長いor短いどっち派?襟足の長さで印象変わる短めヘアスタイル【18選】
ショートヘアで大事な襟足。短め襟足と長め襟足のショートを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。浮きやすい襟足のスタイリングのポイントもご紹介します。
「短め襟足ショート」首周りすっきりのトレンドスタイル【8選】
【1】首長効果を発揮する襟足短めの丸みショート
Point
えり足は短めにカットし、首長効果を発揮。【how to“ベース&カラー”】
カットは、耳にかかるギリギリの長さのショートヘアに。前髪は、やや長めの目にかかるくらいに切ります。
カラーは、7レベルのオリーブベージュに。赤みをおさえる寒色ながら、くすみ知らずで肌なじみがいいのが特徴。透明感を楽しめ、柔らかさも感じられるヘアカラーです。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを根本からしっかり通すのがポイントで、ツヤをプラスするイメージでワンカール。前髪も根本からアイロンを入れ、ふんわりと立ち上げます。軽めのオイルでツヤ感のある質感に仕上げたら完成。簡単スタイリングなので、朝の時短を求める人はぜひトライを。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【2】うなじがくびれる高めライン設定のマッシュショート
Point
サイドは、耳にかかる長さでカットし、後頭部は、丸さを強調できるように、うなじがくびれる高めのライン設定します。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、マッシュショート。ポイントの前髪は、つむじから目ギリギリの長さで重めにつくります。
カラーは、8レベルのショコラブラウンをセレクト。こっくりとした深みがあり、暖色ならではの可愛らしさを演出。顔色をぱっと明るく見せる効果も望めます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をしっかりワンカール。クリームバターなどのセット剤でくしゃっとスタイリングを。重めなスタイルなので、しっかり束感をつくって、抜け感とお洒落感を出して。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【3】襟足ギリギリの長さのニュアンスショート
Point
えり足はギリギリの長さで、ぷつっとしたライン感を残すことでメリハリのあるスタイルに。【how to“ベース&カラー”】
サイドを耳にかかる長さに設定した丸みショート。前髪は、ややワイドにカットします。
カラーは、8レベルのオリーブブラウンをセレクト。赤みをしっかりおさえながら、ブラウンのツヤ感が加わることで、柔らかさと肌馴染みの良さを両立させます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアインロンで、しっかり内巻きにワンカール。前後に動かすイメージで、ミックスでワンカール巻くのが可愛く仕上げるコツ。クリーム系やバター系のスタイリング剤を、束感が出るように馴染ませます。特に、もみ上げは、指先でつまむようにつけて。ボリュームをおさえたい人は、オイルを混ぜても。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【4】襟足1cmの無造作ショート
Point
ベースは、えり足1cm、サイドは耳下。【how to“ベース&カラー”】
前髪は、目にかかるくらいの長さのショートスタイルにカット。全体にローレイヤーを入れ、毛先の重さは残します。
カラーは、9レベルのアッシュベージュに。クリア剤をMIXすることで、寒色になり過ぎず透明感も高めるレシピとなっています。
【how to“スタイリング”】
髪が濡れている状態で、トリートメント系のオイルを馴染ませます。その後、ドライヤーで乾かす際に、髪を揉み込みながらボリューム感を出します。ボリュームは出過ぎてもコンパクトにできるので、大きめに作っても。柔らかめのワックスをトップのセンターラインをメインに馴染ませ、前髪の表面をクシャっとつくるのがコツ。ハネ感は可愛い動きになるので、キープしつつシルエットを整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん
【5】襟足1cmの色っぽパーマショート
Point
カットは、襟足1cm、サイドの長さは耳下。【how to“ベース&カラー”】
前髪は鼻下の長さでグラデーションに。トップにはレイヤーを入れつつ、アウトラインには重さを残して外人っぽく仕上げます。
ハイライトを入れ、ヘーゼルベージュをオンカラー。ハイライトは、表面5mmを外し、トップメインで入れて、パーマの動きを活かすように。ヘーゼルベージュは、寒色でもまろやかな柔らかさが特徴。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜38mmのロッドを使います。毛先のラフな外ハネは、ねじって逆巻に。全体は、太めのロッドで平巻きにします。
スタイリング剤は、ややドライなワックスを選びます。中間から毛先にセット剤を馴染ませたら、弱風のドライヤーで、手を振って、髪を散らすイメージでスタイリングします。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【6】襟足ギリギリのヘルシーショート
Point
えり足ギリギリの長さにカットしたショートヘア。可愛いも、大人っぽいも幅広いファッションを楽しめ、お洒落に着こなせるヘアスタイルとなっています。【how to“ベース&カラー”】
サイドの髪は、耳たぶが出るくらいの長さに設定します。長めの前髪は、骨格に合わせて長さを決め、例えば丸顔さんなら、少し長めにカットすると骨格をカバーできます。また、ニュアンスとなる“隠し前髪”を短めに内側につくるのもポイントです。
