ヘアスタイル・髪型
2024.1.26

失敗しない、アップバング「3つのセット方法」&「おすすめスタイリング剤」

メンズのヘアスタイルに多いアップバング。レディースにもおすすめです。セット方法を中心に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからアップバングの髪型もご紹介します。

アップバングの魅力

  • 前髪を上げたアップバングはすっきり爽やかな印象に。
  • いつもと違うギャップも楽しめる。
  • 前髪を少し立ち上げればかっこ可愛い雰囲気に。

%ef%bc%92%ef%bc%8d%ef%bc%97%e3%80%8c%e4%bd%9c%e3%82%8a%e6%96%b9

【1】「アイロンあり」のセット方法

【BEFORE】

【AFTER】

Point

“なんだかイイ女”を演出できるかき上げ前髪だけど、おでこを全開にすると、強さが前面に出やすく。こめかみ辺りにちょろっと毛束を残すことで、抜け感と柔らかな色っぽさをプラスして。

\How to/

STEP1:ヘアオイルで後方へ流す

ヘアオイルをなじませた手のひらを生え際に当て、後方へなでつけるように流す。ウエット感のあるかき上げが今っぽい!

STEP2:ストレートアイロンで毛先にニュアンスづけを

こめかみから少量の毛束を引き出し、内側に“く”の字に曲げるようにくせづけて。

【2】「アイロンなし」でできるセット方法

%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%ab

\How to/

  1. 前髪を水で濡らし、ドライヤーを前髪の下側から上に向けて乾かす。
  2. 手にバームを広げ、前髪をかきあげながら内側から全体にもみ込み、後ろに流す。

%ef%bc%92%ef%bc%8d%ef%bc%97%e3%80%8c%e4%bd%9c%e3%82%8a%e6%96%b9

【3】「カーラー」を使ったセット方法

ヘア&メイクアップアーティスト

笹本 恭平さん


関連記事をcheck ▶︎

202208g78-2

\アレンジ前の準備/

  1. 霧吹きなどで髪全体を軽く湿らせて、2ブロックに分け、メイク中に外ハネ専用カーラーを毛先に巻いておく。
  2. 時間がない場合はドライヤーを当て、冷ましてから外す。
  3. スタイリングジェルを500円玉大手にとり、両手を合わせて指先に広げ、前髪から後ろ髪に向かってのばす。

STEP1:後ろ髪になじませるようにざっくりかきあげる

手ぐしで前髪と後ろ髪をかきあげながら膨らみやすいハチは手のひらで押さえる。頭が小さく見える効果が。

0717

STEP2:外ハネでくびれラインを出し軽やかに

手に余ったジェルは毛先にまでしっかりのばす。Cラインを意識して束感とツヤ感を細部にまで仕込んで。

0727

完成

0707

\使用アイテム/

コジット PatMee.外ハネ専用カーラーby EasyStyler

価格
¥1,078

毛先を挟むだけ。コテいらずでワンカールが完成するマジックカーラー。

アップバングのセットにおすすめ「ワックス・バーム」

KOKOBUY ザ・プロダクト ネロリ ヘアワックス

価格容量
¥2,546 42g

自然由来のネロリエッセンシャルオイル配合。肌や唇、爪にもOK。

リッカ リレイ トリートメントバーム

ヘアサロンchobbi スタイリスト

wacoさん

価格容量
¥2,750 40g

「トリートメント効果が高く、ベタつかずまとまりの良い髪に」(wacoさん)

資生堂 ウーノ エクストリームハード f

GARDEN Tokyo 副店長 

津田 恵さん

価格容量
¥820(編集部調べ) 80g

アップバングのセットにおすすめ「スプレー」

ステージワークス マルチモーションスプレー

価格容量
¥1,980 180g

軽くふわっと仕上げるソフトキープタイプ。

アップバングの「ヘアカタログ」【7選】

【1】ニュアンスアップバングのヘルシーショート

Point

ニュアンスのある“隠しバング”は、長さ調整で骨格を問わず似合わせが可能。

ショートスタイル

【how to“ベース&カラー”】
えり足ギリギリの長さにカットしたショートヘア。サイドの髪は、耳たぶが出るくらいの長さに設定します。長めの前髪は、骨格に合わせて長さを決め、例えば丸顔さんなら、少し長めにカットすると骨格をカバーできます。また、ニュアンスとなる“隠し前髪”を短めに内側につくるのもポイントです。

カラーは無しで、地毛を活かします。

ショートスタイル

【how to“スタイリング”】
髪を乾かしたら、軽めのソフトワックスやバームワックスをクシャっと揉み込むだけの簡単スタイリング。スタイリング剤は、ツヤ感と束感が出るタイプがおすすめです。

担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん

【2】ふんわりアップバングのカールショート

Point

軟毛で髪がペタンとしやすい方。襟足の設定は指一本分に、サイド、フロントはやや前下がりになる様にイメージして鼻先位でカット。

【how to“ベース&カラー”】
全体的にローレイヤーの角度で繋げつつもバックのぼんのくぼ辺りの毛はセニングでぼかしつつ、やや短くレイヤーが入るようにする。

8トーンのミルクティーグレージュに設定。肌トーンを上げてくれるお色味、メイク映えはもちろん、イエベ、ブルベの方を選ばず似合うカラーなので年齢層問わず大人気な王道カラーです。

