シーン別メイク
2022.4.19

ギャップ萌えを狙う、メイクテク【やり方7選】

ギャップ萌えはメイクで作れる!ギャップメイクテクニックをたっぷりとお届けします。異なる質感の組み合わせや色味でいつもとどこか違う雰囲気を演出しちゃいましょう♪

ギャップメイクとは?

  • あえて目元と唇の質感や色を変えて新鮮さを出すメイク
  • 万人ウケする美しさもいいけれど、たまには遊び心を加えて、頭ひとつ抜ける存在感をまとってみませんか?
  • 「ギャップメイク」のルールは、目元と唇のどちらかに質感or色のポイントを置くというシンプルなもの。
  • パーツが離れているから、やりすぎ感なく、まとまりもキープできて大人に最適。
  • ふたつのパーツをつなぐチークは、主張しないヌーディカラーorチークレスに仕上げるのが成功の秘訣です!

【メリット1】ベースメイクを頑張らなくても顔にメリハリが生まれる
色や質感にギャップをもたせることで、メイクの「見せ場」と「抜き所」が明確になるこのメイクは、顔ののっぺり感解消にもひと役買っています。ぱっと見のメリハリを強く印象づけるから、ハイライトやローライトを駆使した緻密な肌作りが苦手…という方の味方にも!

【メリット2】華やかさの塩梅がちょうどいい!
目元と唇は、メイクしたときのインパクトが強い2大パーツ。どちらも頑張りすぎると派手な印象に転んでしまうし、ヌーディすぎてもパッとしない。ギャップメイクではその中間をとれるから、バランスのとれた塩梅のいい華やかさが得られるんです。

【メリット3】色や質感にメリハリを出すと、簡単にしゃれ感が出る!
「ビビッドカラー×ナチュラルカラー」「メタリック×マット」など、意外性のあるコンビメイクは、まさにおしゃれ上級者のなせる技。けれど、難しそう…と諦めることなかれ!目元と唇。離れたパーツでこの手法を施すからこそ、初心者でもメイクが散らかることなく、シンプルなおしゃれ顔がかないます。


【メイクテク1】ギャップにドキッ!「渋色」コスメで女っぽく

ヘア&メイクアップアーティスト

笹本 恭平さん


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  • フェミニンなムードを演出してくれる暖色系のカラーの中でも、大人女子におすすめしたいのが、バーガンディやパープルなどの渋色のチョイス!
  • 目元や口元を透明感のある軽やかな渋色コスメで彩って。

「ハッとさせるアンニュイなドラマティック顔に昇華させるには、渋色BUTピュアな質感選びがカギを握ります!」(笹本さん)

【How to】

  1. アイホール(a)にホワイトパールのアイシャドウをふわっとのせ、二重幅と下まぶた(b)は目頭を中心にパープルを入れる。
  2. パープルアイライナーを黒目の下(D)の粘膜に引き、プラム色のマスカラは下まつげにオン。下まぶたを強調して甘さを出して。
  3. メタリックなバーガンディレッドリップは3回くらいたっぷり塗り、唇を合わせてなじませて。

 

【メイクテク2】「モーヴ&アッシュ」の陰影でさりげないギャップを

ヘア&メイクアップアーティスト

paku☆chanさん


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「どこか物憂げな色っぽさが漂うモーヴに、揺るぎない芯の強さを感じさせるアッシュをわずかに重ねることで、洗練されたカッコよさが生まれます。さりげないギャップで視線を引きつけて」(paku☆chanさん)

【How to】

  1. パレット左下のモーヴをアイホールにぼかし込み、下まぶたのキワにもしっかりめに入れる。
  2. 上まぶたの目尻側の二重幅に右上のアッシュを重ねることで、光を含む影が華やかに引き締めて。
  3. チークは青みピンクを頬の内側から広げてピュアさを加味しつつも、リップに生マットな青みピンクを塗り、涼感のあるニュアンスに。

【使用アイテム】
SUQQU|シグニチャー カラー アイズ

価格
¥7,700 01

柔らかでフェミニンなモーヴと、涼しげなアッシュグレーの組み合わせ。重ねる程に透き通るように発色。

 

【メイクテク3】「マットアイシャドウ×シャイニーリップ」でゆるモード顔に

  • Wの変化球質感が織りなすギャップメイクで、モードな表情を開花させて。
  • マットなアイシャドウは、今季のトレンドをにぎわせるグレーで勝負。
  • 肌が透ける柔らかさをもち合せたものなら、力みすぎず抜け感のある仕上がりに。
  • 唇はラメでもパールでもないメタリックシェードで遊び心を含ませて。
  • こっくりとしたローズカラーが、メイクに程よい温かみを加えて女っぽさを底上げ。
  • あくまでも、リアルクローズに落とし込めるモードフェースを完成させます。

【How to】
(1)マットシャドウは狭めに入れるとモードになりすぎない!
尖った印象に偏らないためにも、アイシャドウを入れる範囲にご注意を。二重幅よりほんの少しオーバーになるくらいに入れれば、マットな質感を楽しみつつもリラックスした雰囲気に。

(2)あえてラフに塗ると、キマりすぎず程よいしゃれ感が
メタリックリップは、丁寧に塗りすぎるとかなりモードに。リップクリームを塗るような感覚で、輪郭を意識しすぎずラフに仕上げて。口角のキワをあえて抜くと、カジュアルに仕上がる。