カラーは無しで、地毛を活かします。
【how to“スタイリング”】
髪を乾かしたら、軽めのソフトワックスやバームワックスをクシャっと揉み込むだけの簡単スタイリング。スタイリング剤は、ツヤ感と束感が出るタイプがおすすめです。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
【7】首に沿わせて先細カットしたフィットショート
Point
えり足は、首に沿わせて先細にカットすると首長効果にも。顔のフォルムにフィットさせることで、小顔見せも叶えます。【how to“ベース&カラー”】
カットは、グラデーションベースの丸みショート。前髪は、やや長めのシースルーに。前髪のシースルー感に合わせて、サイドにも抜け感をプラス。
カラーは、透明感とツヤ感のあるシナモンベージュに。寒色ながら肌馴染みがよく、色落ちしてもキレイな色味をキープできます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを軽く通すだけの簡単ヘア。オイルを内側中心になじませたら、櫛でコーミングするのが鍵。櫛を使うことで、表面の髪にもほどよくオイルがなじみ、ナチュラルでこなれ感のある束感がつくりやすくなります。
担当サロン:VioletAimée(バイオレットエメ) Ruiさん
【8】首元がすっきり見える長さのコンパクトショート
Point
えり足を首元がすっきり見える長さでカット。バックのウエイトは、若見え、柔らか印象を叶える低めに設定します。【how to“ベース&カラー”】
顔まわりはレイヤーを入れ、前髪は長めのシースルーバングに。顔まわりにレイヤーを入れることで、大人っぽさを感じられるスタイルになります。
カラーは、5レベルのアッシュベージュをチョイス。地毛では味わうことのできない絶妙な透明感のあるカラーで、お洒落感をUPさせます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体をシャープに仕上げ、顔まわりのみ軽く内巻きにします。最後に軽めのオイルで、エアリー感を出すようになじませたら完成です。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 渡邉由理さん
「長め襟足ショート」フェミニンさも残したスタイル【5選】
【1】指一本分よりやや長めに設定したストレートショート
Point
襟足は指一本分よりやや長めに設定してカットしています。襟足に浮き癖があるので浮く分長めにカット。【how to“カット&カラー”】
ショートヘアで縮毛矯正、ストレートパーマで再現できる。サイドはリップラインに合わせて設定、バックからサイドは45度位のレイヤーを入れて少しシャープになる様に。トップを繋げていくと短くなりすぎてしまうのでハチより上の髪はツーセクションとしてあえて繋げず鼻下の辺りに設定。前髪の長さはギリギリ目にかからないように、薄めでもぷつっとした質感にしました。パラパラっとさせたいので三角ベースはやや小さめに、綺麗に放射状におろしてワンレングスに。
暗髪カラーの5トーングレーに設定で地毛っぽく。赤味オレンジ味を感じさせない様にブルー、グリーンなどの補色をいれてグレー味が引き立つ様にしました。肌の透明度が上がるオススメ暗髪カラーです。
【how to“スタイリング”】
全体に柔らかいストレートパーマをしているのでアイロンはなし。オイルを襟足、サイド、トップ、前髪の順につけて適度なオイリー感を。
担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん
【2】長め襟足の耳かけ爽やかショート
Point
縮毛矯正をされている方やストレートな髪質の方。襟足は長めに、サイドはやや前上がりになる様に顎ラインで設定。【how to“ベース&カラー”】
顔まわりからサイドにかけてレイヤー、少しウルフっぽいショートヘアに。前髪の長さはサイドよりもやや前が上がりに、サイドへ流れる様に少しのレイヤーでシースルーにもセンター分けにも対応。
12トーンベージュに設定。肌トーンを上げてくれる上にメイク映えもする、健康的な肌見せに役立つお色味。
【how to“スタイリング”】
全体的にストレートアイロンでやや外ハネにするイメージで軽く通すだけ。顔まわりは真上に持ち上げて軽く内巻きになる様にアイロンを通す。全体にバームを少量、中間から毛先に向かってつければ完成です。
担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん
【3】外ハネ襟足のマッシュウルフ
Point
全体はマッシュウルフのベースで、襟足を外ハネ。【how to“ベース&カラー”】
全体的に柔らかく動くパーマをかけて雰囲気を出しています。ウエーブパーマ、もしくはくせ毛を活かして髪の動きを出します。
カラーは明るく抜けたベース(ブリーチなし)に7トーンのグレージュを乗せて、透明感のある地毛風カラー「ダークグレージュ」に!
【how to“スタイリング”】
まず全体的に水分を入れて、パーマを戻します!その時はスプレーがあると◎。全体的に水分を揉み込んでカールを出したら、トラックオイルのno.3とオーバームを1:1でMIXして、それも毛先を揉み込むように全体へつけます。顔まわりや襟足はわざとはねさせるのがポイントです!
担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 原菜摘さん
【4】リップライン襟足のフェミニンマッシュショート
Point
襟足はリップラインまで長めに残す。わざと重さを残すことで、まとまりやすくスタイリングも簡単に。透け感のある前髪が軽やかな印象。前髪を目尻から長めにサイドにつなげることで顔周りがひし形になり、小顔効果もアップ!
