日焼け止めの落とし方【基本】顔・体しっかり落とすコツって?

紫外線から肌を守る日焼け止め。きちんと落とさないと逆に肌に負担をかけることに!正しい落とし方を覚えて、トラブル知らずの美肌を目指しましょう♪
きちんと落とさないとどうなる?


ヘア&メイクアップアーティスト
長井 かおりさん
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Q.テレワークで日焼けどめしか塗ってないのにニキビがひどくなりました。どうして?
A.日焼け止めを塗ったら必ずクレンジングを
「日焼け止めのみ=すっぴん感覚だとしたらNG!肌を休めているつもりが、逆に負担になっている可能性も。クレンジングできちんと肌をリセットしましょう」(長井さん)
きちんと落とせばトラブルにならない!
「“日焼け止めを塗ってマスクをすると毛穴が詰まるのでは?”と聞かれることがありますが、その日のうちにきちんとクレンジングをすれば、1日で詰まることはありません。医学的には、日焼け止め+マスクで肌トラブルは起きないと考えられています。これはファンデーションを塗っていても同じです。ただ、マスクをしていることは肌にとってリスク。マスクをしていると呼気が出て肌が蒸れ、角質が緩んで肌の内側の水分が蒸発し、バリア機能が低下します。バリア機能を修復しようと出る皮脂が毛穴に詰まることがあります」(友利先生)
日焼け止めの「落とし方」の基本【顔・体】
顔はクレンジング、体は石けんで
- 特に記載がなければ、顔はクレンジング、体は石けんで落とせます
「特に顔の日焼け止めをしっかりとオフしたいときは、ホットタオルを当てた後にクレンジングを」(深澤さん)
クレンジングの種類は
Q、日焼け止めはクレンジングオイルで落とさなきゃダメですか?
A、日焼け止めのタイプによります
「ウォータープルーフタイプはクレンジング剤を使うべきだと思いますが、クレンジングオイルじゃないといけないわけではありません。ウォーターレジスタンスタイプは洗顔料でも落とせますし、タイプに合ったアイテムできちんと落とせば大丈夫です」(千葉先生)
日焼け止め選びは「落としやすさ」も要確認


化粧品成分上級 スぺシャリスト
GUSSANさん
B.選ぶ決め手はココ!『商品特徴&使用感』
剤形(ジェル、乳液など)、のびの良さ(質感やべタつかなさ)、落としやすさ(石けんで落ちるか)、水、こすれへの強さなどの記載から自分の使用シーンや好みに合わせて選択を。メーカー独自の技術を搭載している場合も。
プロ直伝!正しい「クレンジング」のやり方
\教えてくれたのは/
ビューティリサーチ&クリエーションセンター シニアビューティ セラピスト 北方一恵さん
Q.メイク汚れがちゃんと落ちたかわかる方法は?
「クレンジング料をなじませていくと、手が肌からふわっと離れる瞬間があります。それがメイク汚れが浮いた合図です」(水井さん)
Q.「洗う」「クレンジング」、それぞれにかける適切な時間は?
「洗顔は30秒程度。クレンジングは汚れを巻き込んでテクスチャーが変わるまで1分程度。目でも確かめながら調整を」(北方さん)
【HOWTO】
- メイク汚れにしっかりなじませて、ちゃんと浮かせるために、それぞれの剤に合わせた下準備を。量をケチらず、規定量を使うこと!
\オイルは手で温めて/
\ミルク・クリームは5点おき/
\手のひら全体で優しく大きくなじませていく/
指でせかせかとクレンジングをする人はかなり多い! 力みすぎやこすりすぎを避けるために、洗顔と同様に手のひら全体を使って。
\小鼻は薬指でゆっくりなでるように/
黒ずみや角栓が気になる小鼻はつい力が入りやすかったり、何度もこすったりしがち。毛穴を萎縮させないよう、薬指で優しく触れて。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。