【使用アイテム】
SUQQU|トーン タッチ アイズ

価格
¥4,070 03

ノンパールでくすみを払拭する技ありグレーが、澄んだ眼差しを後押し。

シャネル|ルージュ アリュールインク メタリック

価格
¥4,950 206

唇の柔らかさと潤いを守り抜く保湿成分配合で、深みを湛えた発色が長時間持続。

 

【メイクテク4】「なじみアイカラー×派手色リップ」で作る大人のギャップメイク

  • 派手色リップに、無防備なヌーディアイ。
  • そんなギャップも、メイクに新鮮な風を吹き込む一手に。
  • リップに印象を委ねるからには、思いきった鮮やか色を選ぶのが吉。
  • 華やかなローズピンクなら、肌トーンさえも明るく引き上げ表情を晴れやかに。
  • アイメイクはベージュシャドウをさらりと塗るにとどめて、あえて素の表情を透けさせて。
  • 目力を足したい場合は、アイラインではなくマスカラを多めに盛ると、メイク感が強くなりすぎず派手色×なじみ色メイクのバランスが保たれます。

【How to】
(1)これでいいの?というくらい、シンプルに仕上げて
盛らない勇気が新たな魅力を引き出す1歩。リキッドアイシャドウを手の甲にとってから、指でアイホール&下まぶた全 体になじませて。物足りないときは、上下まつげにマスカラを塗って。

(2)やや丸みを意識しながらじか塗りして華やかな口元に
リップをとことん主役級に仕立てるため、塗り方にも一工夫を。上下ともややオーバーめに塗りながら、まあるいフォルム を作って幸福感のある唇に。山はつぶさないようにして、上品さをキープして。

【使用アイテム】
RMK|ストーンホイップアイズ

価格
¥3,850 03

ベージュのテクスチャーに潜むレッドパールが、ヘルシーな印象を底上げ。

エレガンス|ルージュ シュペルブ

価格
¥4,180 09

コクのあるべースがとろけるようにのびてリッチに 発色。まるでリップバームのような潤い感。

 

【メイクテク5】「潤みアイ×マットリップ」で最旬洗練顔に

  • 潤いを湛えた目元がひときわ視線を奪うのは、落ち着いたくすみリップのおかげ。
  • こんな風に、メイクの足し算・引き算が簡単に成立するのもギャップメイクの良さなんです。
  • 色はワントーンでそろえればまとまりがいい上に、質感のコントラストがより明確になってこなれ感UP。
  • コッパーEYE×ブラウンLIPのアースカラー合わせで、シンプルな中にもこだわりを感じさせる洗練顔を目指して。

【How to】
(1)ピンポイントに重ね塗りすれば潤み度UP
アイバームを指にとり、目元をぐるりと囲むように塗り広げる。下まぶたは二度塗りすることで、涙袋の立体感が際立って印象的に。目頭・目尻側にもピンポイントで重ねてメリハリを出して。

(2)唇を合わせながら徐々になじませて輪郭を曖昧に
くすみブラウンのマットリップは、きちんと塗ると強くなりすぎるため、輪郭を優しくぼかすことがポイント。唇にさらりと塗ったら、上下唇を合わせながら色を全体になじませて。


【メイクテク6】「潤みリップ×くすみアイカラー」アンニュイムードに

  • 肌になじんで大人っぽい「くすみ色」と、あえてきらめきで浮かせて華やぐ「潤み色」。
  • ギャップメイク入門編としては、普段使い慣れているこのコンビネーションがおすすめ。
  • より大人っぽく仕上げたいときには、目元にくすみ色×唇に潤み色の配色がGOOD。
  • まぶたに溶け込むようにじゅわっと広がるくすみブラウンは、鮮やかなカラーとは一線を画すムードのある眼差しに。
  • 対する潤みLIPは、子供っぽくならないようブラウンをチョイス。
  • 輪郭のくすみにもうまくなじんでくれるから、悩み多き大人唇にも安心して使えます。

【How to】
(1)締め色→なじみ色の順で重ね、じんわり広がる目力を
パレット右側のグレーブラウンを二重幅よりも広めにのばす。左側のグレイッシュベージュを上まぶた全体に重ねると、締め色の境目がブレンドされ自然なグラデが完成。

(2)ワンストロークした後、ポンポン重ねて厚みをプラス
唇のくすみや縦ジワが隠れにくいクリアなグロスは、厚めに仕上げてツヤを盛るべし。唇全体に塗ったら、もう一度チップにグロスをとり、ポンポンおくように重ね塗りを。

【使用アイテム】
MiMC|ビオモイスチュアシャドー

価格
¥4,180 25

グレイッシュベージュとグレーブラウンの組み合わせで、ニュートラルなグラデーションを生み出して。

 

【メイクテク7】「カシスチーク」で大人かわいいギャップを演出

ヘア&メイクアップアーティスト

北原 果さん

  • 薄めのナチュラルチークがトレンドですが、手っとり早くかわいくなりたいときに有効なのは、チークに色を効かせるメイク!
  • 大人っぽい色をあえてかわいらしく入れ、顔の中にギャップを演出してあげると、緻密に計算されたような奥行きのある表情に。

【How to】
(1)チークは小鼻くらいの低めの位置に丸く入れます。広げすぎないように小さめに入れると、かわいらしさに立体感も加わり、小顔効果が。

(2)目元はピンクのシャドウライナーを上まぶたにさらっとのせたら、ジェルライナーでインサイドラインを。マスカラを上まつげだけに塗ります。リップはを指でトントンとなじませて完成。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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