健康・ヘルスケア
2019.12.1
いつでも手軽に「あごこり」ケア! 『美的』世代の悩み・あごのこりや痛みを軽減する3つのセルフケアをご紹介
あごを動かすと音がなる、口が開きにくい…etc.『美的』世代の多くが「あご」の問題に悩んでいる様子。そんなあごトラブル、多くの人は自分で解決できます!あごのこりや痛みを改善するセルフケアを日本大学 歯学部准教授の高津匡樹先生に教えてもらいました。
関節の動きや筋肉をほぐすセルフケアを実践して!
【閉口訓練・ストレッチ】上下の歯の間を指で広げる
親指を上の前歯に、人差し指を下の前歯に当てる。両指に少しずつ力を入れて、上下の歯の間を広げていく。10秒を1セットとして、1日に2~3セット行う。
「強い痛みを感じない程度に、無理のない範囲で行いましょう」(高津先生)
【筋肉をほぐす1】側頭筋から咬筋を手でなでてほぐす
側頭部から咬筋に向かって、指でなでるようにマッサージ。10回を1セットとして、1日2~3セット行う。
「あご周りの筋肉をほぐすのが大切。首や肩のストレッチを組み合わせて行うとさらに効果的です」(高津先生)
【筋肉をほぐす2】両頬を膨らませて筋肉をストレッチ
口を軽く閉じ、上下の歯の間を少し開けた状態で、両頬を膨らませる。そこから上、下、左、右と順番に頬を膨らませる。各5秒かけて行う。
「空気で口をすすぐイメージで行いましょう」(高津先生)
教えてくれたのは…
日本大学 歯学部准教授 高津匡樹先生
たかつ・まさき/1993年、東北大学歯学部卒業後、東北大学大学病院を経て現職へ。日本大学歯学部付属歯科病院顎関節症科を担当。日本顎関節学会所属。著書に『顎関節症診療ハンドブック』(メディア)がある。
『美的』12月号掲載
イラスト/Nobby、川野郁代 構成/青山貴子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。