【1】 右手で右側の頬、左手で左側の頬をケア。耳横から咬筋の部分まで、親指を上から押し滑らせるようにマッサージ。
【2】 耳周りにはたくさんリンパ節が集中しているので、しっかりと流すことで脂肪の蓄積を防ぐ。
【3】 耳裏から、耳たぶの後ろにある窪みを通って、咬筋の下(エラ部分)までも行うと有効。
エラもぷっくり頬も…そぎ落とす!キュッと引き締め「小顔テク」一覧
たるんだフェイスラインを元に戻す!顎ラインのたるみ対策
「昔の写真と比べて、フェイスラインがたるんできた」と感じる方は多いでしょう。今、「年齢を重ねたのだから仕方がない」と思ったそこのあなた。毎日の“頭皮マッサージ”でキュッと引き上げることができるのに、何もしないなんてもったいない!今回は、自宅・職場で簡単にできる頭皮マッサージの方法をご紹介。
■フェイスラインがたるむNG習慣3つ
頭皮マッサージの前に、顔がたるむ悪習慣をチェック!
【1】 長時間うつむきながらスマートフォン操作をする。
【2】 紫外線対策を怠る。
【3】 咀嚼回数が少ない。
これらを続けていると、ますます顔はたるむばかり。今から改善!
■フェイスラインを引き上げる頭皮マッサージプロセス
【1】 手をグーに握ったら、人差し指~小指の4本の指の第二関節部分を側頭部にあて、頭頂部に向けてグリグリとマッサージをする(5回)。
【2】 人差し指~小指の4本の指の腹を頭頂部にあて、後頭部に向けてジグザグとマッサージをする(5回)。
【3】 人差し指と中指の指の腹をこめかみにあて、耳の前~耳の裏までU字を描くようにマッサージをする(5回)。
どのマッサージも、“頭蓋骨を動かす”イメージで。あわせて、フェイスラインがたるむNG習慣も断ち切ろう!
小顔に…戻れ!たるみ過ぎフェイスラインがキュッ「簡単頭皮マッサージ」
フェイスライン・横顔をすっきりさせたい!マッサージ&引き締め方法
面長さん向け!フェイスラインすっきり表情筋の引き締め方
面長代表 美的クラブ/石川奈津生さん(28歳・会社員)のお悩み「面長プラスおでこも広く、とにかく顔の面積が大きいのがイヤ」をなかざとあやねさん(元タレント・小顔フェイシャルヨガインストラクター)が解決!「あまり表情が変わらないので、顔全体をしっかり動かして」
【STEP1】
・頬骨下をほぐしておく。
・手をグーにし、指の第2関節で筋肉を動かす。3秒×3回。
【STEP2】
・ストロートレーニングで口角UP。ストロートレーニングは、口角を上げる効果もあり。
・肩に力が入って上がりやすいので、リラックスしながら行って。
【STEP3】
・顔全体を動かして表情豊かに“うー”“いー”と目を見開くポーズを順番に行う。
・各3秒ずつ×3セット。慣れてきたら回数を増やして。
【STEP4】
・口角横の筋肉を左右交互に10回ずつ動かす。最初は指で筋肉を動かせばOK。
・慣れたら、唇のセンターがずれないように指を添えて口角上げを。
【BEFORE→AFTER】
「笑うと口の横が引っかかるような感じがしていましたが、口周りが動かしやすくなりました。歩きながらメソッドをやっていただけで顔が明らかにシャープに! これなら続けられます!」(石川さん)
「仕事中はほとんど会話をせずに黙々と働いているという石川さん。表情筋を使っていないため、顔がコリ固まっていました。このタイプの人は、声が小さいのも特徴。顔を良く動かすようにオーバーリアクションを心掛けると、パーツにメリハリが出て面長の印象から卒業できますよ」(なかざとさん)
\面長顔さん必見!/表情筋を鍛えて小顔に♪ 10日間でこんなに変わりました!
横顔も美しく!フェイスラインマッサージで引き締め
小顔フェイシャルヨガインストラクター・仲里あやねさんの仲里式メソッド!
自らの実体験で編み出したいつでもできるエクササイズから、より小顔に見せるための毎日のテクニックまで、存分にレクチャーしてもらいました!
元タレント。自身の経験から小顔フェイシャルヨガインストラクターとして仲里式メソッドを考案。美容サイトで小顔について執筆するほか、インスタグラム@ayanenakazatoでは、メソッドを動画で発信。
【BEFORE→AFTER】
■仲里式メソッドが目指す小顔とは
・体重はBeforeのときとほぼ変わっていませんが、顔はここまで小さくなりました!
・パーツを大きくして肌の面積を少なく見せる!目や口のパーツをエクササイズでメリハリをつけて大きく。
・フェイスラインは鍛えることでシャープになり、顔の縦横幅は変わっていないのに小顔に見える。
■仲里式メソッド、フェイスラインマッサージのポイント
\フェースラインのコリをオフ!/
・こめかみから口角下までの4か所のコリを取る。
・こめかみは人さし指の腹を、かみ合わせは親指の腹を使って息を吐きながら押す。
・エラと口角下は指の第2関節でもみほぐして。肌表面をこするのではなく、筋肉をほぐすように各3秒×3セットを。
\二重あごとたるみを防ぐ/
・上を向いた状態で口を大きく動かす。
・〝いー〟と〝うー〟に、舌を出す〝べー〟をプラス。
・それぞれ、口周りと首筋の使っている筋肉が違うのを確かめながら、各3秒×10セット行って。
フェイスラインを引き締め!顔ヨガで小顔
顔の筋肉を自力で思いきり動かす顔ヨガは、血行や代謝が促されて脳も活性化します。第一人者の間々田佳子さんに教えていただきました!
教えてくれたのは・・間々田佳子さん
ままだよしこ/2010年より顔ヨガ講師として、講演やTV、雑誌で活躍中。
【BEFORE】
【AFTER】
■間々田佳子さん式顔ヨガ!フェイスラインのポイント
顔の筋肉と脳を目覚めさせ、気持ちもリセット。顔ヨガは朝に効果大。
\くちゃくちゃぱっで顔全体のむくみを取る/
・最初にしてほしいメニュー。顔の中心にくちゃっとすべてのパーツを寄せ、口から息をシューッ。
・それからパーッと思いきり開いてそのまま5秒。これだけで顔が目覚めます。
・できれば3セット行ってみて。顔全体の筋肉が緊張⇔しかんを繰り返し、血行もリンパの流れも活性化。顔がポカポカするはず。
\おいしい顔体操をやれば、一日中笑顔でいられる/
・上の歯を8本見せた状態で、舌を出し、上に突き上げます。
・そのまま舌を左右に2~3回往復させて。
・舌を動かすと唾液が出て若返りのホルモンが活性化。シミ・シワ防止にも。
\「ひっひっひー」のポーズで、二重あごをスッキリ!/
・広頸筋(あご下から胸まで覆う筋肉)の上げ下げ運動。
・首に縦線を入れるイメージで〝ひっひっひー〟と言う。
・そのまま舌を鼻に近づけて。キツイ程、効く!
顔ヨガ講師・間々田佳子さん発!寝不足の朝のむくみ&くすみを取る方法
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。