ヘアのお悩み
2016.11.1

ギャッ!黒トップスに「フケ」がパラパラ…目立つ季節のNG頭皮習慣

黒やネイビー、グレー、ボルドーなど、ダークカラーのトップスやアウターを着用する機会が増える季節。

顔周りがシュッと引き締まって見えるのはいいのですが、一つ難点が。それは、肩や背中にパラパラと散らばる“フケ”。フケは、頭皮のターンオーバーが正常に行われず、角質細胞が大きく剥がれ落ちたもの。なかには、「毎日頭皮までしっかり洗っているのに、なぜフケが?」という方もいるでしょう。

そこで今回は、フケが出やすくなるNG頭皮習慣について、お話していきたいと思います。

 

■NG1:頭皮が乾燥している

粉っぽくパラパラと細かいフケが出るのは、頭皮が乾燥している証拠。頭皮は、もともとの水分量が少ないうえに、水分が逃げやすい“隠れ乾燥”パーツ。なので、しっかりとした乾燥対策が必要です。下記3つの頭皮を乾燥させるNG習慣を、早急に改めましょう。

(1)刺激の強いシャンプーの使用

低刺激性で保湿効果が高く、頭皮のケアも出来るシャンプーを使用しましょう。

(2)シャンプーのすすぎ残し

シャンプーのすすぎ残しもまた、乾燥性のフケの原因になります。要注意ポイントは、襟足の生え際や耳の後ろ。丁寧にすすぎましょう。

(3)熱いお湯で頭を洗う

熱いお湯は、頭皮の保湿成分を流しすぎてしまいます。頭を洗うときのお湯の温度は、38~39度のぬるま湯で。

 

■NG2:頭皮が湿っている

続いては、脂漏性のフケについて。比較的大きく、クシや髪にまとわりつくようなフケが出る方はこちらのタイプです。脂漏性のフケが出やすくなる原因は、下記のとおり。

(1)マラセチア菌が好む頭皮環境を作っている

マラセチア菌は、地肌トラブルを引き起こす原因菌。すべての人の頭皮にいる常在菌で、脂分を栄養とします。つまり、汗や皮脂が増えるとマラセチア菌も増殖し、脂漏性のフケが出やすい頭皮環境になります。マラセチア菌の増殖を防ぐ有効成分が入ったシャンプーもあるので、ぜひチェックしてみて。

(2)髪をしっかりと乾かさない

洗髪後、髪を十分に乾かさずにいることでも菌の増殖を促します。ドライヤーは髪から離した位置に構え、頭全体の80%ほど乾いたら冷風に切り替えて使用しましょう。

(3)甘い物が好き

甘い物を食べると、皮脂の分泌が活発になります。その結果、脂分を栄養とするマラセチア菌が増殖する引き金に。どうしても甘い物がやめられない方は、皮脂の分泌をコントロールしてくれるビタミンB群と一緒に摂ることをオススメします。

 

乾燥性・脂漏性のフケのNG習慣、当てはまるものはありましたか? 冬は、フケが目立ちやすい季節です。髪のツヤや指通りも大切ですが、頭皮ケアも忘れずにしていきたいものです。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事