健康・ヘルスケア
2021.1.4

膣にも菌ケアが必要ってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

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日常生活で生まれる美容や女性のライフスタイルの疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は免疫力アップなどでも注目されている“菌活”について。膣にも菌ケアが必要ってホント? そこで「菌ケアドクター」の異名を持つ下川穣さんにお答えいただきます。

Q:膣にも菌ケアが必要ってホント?

女性の体の中で最もデリケートなパーツである膣。最近ではデリケートゾーンケアも注目されていますが、膣にも菌ケアが必要ってホント? そこで、この疑問を下川さんに聞いてみました!

A:ホント

「デリケートゾーンの痒みやニオイなどの悩みと、膣内環境の乱れが関係しているということがわかってきました。そして膣というのは外部から晒されやすい場所であるため、自浄作用を保つためにも内側、外側の両サイドからの菌ケアが重要になってきます」(下川穣さん・以下「」内同)

健康な膣内環境をつくるケア

「健康な膣には大量の乳酸菌が住み着いていて、善玉菌と言われる乳酸菌は膣を酸性にしてくれる作用があります。そのため、膣内は悪玉菌の繁殖を防げるのです。

膣にいる乳酸菌はデーデルライン桿菌と言いますが、この菌を正常な量に保つのがとても重要になってきます。しかし、デーデルライン桿菌はストレスや睡眠不足、風邪、会陰部の不衛生など体調の変化にも敏感で、正常な量を保つことが難しい菌でもあります。そのため、内側、外側の両サイドからのケアが必要となってきます」

Point

内側、外側の両サイドからのケアが必要

◆内側からのケア

「膣内細菌は腸内細菌の影響を受けているため、腸内環境に良いとされる乳酸菌を毎日摂取することが重要です。

それに合わせて乳酸菌の餌となる難消化性のオリゴ糖と腸内環境を整える食物繊維も摂取するのが良いでしょう。

さらに、冷えは万病の元と言うように冷たい飲みものや、お酒の飲み過ぎにも注意が必要です。腸も温めて、良い腸内環境を作りを心がけましょう」

◆外側からのケア

まずは洗いすぎに注意すること。

痒みやニオイが気になるからと言って、ボディソープなどで過剰に洗う人もいるようですが、これはNG。膣というのは胃酸と比べたら酸性度は低いですが、強酸性の環境です。アルカリ性の石鹸や弱酸性のボディソープでも、洗うと一時的に酸性度が低くなってしまいます。

そうすると、外部からの細菌感染を起こしやすくなり、痒みやニオイ対策にも逆効果になってしまう場合があります。そのため、刺激の少ないデリケートゾーン専用のソープを使うことをおすすめします。乳酸菌由来の成分が入ったものもあるので、そういったものを使うとより安心です」

膣の細菌バランスを整えてくれるラクトフェリン

「ラクトフェリンという唾液成分のひとつが膣の細菌バランスを良くしてくれることが分かっています。そのため、唾液の出を良くすることも膣ケアになります。食事のときはよく噛むなど、簡単な方法で唾液の分泌は増えます。

そしてラクトフェリンのサプリなどは妊活中の方にもおすすめです!膣内細菌に良いわけですから、妊活にも非常に良いと言えます。ラクトフェリンの摂取を含め、膣ケアをしていると妊娠率や出産率も高まるというデータも出ていますので、妊活中の方はぜひ取り入れてみてください」

KINS 代表取締役社長

下川穣

1985年41日生まれ。福岡県出身。岡山大学歯学部卒業後、歯科医師を経て、都内医療法人の理事長に就任。クリニックで慢性疾患に悩んでいる患者さんたちの根本治療を目指していく中で、より多くの人の力になるため起業を決意し、201812KINSを設立。“菌ケアすることが当たり前である世の中”にするため、様々な活動をしている菌ケアドクター。

株式会社KINS

 

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文/土屋美緒

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