花粉やアレルギーの原因が明確にわかる方法があるってホント?真相を医師に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】
日々の生活で生まれる美容や健康の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は“春先のアレルギー”について。花粉やアレルギーの原因が明確にわかる方法があるって…ホント? 西洋医学や伝統医学等を組み合わせ、自然免疫向上の治療を行なっている「WELLCクリニック(表参道ウェルネス統合医療クリニック)」の森嶌淳友先生にお話を伺いました。
Q:花粉やアレルギーの原因が明確にわかる方法があるってホント?
春が近づくと目のかゆみや鼻のムズムズといった症状に悩む人は多いはず。花粉症だと思いきや、別のアレルギー症状の可能性があるという話も耳にします。原因を突き止めて対策したいけど、アレルギー検査の精度はそこまで高くなく、明確にはわからないというウワサも…。実際のところはどうなのでしょうか? さっそく、この疑問を森嶌先生にぶつけてみました。果たしてその答えは?
A:ホント
「自分に何に対してアレルギーをもっているかを調べるには、血液検査が一般的です。しかし検査項目が多いほど費用がかかったり、結果が出るまでに日数がかかったり…。しかも食物アレルギーに関しては、最終的には体内に取り込んでみないとアレルギーがあるかわからないとあって、検査を受けるにはハードルが高いと感じる人も多いはず。
現在は周波数を調べることで不調な部分を特定し、その結果を踏まえて適切な治療を提案する方法が。当クリニックでは『バイオレゾナンス療法』がそれに該当します」(森嶌先生・以下「」内同)
Point
血液検査や皮膚テスト以外にも周波数でアレルギー検査する方法がある『バイオレゾナンス療法』とは?
「人それぞれが持つ固有の周波数を『バイオレゾナンス機器』を用いて計測し、治療として活用していくドイツ発祥の療法のことです。人間の臓器は健康なときは本来の周波数を出しますが、不調なときは周波数が変わってしまいます。
不調な周波数のときは機器の検査棒の動きが本来の動きとは異なるため、診察している医者だけでなく、検査を受けている本人もひと目で把握することができるのです。
その際、周波数の振動を数値化&画像化することで体内の状態を把握できるほか、本来の周波数に整える治療として用いることができます。当クリニックでは初診時に機器を使って『200項目測定』を行ない、症状や目的に合わせてより健康になれる方法を提案しています」
バイオレゾナンス機器による『200項目測定』の結果
Point
人間や物質がもつ固有の周波数を調べれば不調な部位がすぐにわかるアレルギー検査はどんなものがあるの?
「アレルギー検査は皮膚科、内科、アレルギー科などで受けることができます。基本的にはアレルギーが体内に入ってから症状が出るのが早い『即時型アレルギー』を調べますが、近年では遅れて症状が出る『遅延型アレルギー』の検査を行っている医療機関もありますね。
症状があれば基本的には保険適用で検査できます。とくにアレルギーの診断がなく本人希望で行うならば自費診療となることもあるので、医師とよく相談して行うのが良いでしょう」
■代表的なアレルギー検査
①血液検査(特異的IgE検査)
血液を採取し、アレルゲンごとに血液中に含まれるIgE抗体量を調べる方法。IgE抗体とは、即時型アレルギー反応を起こす抗体のこと。0〜6までの段階に分け、値が高いほどアレルギー症状が出やすいという結果に。しかし値が高くても症状が出ない場合があるという側面をもち、医師がアレルギー診断を行う上での参考にする検査という捉え方も。検査結果が出るまでに5〜7日程度かかる。
②パッチテスト
アレルゲンを皮膚に48時間貼り付け、その反応から判断する方法。アレルギー性皮膚炎や接触性皮膚炎のような遅延型アレルギーを発見することができる。化粧品、金属、外用薬など、実際に症状が出る原因物質を持参して一度に調べられる医療機関もある。準備に時間がかかり、反応の見るために数日ごとに診察を受ける必要がある場合も。
③プリックテスト
プリック針という針を使い、少量のアレルゲンを皮膚内に注入して15分後に出現する膨疹から判断する方法。乳幼児を含む全ての年齢の人に適用でき、結果を早く知ることができるため近年では日本や欧米で推奨されている。こちらもパッチテスト同様、実際に症状が出る物質を用いて検査することができる。アレルギーがないのに陽性反応が出たり、逆にアレルギーがあっても陰性反応が出たりと、検査結果が症状と不一致な場合も。
Point
検査方法はアレルギー症状によって異なるクリニックではどのように調べるの?
「当クリニックでは、あらゆるアレルギー物質の検体をバイオレゾナンス機器にかけて調べていきます。スギ花粉、動物の毛、ピーナツ、食品添加物、化粧品成分…などなど、合計70種類の検体の中からどれに対して反応を示すのかを特定できます。
調べる際にはとくに血液採取などもなく、椅子に座っているだけでOK。アレルギー物質との反応だけなら1検体1分程度で終わりますが、初回の検査では体全体を見ていくので、時間は約1時間とそれなりに。しかし当日中にかなり詳細な検査結果を知ることができますよ」
バイオレゾナンス機器で周波数を測り、検査棒の動きをチェック。症状のあるアレルギーに対しては平常時と動きが変わる
Point
バイオレゾナンス機器による検査なら当日中に詳細な検査結果がわかるバイオレゾナンス療法のメリットとデメリットは?
「バイオレゾナンス療法の中の『減感作療法』では、該当のアレルギー物質と自身の周波数を複数回に渡って合わせていくことで、アレルギーに反応しない体に整えていきます。あらかじめアレルギー物質を摂取し、耐性を作ることで症状を緩和させる『舌下免疫療法』の周波数バージョンと考えてもらっていいでしょう。
頻度は1〜2週間に1回や月に1回など、症状の強さにもよります。効果は半永久的に続く人もいれば、症状が出やすい時期だけ短期間で受けるという人も。人それぞれの状態に合わせて周波数を整えられるので、ご自身のペースで治療を受けられるのがメリットですね。
デメリットとしては保険診療に比べて費用がかかることでしょうか。当クリニックは自費診療となり、初診の段階からバイオレゾナンス機器を使ってパーソナルな診察を行うため、初診時の費用は¥45,650となります。2回目以降は¥8,250〜で、並行して他の治療を行う場合は別途料金がかかっていきます。
バイオレゾナンス療法なら体内にアレルギー物質を取り込まなくても症状を改善していくことができるため、比較的安心して受けやすいというお声もいただきます。薬で症状を抑えるのではなく根本的な治療を目指している人にはおすすめです」
Point
該当のアレルギー物質と自身の周波数を合わせてアレルギーへの耐性をつける治療法が
文/井上ハナエ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
心臓外科として、西洋医学の最先端医学を専門としながら、人間を全体で診るという伝統医療や東洋医療的考えを取り入れ、統合医療を約10年にわたり実践。バイオレゾナンスというドイツ発祥の振動医学機器を用いて、のべ2万人以上の患者を治療。日本ホロス統合医療機構代表理事を務め、統合医療、振動医学の教育にも従事。
■WELLCクリニック (表参道ウェルネス統合医療クリニック)