寝ても疲れが取れない人は「睡眠中に力んでる」悪癖が原因だって
本来、睡眠は疲れを取るためのもの。それなのに、近頃は「寝ても疲れが取れない」または、「寝ることで余計に疲れる気がする」という人が急増しているのをご存知ですか?
実はそれ、睡眠中に体に力が入ってしまっているからなのかもしれません。朝、起きたときに体のだるさや強張り、疲れを感じる人は、下記の項目に心当たりがあるはず……!?
■睡眠中に力んでしまう人の特徴
子供から大人まで、睡眠の悩みを抱える人はたくさんいます。そのなかでも近年急増中なのが、寝ている間も体に力が入ってしまうという力みの症状。力みは筋肉を硬直させ、肩こりや腰痛の原因になるだけではなく、睡眠の質を下げてしまうので、様々な体の不調につながります。
下記の項目に当てはまるものがある人は、起床時に体のだるさや強張り、疲れが残っていませんか?
(1)精神的な緊張、不安、心配事がある人
(2)よく気を使う人
(3)パソコン作業が多い人や、寝る直前まで携帯電話を使っている人
(4)ストレス解消法やリラックス法を知らない人
これらに心当たりがある人は、力んだまま寝ている可能性があります。次に、心と体をリラックスさせて、脱力して眠るための方法をご紹介いたします。
■リラックスして眠るための方法3つ
(1)朝晩に腹式呼吸をする
鼻から大きく息を吸い、口から吐き切る腹式呼吸を、5回繰り返しましょう。
(2)エクササイズで肩の力を抜く
背筋を伸ばして両肩を上にグッと上げ、10秒間キープし元に戻す動きを3回繰り返しましょう。その後、両肩に手を乗せ、前後にグルグルと回してください。
(3)体を冷やさない
体が冷えると、血行が悪くなり、筋肉が緊張してしまいます。そうならないためにも、『美レンジャー』の過去記事「この冬は”寒冬”傾向!冷えを改善してくれるポカポカ飲み物3つ」にあるチャイやゆず茶、ココアを飲むことをおすすめします。
また、「いくら体を外から温めていても”冷え症が悪化する”NG食習慣」にある陽の食べ物を食事に取り入れて、体を温めるようにしましょう。
寝る前の時間というのは、どうしてもマイナスなことを考えてしまいがち。このような気持ちの問題も、睡眠中の力みにつながりますので、なるべく考え事をせず、リラックスした状態で入眠できるようにしたいものですね。
初出:美レンジャー ライター:高木沙織
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