美的GRAND
ヘアのお悩み
2024.12.1

髪と頭皮、間違った自己流ケアで台無し!?プロがジャッジ!|美的GRAND

残暑去って、乾燥来る。正解ケアでしっかりモイストキープ!秋冬は、潤い逃さないインバス、過乾燥させないアウトバスで、髪と頭皮を同時に潤す、が大事です!

髪と頭皮を潤しているつもりが、間違った自己流ケアで台無しかも!?プロがジャッジ!OK or NG

kakimotoarms 麻布台ヒルズ店 チーフセラピスト

村上智美さん

頭皮は乾かしすぎるくらいしっかり乾かしています→NG

完全ドライが基本ですが、オーバードライには注意を
頭皮の濡れっ放しは頭に雑巾を乗せているのと同じことなので、乾かすことは大事。ですが、何もつけないでドライヤーの熱を当てたり、高温で一気に乾かすとオーバードライ状態になり、頭皮環境の悪化を招きます

インバストリートメントをつけたら、毛先は流し切らずに少し残しています→NG

インバスアイテムは流し残しのないように!
トリートメントは流し切りたいので、浸透させる工夫を。塗布後にコーミングする、放置時間を長めにするなどがおすすめ。それでも足りない場合は、ヘアマスクやシャンプー前の保湿系アイテムなどスペシャルケアで補って

頭皮を温めた方が汚れが落ちるから熱めのお湯で洗っています→NG

38〜40℃くらいの熱すぎないお湯で
寒くなると熱めのお湯を使いがちですが、必要な皮脂まで奪ってしまう可能性が。私は38℃に設定しています。バスルーム内を湯船や熱いシャワーのスチームで温めておくと、ぬるま湯でも快適です

ドライ時間を短縮したいからタオルドライを丁寧にしています→OK

ただしゴシゴシこすりすぎないこと
濡れ髪のキューティクルは繊細ゆえ、ゴシゴシは×。吸水性の良いタオルで、まず頭皮を押さえながら水分を拭き取ります。毛先はタオルで挟み、もむように押さえて

髪がうねったらスタイリングで直します→NG

髪も頭皮も乾燥している可能性大。ケアを重視して
髪のパサつきやうねりは年齢的な理由もありますし、頭皮の乾燥が髪にも影響を及ぼしていることもあります。スタイリングで髪表面を修正するだけでなく、血流と潤いを巡らせる根本的な頭皮ケアを取り入れてみましょう

ドライ前には髪だけではなく頭皮も保湿するようにしています→OK

潤いをプラスしてから乾かしましょう
頭皮に何もつけずドライヤーの熱風にさらすのは、とても過酷な状況です。ただでさえ頭皮は潤いを保持できにくい箇所でもあるので、ドライ前には必ず頭皮用エッセンスをなじませて

村上さんのおすすめはこちら。
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髪が速く乾くよう、頭皮を最初に乾かします→OK

ドライするときはまず頭皮を
髪は乾かしたけど頭皮に湿気が残ったままだと雑菌が繁殖することもあるので、頭皮はきちんと乾かしましょう。根元は髪が密集していて乾きにくい箇所。ここを先に乾かした方が、ドライ時間も短縮できます

『美的GRAND』2024秋号掲載
撮影/吉田健一 構成/斉藤裕子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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