夏までに！背中のハミ肉を撃退「後ろ姿美人」をつくるヨガポーズ

二の腕やお腹、太もも……。正面から鏡を見たときに見えるパーツであれば、自分でもサイズ変化に気が付きやすいですよね。

しかし“背中”はどうでしょう。日ごろから意識して見たり、触れたりすることが少ない部分だけに、お肉がついてしまっても気付きにくいのではないでしょうか。ブラジャーの上にプニッと乗った背中のお肉に、ある日突然ギョッとすることも……。

そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、“美しい背中をつくるヨガポーズ”をご紹介します。

背中の引き締めに「弓のポーズ」

背面を大きく反らせて体全体で弓のような形を作るのが、“弓のポーズ”。背中の筋肉の強化はもちろん、足首を手でつかんで引き寄せることで二の腕に、そして脚をキュッと上に持ち上げることで、ヒップアップにも効果を発揮。“後ろ姿美人”をつくってくれるポーズです。

「弓のポーズ」プロセス

（1）うつ伏せになり、額を床につける

（2）両ひざを曲げて両手でそれぞれの足首をつかんだら、息を吸って胸とひざを床から持ち上げる

（3）そこからさらに両肩を後ろに引いて背中を反らせ、脚を高く持ち上げたら、鼻呼吸を5回繰り返す

（4）両手を足首から離し、息を吐きながらゆっくりと胸、脚を床に下ろしてうつ伏せに戻る

ポーズを取るときの注意点

“弓のポーズ”は、やや柔軟性を必要とするポーズです。下記の注意点を守り、安全に行いましょう。

（1）背中や腰に痛みがある方は、無理に行わないこと

（2）慣れるまでは背面を大きく反らせず、プロセス（2）でキープする

（3）背中を反らせたら、お尻の上部にある尾てい骨を床に向けて引き下げる意識を持つと、腰への負担が軽減される

（4）肩の力は極力抜くこと

夏はすぐそこ。スッキリ美しく夏服を着こなすためにも、いまから“美背中”づくりを始めませんか？

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

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