【how to“スタイリング”】
全体的に丸くなる様にアイロンを内巻きに入れます。ハチ上の毛は真上に持ってきてトップの位置で毛先を内にまるめます。フロントも同様。あとは全体にバームを少量真上に髪を持ち上げて極力毛先に揉み込み、髪を下ろして指でササっと馴染ませれば完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん

【3】くせ毛を活かした黒髪ショート

Point

くせ毛は悩まず、カットでまとまりをよくすることでパーマをかけたようになるのが最大のメリット。スタイリングも楽になるので悩まないで。

c8c22e9d-b1b2-4529-87ca-9bb5087ba0f8

【how to“ベース&カラー”】
前髪からサイドにかけてレイヤーを入れています。顎から襟足にかけて、ざっくりレイヤーを入れるのがポイントです。元々の癖を活かしているので、カット後にきれいなまとまりが出てパーマをかけたようになります。

カラーはせずに地毛の黒髪のままにしています。癖がなくパーマでこのスタイルを作る場合は、襟足は外巻きでミドルはスパイラル、トップと前髪は円錐ロッドをスパイラルで巻いてウエーブを作りましょう。

34b04808-f936-4988-86d2-d40ba40dbb9b

【how to“スタイリング”】
全体をしっかり濡らして、タオルドライします。ムースを全体に馴染ませたら毛先にバームをつけて動きをつけたら完成です。

担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん

【4】色っぽパーマのニュアンスショート

Point

長め前髪のグラデーションスタイルで、パーマでラフな動きを出しているのがポイント。ウェーブではなく、毛先を動かすパーマという発想が新しく、起き抜けような抜け感がありながら、お洒落感と女性らしさをプラス。

ショートヘア

【how to“ベース&カラー”】
カットは、襟足1cm、サイドの長さは耳下、前髪は鼻下の長さでグラデーションに。トップにはレイヤーを入れつつ、アウトラインには重さを残して外人っぽく仕上げます。

ハイライトを入れ、ヘーゼルベージュをオンカラー。ハイライトは、表面5mmを外し、トップメインで入れて、パーマの動きを活かすように。ヘーゼルベージュは、寒色でもまろやかな柔らかさが特徴。

ショートヘア

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜38mmのロッドを使います。毛先のラフな外ハネは、ねじって逆巻に。全体は、太めのロッドで平巻きにします。スタイリング剤は、ややドライなワックスを選びます。中間から毛先にセット剤を馴染ませたら、弱風のドライヤーで、手を振って、髪を散らすイメージでスタイリングします。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【5】柔らかアップバング風ボブ

Point

ラフに耳掛けをすることで、顔まわりのニュアンスが生まれ、こなれたお洒落感を演出します。

耳掛けボブ

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのワンレングスボブ。アンダーは低めに、中間からトップにかけては高めでグラデーションを入れ、柔らかな動きを出しやすくします。

カラーは、人気のアッシュベージュを10レベルで。明るめですが、寒色系にすることで赤みを打ち消し、透明感のある仕上がりを叶えます。

耳かけボブ

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先と顔まわりに少しカールをつくように仕上げます。バーっと髪を左右に揺らしながら、オイルをしっかりなじませ、束感をメイク。ラフに耳にかけてから、落ちてきた毛束やもみあげの髪をポイントで引き出し整えたら完成です。

担当サロン:MINX Aoyama(ミンクス アオヤマ) 和田流星さん

【6】すっきりクールなワンレンボブ

Point

ワンレンスタイルは、分け目を変えて楽しめるのもうれしいポイントです。

【how to“ベース&カラー”】
ワンレンボブスタイル。ほとんどワンレングスでカットしてありまとまるボブスタイルです!毛先だけ外ハネに巻くと可愛くなるスタイルになります。

カラーは、9レベルのベージュ系カラーにグレーを入れて赤みなく上品なスモーキーグレージュに。ベージュベースなので退色しても黄色くならず長持ちするカラーになります。自然光と室内での色の見え方の違いも楽しめます。

【how to“スタイリング”】
全体の毛先を32ミリのコテで毛先を外ハネにし、表面の髪を薄くとり軽く内巻きで動きをつけラフなボブスタイルに。スタイリング剤は、クリームを毛先からつけ中間部全体に馴染ませ、手くじを通し軽く耳に掛けて完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 飯塚 ゆうさん

【7】ふわっと立ち上げたレイヤーロブ

Point

前髪は、大きめのマジックカーラーで根元が立ち上がるように巻き、ふんわりと仕上げます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下5cmのロブに。前髪は、あごラインの長めに設定し、独立したレイヤーを入れて動きを出しやすくします。

カラーは、9レベルのライラックベージュをチョイス。赤みをおさえ、透明感が秀逸。大人っぽい印象で、春の旬カラーに◯。

【how to“スタイリング”】
全体は、ストレートアイロンでさらっと外ハネに。軟毛さんは軽めのオイル、硬毛さんは重めのオイルを、内側と毛先中心になじませます。最後に、前髪の毛先につけてふわっとした質感をプラス。立体感のある仕上がりにするのがポイントです。

担当サロン:Uné GARDEN(アンガーデン) 千葉衣純さん

※一部サロン専売品が含まれます。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事