<カット方法>
・前髪は眉にかかるシースルーバング
・全体的にレイヤーを低く入れ重めのシルエットに
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:GARDEN W. スタイリスト 児玉善央さん
【5】長め襟足の凜とした大人っぽいショート
Point
斜めに下ろしたニュアンスのある透け前髪、長めの襟足から丸みを抑えてすっきりさせた後頭部、前下がりと前上がりが交差して“逆三角”に見えるサイド…3つの味つけで、凜とした中に色っぽさがあふれるスタイル。<カット方法>
・ベースは丸みのあるハンサムショート
・目にかかる長さの前髪はシースルーバングに
・耳前のサイドパート“逆三角”に作る
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:LONESS ローネス銀座店 目澤沙友里さん
「ショートボブ~ボブ」の襟足はどうする?おすすめスタイル【5選】
【1】襟足ギリギリのスタイリッシュなショートボブ
Point
えり足は、ギリギリの長さまでつめて、低めのウェイトラインでカット。【how to“ベース&カラー”】
サイドの長さをリップラインで切ったショートボブ。前髪は、ほおの長さでサイドに流れるようにカットします。
カラーは、5レベルのダークアッシュに。地毛風カラーが人気ですが、透明感が欲しいならアッシュ系が必須です。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで前髪をワンカール巻いてから、毛流れがでるように分けます。表面もワンカール巻き、最後に重めのオイルを全体にもみ込んだら出来あがり。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【2】襟足短めの柔らかニュアンスショートボブ
Point
えり足を短めに設定し、バックが重くなるようにグラデーションを入れ、サイドは前上がりにカットします。【how to“ベース&カラー”】
前髪の長さは長めの鼻先でカット。
カラーは、5レベルのアッシュグレーで地毛風カラーに。暗めカラーのメリットのひとつは、肌を白く見せられること。また、透明感重視の暗髪にすることで、キレイめな印象を与えます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロン、もしくはカーラーで内巻きにスタイリング。アイロン仕上げは、熱でしっかり形をつくることができ、カーラーは柔らかい質感を実現するのでお好みで。
オイルをしっかり揉み込みながらなじませ、最後に手ぐしでかき上げたら完成。オイルは、柔らかい動きを損なわないよう軽めのタイプを選んで。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 仙田辰弥さん
【3】襟足を揃えた外ハネミニボブ
Point
襟足ギリギリにそろえた短めのボブスタイル。ライン感のあるショートボブスタイルの毛先部分にくびれ感を出し外ハネにすることでかわいさをON。斜めにおろしたシースルー前髪で大人っぽく。〈カット〉
表面に少しレイヤーを入れることで、くびれや動きを出す。平坦にならないようにハイライトを入れたブリーチべースにカラーを入れると抑揚が出て◎。
〈スタイリング〉
アイロンで適当に毛先を巻いてバームをつければOK。カールはつけすぎないのが上品。
SIDE
BACK
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 今野佑哉さん
【4】襟足ギリギリの前上がりボブ
Point
カットは、襟足ギリギリの長さのワンレングスがベース。【how to“ベース&カラー”】
サイドはリップラインに繋がるよう前上がりに切ります。顔まわりに間引いたようなおくれ毛をつくり、骨格をカバー。前髪は、目にかからない長さのワイドに。
カラーは、垢抜けた印象を与えるダークブラウンを7レベルで。赤みがないブラウンなので、落ち着いた雰囲気に。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをおさまりがよくなるよう、やや内巻きに通します。広がりをおさえるしっとりタイプのオイルを手に取り、全体に馴染ませたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 楠瀬有香さん
【5】外ハネしやすい襟足のボブルフ
Point
外ハネしやすい襟足の長さに、トップはふんわり骨格に合わせてカット。【how to“ベース&カラー”】
前髪からもみあげまで切り込んだ、お顔周りがポイント◎。全体的に動きのある軽い質感になるよう、量感調整にもこだわりました!
カラーは、ブリーチでハイライトを入れた後に、9トーンのオリーブグレージュでオンカラー。一見落ち着いて見えるけど、光に当たると透明感溢れる肌映えカラーに仕上げました。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで襟足は外ハネ、他はふんわりと内巻きに熱を通します。スタイリング用のオイルを全体に揉み込んで完成です。不器用さんでも挑戦しやすい簡単スタイリング◎。ウルフカットのくびれ感で小顔効果も◎。無造作に動く毛先が可愛いスタイルです。
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
襟足の「スタリング」【ポイント2つ】
【ポイント1】襟足を抑えるように乾かす
丸みショートは乾かすとき襟足に手を添えて抑えるようにし、全体的にナチュラルで遊ばせないのがポイントです。
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 峯朋也さん
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襟足部分は首を添わせるようにおさえながら前に乾かしたら 完成。ショートはブローが命!アイロンいらずでスタイリングを楽しみましょう。
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 峯朋也さん
【ポイント2】スタイリング剤を付けて浮かないように押さえる
スタイリング剤は、オイルとシアバターを混ぜてから、全体に馴染ませたらフィニッシュ。襟足は浮かないようにしっかり押さえることも忘れずに。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) KOMAKIさん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。