「開脚」で痩せると話題!カチカチ女子でも開脚できるようになるコツ
いま“開脚でみるみる痩せる”、“開脚で腰痛が改善する”、“肩こりが改善する”などを謳った開脚にまつわる書籍が多数出版され、空前の開脚ブームが巻き起こってます。ですが、体が硬い人にとって開脚は至難の業。ヨガインストラクターを務める筆者のもとにも、「足が全然開かない」「そもそも開脚で痩せるの?」という質問が多数寄せられています。
そこで今回は、開脚とダイエットの関係や、開脚できるようになるためのコツについてお話ししていきたいと思います。
開脚できるようになるには?
ペタッと開脚するためには、股関節の周りにある内転筋群と腸腰筋をほぐしてあげる必要があり ます。ここがカチカチで動きにくいと、股関節の動きにも影響してくるからです。
また、開脚できるということは下肢の可動域が広いということ。これまで硬くなっていた筋肉が動かしやすくなって基礎代謝が上がったり、股関節のあたりを流れる太い動脈や静脈・リンパの流れがよくなり、むくみの改善につながったりするため、ダイエット効果にも期待できるでしょう。
内転筋群をほぐす
では内転筋群はどうやったらほれるのでしょうか。そのやり方を紹介します。
(1)床にひざ立ちになる
(2)右足を真横に伸ばす
(3)右内ももに心地よい伸びが感じられる足幅で、1〜3分ほどゆっくり呼吸を繰り返す
(4)反対側も同様におこなう
腸腰筋をほぐす
続いて腸腰筋もほぐしましょう。
(1)床に正座の姿勢で座り、両足を右側に崩す
(2)右足を伸ばしたら膝を立て、右手で足の甲を親指側から持つ
(3)右足の甲を右肘の内側に移動させたら背筋を伸ばし、1〜3分ほどゆっくり呼吸を繰り返す
(4)反対側も同様に
壁を使った開脚にトライ!
内転筋群や腸腰筋がほぐれてきたら、壁を使った開脚にトライしてみましょう。通常は床に座って足を開く開脚ですが、仰向けになることで重量が加わり足が開きやすくなります。
(1)壁にお尻を近づけて仰向けになり、足を持ち上げる
(2)脚は壁にもたれかけたままゆっくりと開脚していき、痛みやつっぱる感じがないところでストップ。1〜3分ほどゆっくりと呼吸を繰り返す
ペタッとまではいかなくてもある程度開脚ができるようになると、滞りの少ないしなやかな体に近づけます。
可能であれば毎日、それが難しければ週3、4回程度を目安におこなってみてください。
初出:美レンジャー ライター:高木沙織
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