【ヘアケア】11月こそ髪と頭皮の「ケア替えどき」! その理由は?どうしたらいいの?…全部教えます!
夏の疲れは秋に出る!?髪や頭皮も、夏ダメージ+秋の乾燥で不調が加速し、冬には危機的状況になってしまうかもしれません!!今回はヘアケアのプロから、秋冬のヘアケアについて教えてもらいました♪
一年中同じケアしてる場合じゃありませんよ!髪も頭皮も!11月は「ケア替えどき」
Q.ヘアケアを11月に替えるといい理由は?
A.夏に受けたダメージがダイレクトに出る時期
「毛が抜け替わるサイクルの毛周期における休止期は、3〜4か月。つまり真夏の紫外線の影響を受けた7〜8月に抜けた毛が生えてくるのが11月で、1年のうちでいちばん弱い毛になるんです。また、湿度が低くなったり気温が下がったりと気候が大きく変わり、夏のダメージの影響が一気に現れやすい時期なんです」
Q.髪と頭皮の状態は、夏と冬でどう違う?
A.夏は湿気や汗によるベタつき、冬は水分の不足による乾燥
「夏は気温と湿度が高く、頭皮が汗をかいてそれが乾かないので、雑菌が増えます。紫外線の影響もあり、髪も頭皮が日焼けしてゴワゴワに。髪の水分量が低下し外気の湿気を吸収してしまい、くせっぽい悩みが多いのも特徴。冬は外気も室内も乾燥するため、髪と頭皮の水分が奪われてパサパサします。特に毛先のダメージが深刻になるのが冬の髪です」
Q.ヘアケアは具体的にどう替えたらいい?
A.髪と頭皮の水分と油分のバランスをコントロール
「汗と皮脂が多くなる夏の頭皮はスッキリ系クレンジングがいいのに対して、冬の頭皮は皮脂を取りすぎず保湿できるようなケアが重要。また、夏の髪はUVケアが必須ですが、冬の髪は乾燥によるダメージケアを重視するといいでしょう」
『美的』2022年12月号掲載
撮影/岩谷優一(vale. /人物)、河野 望(静物) ヘア&メイク/相馬久美子 スタイリスト/伊藤舞子(人物) モデル/大口あづ記 イラスト/二階堂ちはる 構成・文/斉藤裕子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
K-two の薬剤マスター。豊富な専門知識に裏づけられた最適な提案をしてくれる。ヘアケア剤などプロダクトの開発のほか、日本各地にてカットのセミナーも行う美容のプロ。