ボディケア
2014.6.3

「むくまない女」になれない人が思わずやってしまうNG習慣5つ

夕方になると靴がきつくなる。朝、指輪をつけようとしたらむくんで入らない。こんなことありませんか?

重力の関係で、体内の水分や血液が下がってくるのがむくみの原因です。できることなら、むくみのないすっきりとしたボディでいたいですよね。

そこで今回は、あなたのむくみ太り度を確認するチェックリストと、むくみやすい行動習慣についてお話したいと思います。

 

■あなたのむくみ太り度チェック

まずは、以下の項目を見て該当するものをチェックしてください。

(1)お腹を触ると冷たい

(2)寒い日でも、おしゃれのためなら薄着で我慢

(3)補正下着などで身体を締め付けている

(4)味の濃いものが好き

(5)シャワーは浴びるけど、湯船につかるのは時々

(6)外食やコンビニ弁当が多く、野菜をあまり食べない

(7)脚を組んだり、片足に重心を乗せて立っている

(8)仕事で一日中座っている

(9)トイレに行く回数は、一日5回程度

(10)ぐっすり眠れなくて、睡眠不足気味

(11)運動が苦手、もしくは運動する習慣がない

(12)急いでいる時、必ずタクシーに乗る

当てはまる項目はいくつあったでしょうか。実はこれ、一つでも当てはまるものがあると、あなたは、むくみ太り予備軍です。数が多かった人は、以下のNG行動に気をつけて、少しでも該当項目が少なくなるようにしましょう。

 

■むくみやすいNG行動習慣5つ

むくみやすい人が、思わずやってしまいがちなNG行動を5つご紹介します。

(1)入浴をシャワーで済ませる

入浴をシャワーで済ませている人は、湯船につかっている人よりも代謝が悪くなりがちです。体温が1℃上がれば、代謝が約30%上昇すると言われています。湯船につかって身体を温めることは効果的です。ちなみに、額に汗をかくくらい代謝を上げるには、約20分間40℃前後のぬるめのお湯で、半身浴か足湯をするとよいですよ。

(2)塩分の濃い食べ物が好き

むくみがちな人は、塩分を摂りすぎている傾向があります。 体内に塩分が入るとその濃度を薄めようとして、身体は水分を溜め込もうとします。取り過ぎた塩分を、体外へ排出する働きがあるのはカリウムです。果実や野菜、ドライフルーツなどに多く含まれるので、塩分の強い食べ物を食べた後は、果物などを積極的に食べましょう。

(3)運動不足で、日中も同じ姿勢でいることが多い

同じ姿勢でいると、筋肉の動きが少なくむくみを助長します。デスクワークの人もせめて1時間に1回は姿勢を変えて、関節をほぐすようにしてください。筋トレなどしなくても、その場で足踏みをしたり、座ったまま足首を回すだけでも血流は促進されます。

(4)水分をあまり摂らない

むくみたくないと思って水分を控える人もいるようですが、かえって血液をドロドロにさせ、血流が滞って余計にむくんでしまう結果になります。しっかり水分を摂って、排尿を促すようにすることが大切です。ただし、冷えはむくみを促進するので、冷水ではなく常温かホットの水分を1日1.5リットルを目処に補給しましょう。

(5)身体が冷えていても放置

むくみの大きな原因は、冷えによる血液の滞りです。血行が促進されれば、熱量が増えてむくみも改善できます。冷えがちな指先や足先を温めることもよいですが、より効率がよいのは、首、手首、足首を温めること。この3カ所には太い血管が通っていて、スピーディーに血液を全身に巡らせ、冷えを解消することができます。

 

むくみを解消するポイントは、とにかく“冷えないようにする”、そして“水分をきちんと摂る”ことです。手軽に取り入れられる方法もご紹介しましたので、”むくまない女”になるためにもぜひ習慣にしてください。

 

初出:美レンジャー  ライター:高橋果内子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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